彼はふと目を覚ました

ゴツゴツとした岩場
澱んだ白い空
生命を感じることの無いモノトーンのセカイ

彼は横たえていた重い体を傷ついた足で支える
立ち上がった彼が足下に見たモノは
岩場に広がる無数の白い羽根
彼の背中からも純白の羽根が花が散る様に地面へ散っていく

白い吐息が口からこぼれた

彼は楽園に住んでいた
天使たちが住まう常春の楽園

彼は神の寵愛を受け、静かな生活を送っていた
静かな、静かすぎる永遠の時

その時、彼は見つけた
強い輝きを
地上で輝く幾つもの瞬きを
時には強く優しく輝きを彼は見つめていた

タダソレダケダッタ

彼は空を仰ぎ見る
白く厚い雲が彼と天を遮る

両手を天へ強く差し出した
冷たい空気が彼を突き刺す

声にならない叫び

白く純粋な雪が空から舞い降りる
それはまるで彼を哀れむかの様に




この作品は The Blue eyes Castle のblue eyesサマへ
クリスマスメールのお返しにお送りしたコトバです
両手を天へ差し出している白い衣を纏った男性の写真イラストだったのですが
その光景があまりにも印象的で、このコトバたちが頭に浮かびました
blue eyesサマ、ステキな写真イラストをアリガトウございました



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