雪の雲取山

(作製日:2011.2.6)

 今年になってからずっと良い天気が続いており、会社の窓から毎朝富士山がよく見え、雨も降らない。
 と言うわけで、早速雲取山をめざした。
 1/28 6:05大宮公園駅発。奥多摩駅からバスに乗り継いで、鴨沢のバス停から登山開始9:25.天気も上々であった。最初の30分位は通常の舗装道路と登山道が半々位であった。そこから登山道となるが、あまりキツイ坂では無く檜の林の中の登りであった。約2時間登り、堂平11:25。少し残雪が出始めた。七つ石小屋との分岐を過ぎる頃から坂も急になった。ブナ平13:00.。この辺りから残雪が10cm位となり、歩くとキュッキュッと音がして実に快適な登りとなった。
 雲取山2017.1m 15:20到着。雪の無いときより少し時間を要した。雪は20cm位。山頂までアイゼン無しで登って来られた。しかし、寒い。山頂の避難小屋の温度計はマイナス5度を指していた。この日は風がなかったので、良かった。遠く北岳、千丈岳、甲斐駒ヶ岳も望め、勿論富士山も見えた。
 秩父側に約20分ほど下って雲取山荘(16:10着)に泊まったが、残雪ガ25cm位ありアイゼンを付けた方が安全に下れると思う。次の日は、山頂6:45頃であり、ご来光を期待したが曇っていてだめであった。気温マイナス12度。さすが寒くて口もうまく動かない状況だった。
 2000mを越える冬山は初めてであったが、あまり雪もなく、今年最初の楽しい登山となった。

七つ石小屋分岐の上にあった氷滝