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11/4/27 女優 田中好子さん No588

女優 田中好子さんの告別式で流された、彼女の肉声の別れの言葉には、胸が熱くなりました。
−−「私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。
でも、そのときは必ず天国で、東日本大震災で被災された方のお役に立ちたいと思います」そして、「映画にもっと出たかった、テレビでもっと演じたかった」−−と。

彼女の言葉から、かって、上田市の郊外、塩田地区の小高い丘の上にある『無言館』で、第二次大戦中戦没された 画学生たちの遺作を鑑賞した時の事を思い出しました。

薄暗い館内に展示された彼らの作品より、「もっと、もっと絵を描きたかったよ〜」と云う、戦地で志なかばで亡くなっていつた 画学生たちの思いが、聞こえて来るような気がしたのです。

私には、田中好子さんの「映画にもっと出たかった、テレビでもっと演じたかった」と云う無念な思いに、戦没された画学生たちの思いが投影し、涙せずにはいられませんでした。

田中好子さんの出演したドラマの中では、NHK連続テレビ小説「おしん」の中で、思いを寄せる人の戦地からの帰還を待つ「田倉初子」役が印象に残っています。

11/4/22 桜を描ける環境に感謝。。。 No587

明石家さんまさん出演のキッコーマンCMに、『幸せ〜って、何だっけ?何だっけ?うまい しょう油・・・』 と云うのがありますよね。(ちょつと前のCMですが)
私にとって、桜の咲くこの時期、『幸せ〜って、感じるのは・・・』、桜の花びらが、ほろ、ほろと舞い散る下で、スケッチ帳に向かって絵筆を動かしている時かな〜と思います。

今年も、飯田市から始まり、駒ヶ根市周辺の「シダレ桜」を描きました。
東北地方では、震災により避難所暮らしの方が沢山おいでになる事を思うと、こうして、絵が描ける環境に感謝しなけれは。。。


栖林寺  シダレ桜】 駒ヶ根市東伊那


蔵沢寺  シダレ桜】 駒ヶ根市中沢

山門脇の樹齢約300年以上という シダレ桜

11/4/19 日本人の心の花・桜を見て・・・ No586

水彩画教室で光前寺(駒ヶ根市)を訪れました。桜はまだ一、二分咲きでしたが、野外でのスケッチが大好きな方々、時間の経つのも忘れ、お寺の建物や桜と格闘・・楽しい一日でありました。
寺の駐車場は、県内外の大型バスでいっぱい。先日の日曜日には、100台以上のバスが来られたとか。。。
この混みよう、今満開の「天下一の桜・高遠城址公園の桜見学」と、「光前寺の桜見学」がセットのツアーになっいるようで、その為、まだ、一、二分咲きなのに、多くの観桜客で賑わっているのです。
今、全国各地の観光地は、どこも、大震災による自粛ムードで、ガラガラだそうです。
こんな時こそ、「日本人の心の花・桜」でも見て、心新たに、ガンバルのも良いと思うのですが。。。

光前寺 シダレ桜】 駒ヶ根市


11/4/13 映画のロケ地にもなった校舎と桜 No585


木造校舎シダレ桜】 飯田市山本
木造の校舎と、シダレ桜・・・小さい頃、どこかで見たような懐かしい風景です。
ここは、中央道 飯田山本インターから 車で5分ほどの所にある『旧山本中学校杵原(きねはら)校舎』。飯田市の登録有形文化財にもなっています
以前、 山田洋次監督、 吉永小百合主演の 松竹映画【母べえ】のロケ地にもなりました。
今年も、木造校舎前で、見事に咲き誇るのシダレ桜・・・感動しました。

  
11/4/10  「夜明け前」と云う名のお酒 No584

駒ヶ根市中沢地区の街道沿いにある一軒の酒屋さん。壁には、「信濃鶴」「黒松仙醸」「伯酔」等々、伊那周辺で醸造されているお酒の看板が沢山掲げられています。

その中で特に目を引くのが、黒いペンキで大きく書かれた 「夜明け前」。。
この「夜明け前」と云う言葉、信州人なら、まず、島崎藤村の小説(木曾路はすべて山の中である・・・)を思いうかべるのではないでしょうか?

その島崎藤村の小説名を、商標登録したお酒って、どんなものかチョツト気になります。

スケッチも早々に切り上げ、「清酒・夜明け前」を一本購入する事に致しました。(いつもミハーですが・・・)
酒屋さんのご主人の話では、“冷や”も美味しいとの事。
絵を描きに行って、お酒を買うハメになってしまいましたが、今宵は、八代亜紀の唄でも口ずさみながら、「スルメ」を肴に、「夜明け前」を飲んでみよう。。。


看板が賑やかな酒屋さん】 駒ヶ根市中沢


11/4/6 なまこ壁と、赤い丸型ポスト − 飯田市 No583

私が小さい頃は、ポストと云えば赤い丸型ポスト(郵便差出箱1号丸型)でしたが、最近、駒ヶ根市周辺では、すっかり、見かけなくなりました。あなたのご近所ではどうでしょうか?
話しによりますと、昭和45年以降、この型のポストは製造されていないそうなのです。
先日、その“まぼろし”の赤い丸型ポストに、飯田市内の「愛宕坂(あたござか)」で、ばつたり、出会いました。
かって、酒造場でもあった風格ある酒屋さんの前で、まだ、まだ、現役で活躍されておられるのです。
大きく立派な酒蔵にけっして見劣りしない、その存在感には脱帽!です。
愛宕坂の道沿いに建ち並ぶ酒蔵の格子模様の“なまこ壁”と、“赤い丸型ポスト”が面白く、水彩画にして見ました。


【愛 宕 坂 界わい】 飯田市


11/4/1 旧 下市田学校校舎 − 高森町 No582

校庭の桜で有名な下伊那郡高森町南小学校の近くに、町の文化財にも登録されている「旧 下市田学校校舎」があります。

この校舎は、明治21年に創建された洋風建築に唐破風二階造りの玄関を取り付け、木曽 坂田亀吉作の貴重な学校建築です。

当時の下市田村での教育に寄せる熱意と、時代の風潮が結集した風格がしのばれます。
その後幾度か改築が行われたが、町内はもちろん、郡下の勤労青少年の教育の場としてよく風雪に耐えて今日に至りました。

昭和55年に廃校となりましたが、町内有志が保存運動に立ち上がり、伝統ある建造物は保存されることになり、昭和56年高森町の文化財に指定されました。
(建物の説明文より)


【旧 下市田学校校舎】 高森町


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