Mydent times

発行日2001-7-25

 第9号

(株)マイ・デント

テキスト ボックス: 総義歯の講習会
テキスト ボックス: 今年もいつの間にか暑い夏を迎えようとしています。一年なんて早いものです。この前21世紀になったと思えばもう7月。そんな中、私こと高橋の今年の出来事と言えば、一番は念願の新車を手に入れた

 我々歯科技工士界の中で世界的な活躍をされているセラミスト、桑田正博先生の講演が久々に聞けるとの思いから、マイ・デントのスタッフ3人と共に愛歯歯科技工専門学校内で行われたシンポジウムに参加いたしました。

 桑田先生は「世界の臨床歯科の大きな潮流」と題しアメリカ、ロシア、ヨーロッパに於ける歯科界の流れを講演され、シンポジウムにおいては「福祉現場から歯科医療界に期待することと技工士の関わり方を模索する」と云う表題で座長として活躍されました。そのシンポジウムの中で歯科医師の寺川国秀先生が、「審美歯科と心美歯科」と題されて講演され、またディスカッションの場に於いてはやはり歯科医師として東京でご開業

テキスト ボックス: の松尾通先生が、「日本歯科漂白研究会会長」としてのお立場から現在の歯科医療のあり方について講演されました。お二人の先生共に歯科医師としてはもちろん、それ以上に広く大きな立場から心を揺さぶられるような素晴らしいご講演をいただき本当に感動的なひとときを過ごしました。
 また、「介護福祉の立場から歯科医療界への提言」と題されまして介護福祉施設の現場から、くすのきの郷園長 柏木洋子先生が講演されました。痴呆の方々を介護なされている現場からの訴えるようなお話には今まで考えたこともないようないくつもの示唆に富むものがありました。特に「私共の施設に於いては皆さん食事の時には入れ歯を外してお食事をいただいています」とのご発言には演者であられる歯科医師の先生方も参加者も本当に考えさせられました。
 今回の5時間に及ぶ講演とディスカッションを終えた私達は今後の歯科技工に対する考え方、方向性に「何とかしなくては」との大きな影響を受けて帰路に着きました。                               			 小田切和テキスト ボックス: 11年会特別企画シンポジウム
に参加して
テキスト ボックス: HomePage  http:// www.clio.ne.jp/home/mydent/
テキスト ボックス: Mail:   mydent@clio.ne.jp
テキスト ボックス: と言うことです。入社して5年間、こつこつとためてきた貯金も頭金程度にはなり、やっとの思いで買うことができました。そういうこともあり、嬉しい上に大満足しています。しかし、良いことばかりではありません。車がきて一ヶ月と経たないうちに、高速道路で覆面パトカーに捕まってしまいました。もちろんこれが初めてのことです。ちなみに108q/hで捕まり、28q/hオーバーということで18,000円の罰金を支払うことになってしまいました。最近は毎日のように事故のニュースを聞きます。改めて交通ルールの重要性を感じました。皆さんも交通ルールを守り、安全運転に心がけてほしいと思います。車が来ていろテキスト ボックス: いろなことがありましたが、やっぱりどんなことでもそうですが、苦労して手に入れたものはそれがたとえ高価なものでなくても、そのときの感動の大きさは計り知れないものだと思います。仕事に関しても、いままでできなかったことが苦労(努力)を重ねているうちにできるようになったそのときの喜びも同じだと思います。私自身その喜びを日々の仕事の中で味わうために様々なことにチャレンジし、習得し、成長していきたいと思います。そして、患者さんに満足のいく技工物が作れるように、日々努力していきたいと思います。
                    高橋 亮
テキスト ボックス: 天然歯が元あった位置に回復するための人工歯排列

1)上顎前歯 もっとも信頼のおけるのは切歯乳頭 7〜8mm前方		が中切歯
2)下顎前歯 口腔前庭最深部よりやや前方で歯頚部の位置は唇側		骨上
3)上顎臼歯部 歯槽頂線は天然歯の舌側歯肉縁に相当する
4)下顎臼歯部 Dr.PoundによるPound Line 最終的にはDenture 		Spaceが決めてとなる 犬歯近心尖頭と臼後三角内側壁を結んだ線より内側に舌側咬頭が位置しないようにする。
咬合平面はカンペル平面を基準とし、モンソンカーブに従って排列する。天然歯は4インチですが、無歯顎の場合には6インチが良いとされる。
ろう堤の高さは歯肉頬移行部の最深部から上顎で22mm、下顎で18mmが標準です。
マイ・デントでもこの数値を基準に咬合床を製作しています。
テキスト ボックス: 最終回9月8日(土)には、ぜひ先生方にもお話を聞いていただきたいと思っております。詳しいことが決まりましたらご案内いたします。