扉のノックが部屋の中に響いた。
「伏見、綺羅いるか?」

「・・・あの声は遊佐?」
伏見は立ち上がり、扉を開いた。
そこには、遊佐と砂夜が佇んでいる。
「日中の剣技練習の反省を込めて、魔法剣士の塔で魔法剣士達と会を行うのだが、伏見も出席しないか?」
その言葉に伏見は青い瞳を輝かせた。
「私も出席して良いのか・・・?」
「まぁ、会と言っても大した事は無いんだか」
遊佐は赤い瞳を細める。
「伏見、良いですよ。私はここに居ますから」
綺羅は優しく微笑む。
「ですが、明日も早い事ですし、早めに帰ってきて下さい」
その言葉に伏見は嬉しそうに笑みを浮かべた。
「じゃあ、行って来るよ。綺羅。話の続きはまた今度教えてくれ」
伏見は嬉しそうに部屋を後にした。



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エンディングレベル:★★☆☆☆
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オワリ