ソウル空間国際版画ビエンナーレ
買上賞受賞

 4月の初めに何年かぶりに韓国に出掛けました。インチョン国際空港から新しく出来た電車路線はまだソウルに直通になっていないために乗客もまばら。電車は荒涼とした干拓地から、やがて内陸にさしかかると伝統的な韓国の民家が見えてきて懐かしさがつのりました。ソウルの街は綺麗なビルが建ち並び、東京と見紛うばかり。ソウル空間国際版画ビエンナーレには初めての出品ですが、グランプリは若い韓国作家に決まり拙作は買い上げ賞になりました。会場はソウル市庁舎や近くには徳寿宮があるソウルの中心部にあるソウル市立美術館。受賞式は運営費をだしている各スポンサーや各国大使館員も参列して盛大に行われました。内覧会の後パーティーが開催されその後、各国から招請された審査員や展覧会主催者、受賞者らで伝統的な韓国料理店で食事会が行われました。 ソウルでは懐かしい友人たちと旧交をあたためたり、一日ソウル郊外のスウォン(水原)の町の民俗村でゆっくり過ごし久々に良い時間を過ごす事ができました。
静かな佇まいを見せる徳寿宮
会場入り口にて
ソウル市立美術館での空間国際版画ビエンナーレ会場
受賞作品「空と地の間-2」
縦60B横95B
エッチング・木版・金箔
2009年制作

ニュージーランド、パシフィックリム国際版画展
特別賞受賞

 環太平洋沿岸の国々の版画作家を対象とした2年に一度の国際版画展ビエンナーレ。
インタリオ(凹版)リトグラフ、凸版、セリグラフ(シルクスクリーン)、デジタルコンピューター等の版種による3年以内に制作した作品が対象。ハワイ大学で開催されたパシフィックリム国際版画展1995年から出品して1995年、1997年、2000年と3回買上賞を受賞。今年からニュージーランド南島の主要都市クライストチャーチのカンタベリー大学が主催地と云うことで久々の出品。審査員特別賞を受賞。招待ハガキ、展覧会カタログ表紙に作品が掲載されました。
展覧会案内状
受賞作品「空と地の間」
縦63.5B横36B
エッチング・木版・金箔
2008年制作

北野カルチュラルセンターでの個展

 長野善光寺のお膝元、長野駅から北に向かう参道沿いにある北野カルチュラルセンターは北野美術館の別館として5年前に完成しました。外観がスペイン風の立派な建物は、1階2階合わせて170坪という大きなスペース。1階は過去の代表作、2階は小品から中判サイズまで全体では約70点という、個展としては今までで一番大きなものになりました。初めての土地でしたし、知人もほとんどいない長野の個展は正直、不安が先に立っていました。始まると案の定、入場者は少なく惨憺たるものでしたが、後半は来てくれた人たちが良い展覧会だったと人に紹介してくれたり、2度3度と足を運んでくれる人もあったりまずまずでした。それでも新たな出会いもあり足がかりが出来て良かったと思います。
2009年5月13日〜17日

今村版画造形上郷工房の常設展示
月曜日〜金曜日までAM10:00〜PM5:00
(土日休みですが連絡を頂ければ開けます)
上郷工房では版画を中心にフレスコ画などの廉価な小品、ミニ作品などを常時展示しています。新作も順次展示していますのでお気軽のお立ち寄りください。


今村由男版画集
版画集黄道十二星座
制作に二年を費やした渾身の作
信州伊那谷の自然と黄道十二星座が織りなす小宇宙。

全12シート
etching/engraving/wood block/gold,silver,black leaf /chine colle
銅版エッチングと多色木版併用/金箔・銀箔・黒箔・銅箔
イメージサイズ25×20cm シートサイズ34×27cm
上製本ケース34.5×27.3cm /銅・鉛空押し
制作2004年〜2006年

残部僅か


扱いギャラリー/常設

トールマンコレクション東京・上海・ニューヨーク
東京都港区芝大門

京都・アートゾーン神楽岡
京都市左京区吉田神楽岡

GALERIA MARGES-U
スペイン、GIRONA,CADAQES


扱いギャラリー
ギャラリーしんくら 東京都/ギャラリー219 東京都/
養清堂 ギャラリー 東京都/ギャラリー風蘭 浜松市/
ギャラリー図南 富山市/他


今村版画造形

    高森工房

  一版多色刷り銅版画で世界的に有名なアトリエ17の創始者S.W.ヘイター氏の没後コントルポワンと改名、早くからヘイター氏の刷り師だったエクトール、ソニエ氏がチーフディレクターとして現在も世界各国から集まった版画家を目指す若者たちを指導しています。パリの下町モンパルナス駅から歩いて15分程の工房には古い銅版画プレス3台が設置され各国から集まった若い版画家たちは午前と午後のクラスに分かれ銅版画の基礎から一版多色の技法に取り組んでいます。私もコントルポワンには1990年に自費でその後1997年には文化庁の在外研修員として滞在研修をしています。短期の滞在ではあったものの日本では取り組む作家が少ないビュラン技術の研修や一版多色技法も試みました。滞在中、日本人の版画家を奥さんに持つエクトール、ソニエ氏の自宅に研修仲間と共に招かれてはワインと版画談義に明け暮れる日々でした。そんな折りエクトール、ソニエ氏から日本でコントルポワンのような工房を開設してみないかと提案されたのがきっかです。中央からは遠隔の地ですが開設をめざして建設は進んでいます。
 名称は正式には今村由男版画造型(ATELIER IMAMURA)とし、マークの中にパリの工房CONTRE POINTの名称をエクトール、ソニエ氏から快諾を得て冠らせてもらえる 事になりました。どういった活動をして行くのかまた運営方法などはまだ決まっていませんが、この伊那の谷から世界に視野を持った人達が現れることやまたいろんな国に出かけて知り合えた作家達や国内で活躍する第一線の作家作品を紹介するなど、ささやかな発信が出来る場所になればと思っています。

長野県下伊那郡高森町吉田2970-407
連絡先今村由男デザイン室内
〒395ー0004 飯田市上郷黒田36-7tel 0265-24-3924 fax 0265-52-5191
URL http://www.clio.ne.jp/home/
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