迷惑メール対策「Outbound Port25 Blocking」の実施について

日 時 2008年4月1日(火)より
対 象 CLIO-Net接続サービス利用者様、電子メールサービス利用者様
内 容 2008年4月1日(火)より、迷惑メール対策の一環として「Outbound Port25 Blocking」(以降OP25B)を実施いたします。

CLIO-Netでは2006年4月より迷惑メール対策「OP25B (Limit)」を実施して参りましたが、これを完全遮断である「OP25B」に強化しメール送信時のサブミッションポート(587番ポート+送信者認証)使用を必須といたします。
対象となるお客様は2008年4月1日までに電子メールソフトの設定変更が必要となりますので、大変お手数ですが以下をご覧いただき対応くださいますようお願い申し上げます。

※2007年2月にも同様のお願いを差し上げており、既に設定変更されているお客様はそのままお使いいただくことができます。


■4月1日以降、従来の設定(25番ポート)でメール送信された場合の動作
接続プロバイダー 送信(SMTP)
メールサーバー
送信の
可否
解 説 と 対 策
CLIO-Net CLIO-Net × サブミッションポートを使用するよう設定変更する必要があります。
CLIO-Net 他社プロバイダー × 次のいずれかを用いる必要があります。
1.CLIO-Netのメールサーバー(サブミッションポート)を使用する
2.他社プロバイダーの対策(サブミッションポート等)を使用する
他社プロバイダー CLIO-Net ×

■「Outbound Port25 Blocking」(OP25B)とは
「OP25B」とはJEAGの推奨する迷惑メール対策のひとつで、迷惑メール送信者が国内外にあるセキュリティの低いメールサーバーを介して送信活動することに目を付け、接続プロバイダーの提供するサーバー以外のメールサーバー使用を遮断するというものです。通常の利用者は接続プロバイダーに契約していて支障なく送信でき、また万一そのサーバーを介して迷惑メールが送信された際には接続プロバイダーが責任を持って送信者を特定しその対応に当たることができます。
国内プロバイダーでは広く実施されつつあり、CLIO-Netでもそれら他社と協調して対策を行うため2年前より準備を進めて参りました。
「OP25B」ではCLIO-Net接続サービス利用時の25番ポートを遮断します。またCLIO-Netの全てのメールサーバーでは送信時に587番ポートと送信者認証の使用が必須となります。


■注意事項
  • Outlook ExpressやMail(Mac)など、サブミッションポートに対応している電子メールソフトが必要となります。
  • セキュリティ対策ソフトやルーターを使用されている場合、サブミッション用ポート(587/tcp)の通信許可設定が必要となることがあります。
  • SSLには対応しておりません。
■設定変更
お使いの電子メールソフトの設定を次のように変更します。
送信メール(SMTP)サーバーのポート番号 587
送信者認証 使用する (アカウント名とパスワードはメール受信用のもの同じ)

具体的な設定手順は<こちら>をご参照ください。

備 考 JEAG...迷惑メール対策技術を模索・実験するワーキンググループ

■JEAG
http://jeag.jp/

(掲載:2008/1/27 15:30 JST)





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