<見解> (☆7つで満点) |
◎本命はテイエムオペラオー。 |
実 績 |
☆☆☆☆☆☆☆ |
距離・コース |
☆☆☆☆☆☆☆ |
順調度 |
☆☆☆☆☆☆☆ |
時計 |
良・2.24.4 |
【コメント】 |
今年のジャパンCには、障害経験もあり10歳にしてGI初制覇を遂げた異色のジョンズコールなど7頭が海外から参戦。昨年のモンジューのようなチャンピオンクラスの出走こそないが、外国馬のレベルは例年と比較しても遜色はない。非常に面白いレースを期待できそうだ。本命は、前走の天皇賞・秋で1番人気12連敗のジンクス、不利な枠順などを全く問題にせず、圧倒的な内容で現役最強馬の力を見せつけたテイエムオペラオー。その前走では道中好位追走から直線、驚異的な加速力で他馬を全く寄せ付けない圧勝劇。鞍上のコース取りが取りざたされたりもしたが、時計、内容には文句のつけようがない。前走の疲れもすっかり回復し、状態面に抜かりはなく、今回も万全の状態での出走だ。現在、14年連続で1番人気が連敗中のJCだが、歴史的名馬へと歩みつつあるこの馬がジンクスを破る可能性は極めて高いとみる。 |
○対抗はファンタスティックライト。 |
実 績 |
☆☆☆☆☆☆☆ |
距離・コース |
☆☆☆☆☆☆ |
順調度 |
☆☆☆☆☆☆ |
時計 |
良・2.27.3 |
【コメント】 |
能力の比較が難しい外国馬だが、実績最上位で日本の馬場適性も高いであろうこの馬を対抗に。4歳時にもGII勝ちはあるが、本格化したのは今年に入ってから。今年始動戦のドバイシーマC(GIII)を圧勝すると、英コロネーションC(GI)、英キングジョージ(GI)でともに2着。特にキングジョージでは、全盛期のモンジューを相手にしてのものだけに、非常に高く評価できる。前走の米ブリーダーズCターフ(GI)では5着に敗れたが、直線で前が詰まる不利があってのもの。スローペースの瞬発力勝負となったことも、この馬には不利に働いた印象で、ある程度速い流れが期待できるJCでは巻き返し必至だろう。遠征ノウハウも豊富なUAE・ゴドルフィンからの刺客。侮れない存在となりそうだ。 |
▲単穴はエアシャカール。 |
実 績 |
☆☆☆☆☆☆ |
距離・コース |
☆☆☆☆☆☆☆ |
順調度 |
☆☆☆☆☆☆☆ |
時計 |
良・2.26.2 |
【コメント】 |
秋の始動戦・神戸新聞杯では、万全の状態とは言えないアグネスフライトに先着を許すなど、菊花賞に向けて不安の残る内容。モタれてまともに追えないなど気性面の問題が目立っていたが、リングハミに変更するなどの陣営の努力が実り、本番の菊花賞では見事リベンジを果たした。わずかな差で敗れたダービー(GI)の直後、果敢に英キングジョージ(GI)に参戦したが、ダービー後は休養を取ることが常識とされる中、非常にハードなスケジュールで2冠を制したことは、単に2冠を制した以上の価値がある。そのキングジョージでは欧州の一流馬に力の差を見せつけられたが、日本の軽い馬場ならば、巻き返しは十分可能。まだ気性の問題は解決したとは言えないが、潜在能力だけなら歴代の名馬に劣らない。近年のJCではエルコンドルパサー、ファビラスラフィンら日本の4歳馬が結果を残していることを考えても、ここで通用してもおかしくない。 |
△抑えはジョンズコール。△穴はメイショウドトウ。 |