「これ以上は進むことが出来ませんよ」
「その声は伊里座・・・ですか?」
懐かしい声に綺羅は驚いたように声を上げた。
「・・・迷路へ迷い込んでしまったようですね・・・」
「この迷路は私達以上の力を持つ者が創造した様です・・・誰かご存じですか?」
綺羅の問いに伊里座は小さな声で答え始めた。
「・・・えぇ。ですが、これ以上は申し上げることが出来ません。
ですが、貴方達に危害を加える事は無いでしょう・・・」
そして、伊里座の声は遠のく様に消えて行った。
「分岐点まで戻るしかないようですね」




モドル













     

ヤメル