私のカメラ遍歴
リコー(機種名不明)

一番最初に買ったカメラがこれ。
画像はXR500だが、実は機種名は覚えていない。
高校1年生の冬休み、バイトで稼いだお金で購入。
たしか25,000円くらいだった思う。
レンズはリコーの50oが付いていたと思う。
1眼レフのカメラが欲しくて欲しくて、
手に入れた時はうれしかった。
が、特に写す物もなく、
近場の風景を撮っていただけだった。
5年くらい使用。
次のコンタックス購入時に下取り。
コンタックス139

加入していたサイクリングクラブ(当時伊那市にあった)の
人が、コンタックスのレンズは写りが良い。と、いつも自慢
していたのを聞いていて、今度買うならコンタックスだなと
決めていた。
当時カメラ店にあった、一番安いボディーの139を購入。
レンズは45o1本のみ。
その後自転車旅行を共にした思いでの1台。
始めた頃の山へも持っていった。

コンタックス167MT

本格的に山岳写真を撮るようになって、
もっと良いカメラが欲しくなり購入。
最初からリバーサルフィルムを入れて、
喜び勇んで山へ向かった。
初期の頃の作品はこれでたくさん撮った。
レンズも24o、35〜70o、その後、
35〜135oを揃えた。
レンズは高かった。
6年くらい使用。

NEWF-1購入時にレンズ・ボディ共に下取りへ。
ペンタックス67

山岳写真を撮り始めて、
1年くらいたった頃、
とにかく中判カメラが欲しくなった。
ちょうど行きつけのカメラ店に中古が出ていて、
迷わず購入。
レンズも75o、105o、200oの3本が付いていた。
覚えていないが、破格の値段だったと思う。
慣れないブローニーフィルムにとまどいながら、
夢中で撮った。
憧れの中判カメラ。
うれしくてしょうがなかった。
その後花の撮影のために135oマクロも購入。
しかし、そのうち重さが苦痛に。
3年ほど使用。
その後手放す。
ニューマミヤ6

ペンタックス67の重さが苦痛になり始めて、
軽いカメラが欲しくなる。
レンジファインダーとか、
詳しいことは知らないまま、
単純に6×6なら、
フィルムサイズもほとんど変わらないし、
とにかく軽いからこれだと購入。
レンズも3本全部揃える。
1年間こればかりでずっと撮っていた。
写りは良かったが、
正方形の画面構成の難しさや、
レンジファインダーの撮影時の
充足感のなさに物足りなさを感じる。
1年半ほどで手放す。
ペンタックス645

やはり1眼レフでなければ物足りない!。
と、高かったが奮発して購入。
この頃から、山岳・風景写真の世界では、
ペンタックス645は圧倒的に使われ始めてきていた。
実際使ってみて、そのすばらしさに大満足。
写りが良い。
645というフィルムサイズも重量もちょうど良い。
良くできたカメラだ。
レンズも45o、75o、120o、150o、80〜160o、
200oと6本揃えた。
長期のテント山行と、厳冬期以外はこれがメインカメラ
だった。とにかく良く使った。
ザックの一番上に放り込んで、いつもすぐに出せるようにし
ておいた。
1回だけ修理に出したが、
かなりの酷使にも耐えてくれた丈夫なカメラだった。
今も実家の防湿庫で保管中。
ペンタックスZ1-P

ペンタックスを使い始めたら、35oもペンタックスで揃えたくなった。
カメラグランプリを受賞して、
当時あこがれていた風景写真家T氏も使っていて、迷わず購入。
おまけにF2.8のズームレンズ2本。いわゆる白玉と呼ばれる高級
レンズを一緒に購入。今思えば良く買ったなーと言うほどの高額な
買い物でした。
良くできたカメラでしたが、ちょっと軽い作りの所が気になりました。
しかし実際は山へ持っていくわけでもないし、風景写真もほとんど
645で撮っていたし、全く出番がなかったのです。

やはり憧れや単純な理由だけで求めた物は長く続きませんでした。
でもボディだけは最近まで防湿庫にちゃんと保管してありました。
キヤノンNEWF-1

歴史に残るキヤノンの名機。本当に素晴らしいカメラだと思う。
1994年、このカメラのことなど何も知らないまま師匠に勧
められて購入。というか、コンタックス167MTを下取りに
出してもらって、NEWF-1ボディと24o、35〜105o、
135oとすべて東京で買ってきてもらう。
最初は正直古くさいカメラだなと思っていた。しかし使うに
つれて、使い勝っての良さ、頑丈さ、寒さにも強いこと、そ
して写りの良さに惚れ込んでしまった。
その後20〜35oを購入。このレンズがまた素晴らしい。私の
名作の数々をこのレンズで撮ってきたと言っても過言ではな
い。
その後予備ボディ2台と、80〜200o、100〜300o
50oマクロも購入。
 
コンタックスTVS

山岳写真の他にも、風景写真も良く撮っていた。
普段持ち歩けるカメラが欲しくなり購入した1台。
実際いつも持ち歩いて、それなりに良い写真が撮れた。
また、かなりハードな山行や、絶対撮影時間が確保できそう
もない山行にはこれ1台だけで対応。けっこう活躍してくれた。
風景写真も撮らなくなって、いつの間にか出番がなくなり手放す。

キヤノンEOS7

2002年の全日本山岳写真展キヤノン賞の商品。初めて
もらった賞がキヤノン賞で、EOSがもらえてうれしかったが、
どうせなら1Vにして欲しいなあと贅沢な事を思う。
28〜135oレンズを購入して、サブカメラとして使用。
最近は軽量化したいスキー山行で主に使用。
露出補正が1/2段ずつしかできないのが、気に入らないところ。

余談ですが、その2年後に今度はマミヤ賞でマミヤ7Uをもらう。
が、さすがにこのカメラは出番がない。

キヤノンT90

F1を使い始めてしばらく経ち、キヤノンのカメラに少し興味が
出てきて、FDレンズが使えるカメラで、このTシリーズがあったこ
とを知る。
その中でもこのT90。某プロカメラマンがべた褒めしていて、予備
にボディを10台保有しているとのこと。そしてキヤノンにもう一度
生産再開をしろと言っている。これを聞いて使ってみたくなる。(単純?)
東京できれいな中古を購入。7万円くらいだったと思う。
F1とは違った洗練されたデザインのおしゃれなボディ。当然巻き
上げも自動で、同じレンズが使えるが、F1とは明らかに違うカメ
ラだ。しばらく気に入って使ったが、やはりF1の重厚でしっかりした
ボディ。撮っているという安心感にはかなわない。
その後は何回かF1を修理に出した時に、出番があるくらいだ。

フジTX1

2004年の春に中古で購入。以前からパノラマのフォーマットには
興味があり、TXが発売されてからずっと欲しかった。
TX2が発売になり、TX1は少し中古が安く出ているのではと、
東京へ出かけた際中古店を物色。
しかし特殊なカメラ、なかなか見あたらず、何件目かでようやく
45oレンズ付きを見つける。予定していた値段より少々高いが、
もう手に入らないだろうと思い切って購入。
その後はF1と共に山行にはいつも持っていく。が、実際パノラマの
画角に収まる被写体が意外と少なく、一度もシャッターきらずに
帰ることもしばしば。
その後在庫処分の90oレンズを見つけて迷わず購入。
いずれはパノラマ写真だけの作品展などをと考えてます。
キヤノンEOS-1V
2007年の10月から使用。
NEWF-1を使い続けるつもりでいたが、EF70〜300oISレンズが発売
になって、このレンズを使いたくなってきた。思い切ってEOSに切り替
える。レンズはもう1本17〜40oの超広角ズームと2本のみ。これで
ほとんどの撮影に間に合う。
 使ってみて当たり前だが、AFの快適さには大満足。特に望遠側の
ピント合わせは楽だ。70〜300oISレンズも操作性も描写も良い。
もっと早くEOSに切り替えれば良かったと思った。
 一つだけ不満なのは寒さに弱いことだ。厳冬期の朝晩の撮影では
気を使う。特に朝は保温しながら数枚ずつしかシャッター切れないのが
不便。
   オリンパスOM-D E-M5V

現在のメインカメラ。
フジフィルムが2022年6月大幅なフィルムの値上げを実施。
36枚撮リバーサルフィルム1本の値段と現像代で合計約4000円にな
ってしまった。かつリバーサルの現像についてはキタムラなどでは
納期約3週間かかり、おまけにTXで撮影した長巻仕上げについては
受付終了とのこと。
 やむを得ず東京のラボへ送料かけて送っていたが、このままでは
家計の破綻につながるとフィルムの使用を断念。ずっとキャノン
EOS1-Vでフィルムで撮り続けるつもりでいたが、デジカメへ移行を決意。
 そのままキャノンのデジカメにしようと思っていたが、年と共に山行時
の重さが応えるようになっていた。この機会にカメラも軽量化をと考え、
色々と調べて、山岳写真向きだと思ったオリンパスにした。
ボディはOM-D・EM-5V。レンズも今までと同じように広角ズームと望遠
ズームの2本を購入。すべてフリマサイトで中古を格安で手に入れるこ
とができた。
 マイクロフォーサーズのフォーマットでのプリントしたときの画質など、
今後まだ検証していく部分や、RAW現像など勉強していかなくてはなら
ないこともたくさんある。 
 今年になって本格的に使い始めて、いちばん変わったのは三脚を使わ
なくなったことだ。朝晩の撮影でもほとんど手持ちで撮影出来るのは楽だ。
 


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