ないしょ ないしょの手品

誕生日を当てる

 


1枚のメモ用紙を用意します。
  メモ用紙は15センチ各程度の無地の折り紙が手頃。
 
(1)メモ用紙を3等分(縦に)に破ります。
(2)3枚を重ねて、これを横に破ります。
   9枚の紙切れになりますね。
(3)重ねて相手に渡します。
   「この紙の1枚目に、あなたの誕生日を記入して下さい。
    私には分からないように書いて下さい」
   と言って、後ろ向きになります。
(4)「書きましたら、4つ折りにして下さい」
(5)「2枚目の紙に、今度は嘘の誕生日を書いて下さい。
    同じように4つ折りにして下さい」
(6)「3枚目の紙にも、別な嘘の誕生日を書いて4つ折りにして下さい」
  
  この動作を9枚全部にやってもらいます。
  以上9枚、全部に異なった誕生日を書いた4つ折りが出来ます。
(7)「その紙をまとめてかき混ぜて下さい」

  これで本当の誕生日を書いた紙は、どれなのか分からなくなりますね。

(8)振り向きましたら、この紙をいただき、1枚ずつ広げていきます。
(9)しばらく念仏を唱え、相手の誕生日をズバリ当てます。

   何?
  あらかじめ相手の誕生日を調べておく?
  いいえ、それでは手品になりません。
  実は、この9枚の紙から相手の誕生日を知る何かがあるのです。


 種明かし