太陽は月に憧れる

あの静けさを

全ての眠りを見守る優しさに憧れる

太陽は命の恵む

愛しいモノ達を照らす制御できない膨大な力

全てを破壊する死の閃光

己の痛みさえ厭わずに吐き続ける

太陽は月に憧れる

夜の花を照らす月も

氷の様な真冬の月も

だが太陽は知らない

優しいその輝きは己の息吹という事を

 







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