そこに王国はあった

すべての人に開かれた王国は
大気の一部のように静かに、そして確かに存在していた

冴えきった冬の夜空に
雨に濡れた古木の影に
月光に照らされる雪の白いセカイに
光さえも遮る深い海の底に
茜色に燃える夕暮れの空に
凛とした明け方の空気に
暗闇にただ一つ、月の銀の輝きに

そして、貴方の心の奥に

瞳を閉じ
耳を澄ます

ほら、開かれた門が視えるでしょう
魔法のコトバあふれる幻の王国が


この作品は 幻影王国 のしいねサマへ献上したコトバです
いつもいつもお世話になっていて、何かお礼をしたいと考えてました
そこで、突然だったのですが、コトバを献上しました
これからも、どうぞヨロシクお願いしますネ



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