オーラについて

[デルフィー神殿] [イデアの森]

タロットとオーラについて 投稿者:占い師アポロ  投稿日:09月22日(火)11時11分40秒

あるひとに、こんな質問を受けました。

>タロット占いは2度ほど占ってもらった事がありますが
>その時占い師さんは私のいつも身につけているものを手にとって占っていました。
>
>E-mailで占う場合上記のことは無理ですよね。
>占いをしてもらいたい人の雰囲気、その人からのオーラを感じるのは
>コンピューター上では難しいのではないんですか?

僕は対面で占う場合でも、特に何かを手にとって占うということはしません。
もちろん、メールの場合も同様です。
オーラは、必ずしもその人本人と会ったり、
その人の持ち物を手に取ったりしなければ
感じることができないとは限らないと思います。
メールに書き込まれた、その人本人による文章にも、
その人の強力なオーラが込められていると思います。
例えば、小説やエッセイを読んだときの「感動」は
作家のオーラそのものではないでしょうか?
たとえ直筆ではなく、何百万部と印刷された活字であっても
それは同じですよね。
その作家にしか書けない独特の文章そのものが、オーラなのだと思います。
長ければいいというわけではありません。
文章に込められた究極のオーラは、日本文化の最高傑作、
「俳句」にもみられると思います。
たった17音の短い文章が、すばらしい感動を与えてくれることもあります。
そして、その感動は、本人がその場にいなくとも、また、すでに亡くなって、
この世に存在しなくとも、時空を超えて僕らの心に響いてきます。
それらと同じように、
占いの依頼人のメールは、
たとえどんな内容であってもオーラが込められています。
難しいことではありません。とても簡単なことです。
むしろ、簡単すぎて、それがオーラであることさえ
気がつかなかないのかもしれません。
僕も、それがオーラであると意識しているわけではありませんし、
直接本人に会ったところで、オーラが見えるわけでもありません。
ただ、それを肌で感じ、
占い結果に影響を及ぼしていることだけは確かなようです。
 
とはいえ、オーラのように見えないものをあまり過信しすぎないほうがいいと思います。
そのために、タロットは、目に見える形で、僕らに真実を語りかけてくれるのですから。

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