マスター・ヨーダ - IX 隠者


占いの依頼でも、最近は「先生」と呼ばれることが多くなりました。以前はそんなことはほとんどなかったんですけどね。

どう呼んでいただこうと、それは相手の方の自由なのですが、「先生」と呼ばれてしまうのは、最近の私に「権威的」傾向が強くなってしまったからなのでしょうか?他人のことを批判するのは簡単なのですが、自分のことはなかなか、見えにくいものです。

単に占い師のことを「先生」と呼ぶのが一般的であるから、という理由であるのなら、できれば、私のことだけは「先生」という呼び方はやめてほしいなぁなどと、心の中で密かに思ってます。依頼者の多くは、まだまだ私よりも年上が多いですし・・・。

つい先ほど、「スターウォーズ〜帝国の逆襲(エピソードV)」のDVDを見ました。マスター・ヨーダが登場するエピソードですね。このころはまだCGなんて一切使われておらず、操り人形のヨーダだったヨーダ。・・・(-_-;)

あの、カエルみたいなチビッコい異星人を「マスター(先生)」と呼ばせたスターウォーズの製作者の発想もすごいですね。実は、ヨーダというのは、もともと設定になかったキャラクターで、1作目で間違ってオビ・ワンを殺してしまったので、仕方なく、代わりの先生を考えたのだそうです。誰かがルークにジェダイの特訓をしないことには話が進みませんからね。

IX 隠者

これまで人類の潜在意識にはタロットカードの「IX 隠者」のような人物が老賢者(Old Wise Man)の元型(archetype)として刻まれていたと思うのですが、この映画によって、ヨーダみたいな人物もまた老賢者として刻まれ、やがては、タロットの9番目のカードにもカエルみたいなチビッコが描かれるような日が来るのかもしれません。



アポロのタロット占い