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2005.02.28 愛の奇跡?

出張。何が怖かったって、わたしってば、出発の直前まで会場を間違えていたよ。ま、それはそれだけのことなんだけれど。
今日のネタは帰り道のこと。探しているものがあったので、行く道々に、ゲーセンと靴屋とゲーム屋をハシゴした。
ゲーセンは最近火がついてしまったNARUTOグッズ欲しさにガチャガチャ探し。カードでもフィギュアでも。が、うちの地方はNARUTOのアニメが早朝6時放映のせいか余り認知度が高いと思ってもらえていないらしく、なかなか無い。それでも、3件目までにスタンプ2とフルカラー2をGET。それが運良く、どちらも2つ目でカカシ先生が当たった。わーい。
靴屋はそれ自体が見付からなくて途中で諦め。やっぱ、ちょっと古い型のは無いなぁ。残念。
一番肝心なのは、ゲーム。レジェンズのGBA版の新作を、今さら欲しいと思って。それも初版。初版じゃないとチビシロン&チビランシーンのカードが付いていないんだもん。ネット検索しても見付からなくて、諦めきれなくて地元のゲーム屋をうろうろしているのだった。
4件目のゲーセンで得るもの無く、車を止めてある向かい側の駐車場に行くために横断歩道で信号待ちをしていたら、数十メートル先にジャスコの看板。こんなところにジャスコがあるとは思わなかった。こういうところはゲーム屋もあるよなぁと、行ってみることに。
これが、幸運。
ゲーム屋に一個だけ求めるゲームがあったので、手にしてレジへ。わたしが欲しいのは初版なので、念のため内容物の確認をお願いしたら、店員のおっちゃんは快く見せてくれた。…のだけれど、なぜか予約特典のソウルドールが2つ同包されていた。ごめん、おっちゃん、箱を開けてくれてるけど、そのソウルドールが付いている時点でまず間違いなく初版だよ。にしても気になるのは、何故、2つ? ひとつじゃなかったっけ? でも同包されてるしなぁ…。おっちゃんの努力のお陰でカードも確認できて2つの予約特典ソウルドールをもらって。予定以上の収穫だったわ。で、これ、家に帰ってから中身を確認したら、ソウルドールのひとつはレジェンズのGBA版の1作目の予約特典だった。も、もらっても良かった?
そのままジャスコの中をぶらぶらと。子供の遊ぶスペースのあたりにはガチャガチャがあったりするので狙ったら、NARUTOのカードダスの持っていないVer.を発見。このシリーズは順番に出てくるから確実に入手できるのが嬉しい。絵も大きいのがもらえるし。で、いつものパターンだと直前の人もカカシ狙いのことが多くて、また全種類入手を覚悟していたら、3枚目がカカシ先生だった。ラッキー。
ホクホクで出口に向かうと、途中にガチャガチャの大群を発見。40台くらい有ったんじゃないかしらん。それだけあればNARUTOもあるだろうと見たら、持っていないリアルコレクション4が。が、しかし。中身を見たらカプセルがひとつしかない。それも、まるで狙ったようにカラーの方がこっちを向いているじゃないか。これがカカシだったらめっちゃラッキーなんだけど…。これは挑まねば。と、その前に両替だ。サービスカウンターで「ガチャガチャしたいんで…」と言うのは、結構恥ずかしかったかも(^^;)。しかして、この最後の一個が、カカシ先生! すっげぇラッキーだと思っちゃった。
続けて、隣がレジェンズのガチャガチャだったものだから、これまでもはまると大変なので一個だけと決めて挑んでみたら、一発シロン。なんか、続けてだったから嬉しかった。
この日一日、あちこち巡って探したモノたちが、ジャスコで一気に済んでしまった。ありがとう、ジャスコ。地元じゃないからしょっちゅうは来れないけれど、ありがとうの気持ちだけはいっぱい持っているからね!
にしても、入手できたものの数と出費の差が、いつもに比べて極端に少なかったなぁ。この日だけの愛の奇跡かもね。(笑)。



2005.02.27 月イチの買出し

DVDの全巻予約をしてしまったせいで、月に一度通っていた長野市のアニメイト。本日最終月。
ホントは途中でどうでもよくなっちゃったんだけれど、ま、月に一回くらいは買出しに出てもいいか、って。今日は高速バスで往復。
予約してあったDVD4つで2万円超。財布の中身は4万円ちょい。これだけでも足りるのではあるけれど、バスに乗る前に資金調達しておこう。必要以上に財布に金を入れているのが無駄遣いの原因と思いつつ、プラス数万円をおろしてしまうのはいつものことで。
店に入って、まずは一回り。チェックポイントは新作CD、アニパロアンソロジー本の棚、グッズ。最初の2ヶ所ではめぼしい物が無く、今回は予約ものを買うだけで終わるかと思いつつ狙ったNARUTOグッズのコーナー。おおっ!カカシの目覚し時計があるじゃん! 個人的事情により予約が出来なかったために諦めていたものだけに、これは嬉しかった。箱が嵩張るから最初から持っていたら後々邪魔になるのは分かっていても、そこにあるのが2つだけだと思うと、うろついている間に無くなっていたら泣くに泣けないんだもの。他に買い込んだのは、エッジングカード15パック、あと一枚でコンプリートするのに確実性を狙ってシール列伝を一冊。ああ、どんどんコレクター魂が燃え(萌え?笑)ていく。
いざお会計をしてみたら、長野店だけのグッズフェアということで、グッズの買い上げ額によって在庫になっている過去の非売品ものをもらえるという企画をやっていた。これが、何が悔しいって、カカシのものが5種類くらいあったのに、それは全て配布終了になっちゃっていたのよっ。同じNARUTOモノでも、カカシが絡んでいないセットは残っているっていうのに。持っていないものもあっただけに悔しかったわ。でも、元々の個数が少なかったのかもしれないとは思いつつ、カカシの人気があるってことで、嬉しかったりもしてんだけどね。ま、今回は目覚まし時計がGETできたのだから良しとしよう。
と、店員さんが、黄色い紙を差し出してきた。何かと思ってみてみたら、全巻購入特典引換券たらいうもの。なんで?
 店員「すみません。特典がまだ用意できていないので、3月7日以降にもう一度ご来店ください」
…はぁ?
 わし「これ、最終巻購入時に引換ですよね」
 店員「ええ。ですが間に合わなかったんです」
正直言って、これはそんなに欲しいものではなかった。単に、コレクター心から欲しいと思っていた程度のことで、いつもだったら無ければ無いで諦められるものだったのだけれど、月イチの長野市通いはこれを予約してしまったからなのだから、要らないとは言えなかった。
 わし「わたし、長野市の者ではないので、ここまでわざわざこれだけのために来るのは無理です」
 店員「あの、3月中くらいでしたら大丈夫ですから」
 わし「3月以降、現在のところ長野市に確実に来れる日は無いです」
 店員「4月でも大丈夫だと思うんですが…」
 わし「この特典は先着でしたよね?」
基本的には余り無理を言うのは好きではないけれど、これだけのために3,000円の交通費をかけてくる気は無いし、予定どおりに用意できなかったのは店(メーカー)側の不備だと思うからちょっと強気。
店員さんは店長さんに確認しに行って、送ってくれるということになった。
 わし「お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。送料についてはどうしましょうか」
と訊いたら、
 店員「あ、送料はこちらで」
 わし「え、あ、すみません。ありがとうございます」
そこまでサービスしてもらうつもりは無かったから、この瞬間にすごく腰が低くなってしまった。それまでの強気っぷりがクレーマーだと思われたのかもな(^^;)。


2005.02.26 イチゴの季節

いつもこの季節には、兄嫁と下の姪っ子の誕生日祝いを兼ねてイチゴ狩りに行っている。(地元なので宣伝しておくと、長野県伊那市のみはらしファームというところ。)
ただ、今年はわたしは食べることについて、イマイチなところがあるために一緒に行かないつもりでいたら、「子ども達がおばちゃんと行くって楽しみにしてるんだから、無理してでも行け」と兄に命令されてしまった。ううむ。入場料が勿体無いと思っちゃうんだけど。参加者は兄一家(夫婦と姪っ子二人)とわし。
運悪く観光バスの団体と同じハウスになってしまって、最初のうちは行き場に困ってしまうくらいだったけれど、そのうちに人もばらけてきて、好きに動けるようになってきた。通路が広く、棚の下も通り抜けられるから、子ども達は自由にあっちこっちに行ってしまうくらい。わしは開き直って「この列のイチゴがいいから、他には行かん」と宣言して、本当にその一列だけを行き来していた。そう、なんだかんだ言っても、ちゃっかり食べちゃったよ、イチゴ。章姫という品種が有名なのだけれど、紅ほっぺという新種の方が、わしは好きだった。

一旦家に帰って両親をピックアップして昼食。買い物もしていこうということで、隣町のジャスコ。
着いたのは11時ちょっと過ぎで、直前までイチゴを食べていたということもあって、先に買い物を済ませてしまうことになった。子ども達はゲームコーナーへ、両親は食材のコーナーへ、そしてわたしはおもちゃ売り場へ。(笑)。
いや、別にどうしても欲しいというものがあったわけではないのだけれど、何かあるかなぁって思って通りかかったら、NARUTOのカードパックが見えたものだから、つい。
カードゲーム用の方はこれからコンプに挑むのは難しい(とはいえ既に200枚くらいは持っているけど^^;)ので、眼に新しいコレクターするためだけの、いわば、わしのようなファンのためのカードを発見。10パックが出ていたので迷わずにガッと一掴みにして全てを確保したら、直後にそこに来た小学生の姉弟に「ああっ!」と言われてしまった。どうやら二人はわたしが買い占めてしまったそのカードを買いに来たらしい。
立派な大人だったら、そこで『これが欲しいの?』と言って譲るべきところとは思いつつ、わしは確保した10パックを手放すことなく、そのままレジへ。これが大人買いってやつよ!(違うだろっ!!笑) いや、ホント、子どもと同レベルで行動する、30女ってどうよ。
大人気ない買い物をしてから家族と合流。小学生になる前の子供たち二人よりもおもちゃ売り場で買ったものを多く持っているおばちゃんでごめんね。(^^;)。

2005.02.24 切れた

職場で仕事のできない奴が一人居るんですが。
そいつ、自分の担当業務もろくにできないのに、今朝、一発目で、わたしの仕事を代わりにやろうとしてくださったりするもんだから、ああ、もう、切れたさ。
わたしは頼んでもいないし、わたしは自分できっちりその仕事をやっているし、おまえみたいな仕事ができない奴に面倒見てもらう必要は全く無いっ!
見合わないプライドばかりが高く、他人を価値の無い基準に基づいて見下し、自分のすべきことも出来ないような奴は大嫌い。それが図体ばかり無駄に大きい男だから、尚更嫌い。後ろから蹴り倒してやりたいけど、靴底ででも触りたくないから、何か不要物を投げつけてやろうかとか思っちゃったよ。

2005.02.21 …おいっ。

胆石の薬を毎食後服用中。
転勤していった前の係長がついでだからと寄ってくださったときに、こちらの身体を心配してくださった。
 前係長「お腹、どうなの?」
 わし 「それなりです。もう、痛みはほとんど無いですけど」
 前係長「薬飲んでるんでしょ?」
 わし 「胆石を溶かす作用のものを飲んでます。痛み止めのものは無くて」
と言いながら、暗部カカシと仔イルカの小銭入れ(オタクっぷりは職場でも発揮!笑)から薬を出すと、
 前係長「あ、その薬の名前、聞いたことあるよ」
 わし 「これ? ウルソ、ですか?」
 前係長「うん。牛に処方した」
確かに牛にも胆石あるし、同じ哺乳類だし、生態生理はそんなに差異はないかもしれないけどさ、人が飲んでる薬を牛と一緒って言うなっちゅうの。

2005.02.20 東京で遊ぶ 二日目

朝は、テレビを観てから。
家では父が居るために観られない「ゾイド」と「レジェンズ」が観られて嬉しかったです。ただ、シリアスな展開の中でチビシロンの声が聴かれなかったのは寂しかったですけれど。

10時前にはチェックアウトをして一目散に銀座松屋へ行きました。B1フロアにある「茶の葉」のイート・インに行きたかったのです。このお店は普通の時間に行くといつも30分くらいは待たなければならず、なかなか行かれずにいたので、開店直後ならば大丈夫だろうと狙ったのでした。そのとおり最初の客になれました。
このお店は日本茶の専門店で、それぞれのお茶に合ったいれ方でお茶を飲ませてくれるのです。今回は後ろに待つお客さんもいらっしゃらないということで気遣いする必要もないので、じっくりといただけるコースをお願いしました。
最初の煎茶は、香りが柔らかく、一口目が絶妙に甘いお茶でした。とにかく美味しくて、思わず顔がほころぶほどの感じでした。店員さんに勧められるままにお代わりまでいただきました。
二杯目は抹茶。と、その前に、テーブルに置かれたランチョンマットの上に季節の花の一枝が置かれました。このお店はこうした茶室の趣がある演出にも感動させてくれるのです。
抹茶に合わせて出された和菓子は淡い甘さの餡子の、上品な一品でした。抹茶も和菓子も、どちらも本当に美味しかったです。
最後の煎茶は好みに合わせてくださるというので、渋めのストロングをお願いしました。それまでの煎茶と抹茶が口当たりが良かったものだっただけに、渋みがかなりしっかりとした味に感じられましたが、それがまた、締めには良かったです。
3杯のお茶で40分ほどいましたが、ゆったりとした本当に心地よい時間を過ごすことができました。なかなか行かれないお店ですが、また行きたいと思います。

松屋を出る前にお手洗いに言ったのですが、ここでまたいつものことが。
男に間違われるのは日常(っていうのもどうかと思いますが)で、今回も例に漏れず女子トイレの中で不審な目で見られた後、通路に出たときに、それが起こりました。
トイレは通路の突き当たりの奥まった一角にあり、手前が女性用で奥が男性用と並んでいました。わたしが女性トイレから出たところで、男性が通路をこちらに向かって来たのですが、わたしの横を通り過ぎて、そのままその男性は迷い無く女性用に入っていってしまいました。もしかしてと思いながらその後を見守っている数秒後に出てきましたけれど。
わたしは顔を合わせないように直前でその場を離れましたが、男性はきっと確かめたかっただろうなと思うと、わたしはしばらく笑いが止まらなくて困りました。

松屋を出てからは新橋演舞場へ。ジュリーこと沢田研二さんの舞台「夫婦善哉」を観に行きました。コミカルな演出を役者さんたちも良いテンポの演技で見せてくれる楽しい舞台です。真面目に考えるとかなり不幸な人生なのに、好きな者が一緒にいるということだけで本質的には幸せなのだという夫婦二人の、言ってしまえば能天気っぷりが良かったです。

有楽町駅に向かう途中で、偶然全酪連(全国酪農業協同組合連合会)のビルを発見。1階が牛乳を原料としたドリンクバーになっていたので、畜産業関係者として視察する気分でホットミルクをテイクアウトしました。気持ち的にはソフトクリームあたりにいきたかったのですが、先のお茶屋さんで甘味を堪能したために我慢しました。寒くもありましたしね。

山の手線に乗って秋葉原の電気街へ。
こちらも東京を代表する街とはいえ、銀座と秋葉原をハシゴすると、なんとも妙な感じがしました。秋葉原の方が違和感無い自分というものを感慨深く思ってみたりもしました。
最初は某ネタ用のライトを購入。大きさと値段は比例しないんですね。
その後はいつものルートでアニメイトで探していた本を買い、グッズを買い、道を渡ってメッセサンオーに行ってメッセ専売のゲームを買い、ヤマギワソフトでDVDを買い、駅に戻りました。行動範囲が限定されているのが、やはり違和感が無いということでしょうか。違和感が無いついでに、雨が降っていなかったら、ガチャガチャを捜し求めて徘徊したかったです。(笑)。

充実の二日間を楽しんで帰途。
しっかり遊び、とても良い気分転換になりました。

2005.02.19 東京で遊ぶ 一日目

大雪ですか…。こりゃ、バス、遅れるな。

二月歌舞伎の夜の部にお誘いいただいたのをきっかけに、一泊二日で東京見物(今更。笑)に行ってきました。
エミール・ガレ没後100年記念展が江戸東京博物館で開催されているというので、11時にそこで友達と待ち合わせ。案内では1時間程度とあったために、「お昼ご飯がゆっくり食べられるね」と話をしていたものの、入ってみたら興味深くて、結局は2時間弱も観ていました。わたしは美術館とか博物館とか、どうしても長居になってしまいます。
ガレは、県内にある北澤美術館の影響で後期のランプシェードのイメージが強かったので、初期から中期の作品、特に家具のデザインは予想外でした。木の色と木目を生かした寄木細工の家具は、とにかく素晴らしい。ほとんどが個人蔵だそうですが、湿気の多い日本の気候でこの状態を維持するためには、きっとわたしよりも良い住環境に置かれているのだろうなぁと、庶民な感想を抱いてしまったり。
ガレの作品はそのデザイン性の高さが素晴らしいと思いつつ、わたしはやはり、その作品をつくりあげた工芸職人の腕にこそ感動しました。様々な技巧を駆使した、それぞれの作品は本当にすごかったです。ガラスの色とはこんなにも広く深いのかと思いました。
個の作品としては、最晩年の手のガラスの像のエネルギーが恐ろしく、強く印象に残っています。

予定では両国でお昼を食べるつもりだったのですが、先出のとおり時間が遅くなってしまったため、次の場所へ移動することにしました。チケットを取ってもらったのは夜の部なのですが、昼の部の最後第四幕に片岡仁左衛門さんが出演されるということで、幕見席で見たかったのです。
歌舞伎座に着いたのは発券40分前くらいでしたが、余り並んでいなかったため、一度列を離れて食料調達のためにコンビニへ。地元が寒いのは当たり前なので我慢できますが、この日は東京も氷雨でかなり寒く、暖かいものが欲しくて仕方が無かったです。豚チゲまんが美味しかったこと。
仁左衛門さんが出演された「どんつく」は、思っていたものと全く違った演目で、思わぬ軽妙な素振りが観られて、とても楽しかったです。

16時頃に終演となり、そのまま夜の部の入場待ちの列へ並びました。いつも思うのですが、30分程度の時間で客を入れ替えられることに、感動します。
入って直ぐに、食事の予約。今回は暖かいものが食べたいという気持ちが残っていたので、おでん定食にしました。薄味で結構好きなのです。
一幕目は森鴎外原作の「じいさんばあさん」。三十七年間も離れ離れになってしまう夫婦の話で、それは不幸なことではあるもの、結局は大団円ともいえる良いお話でした。
夫婦が若いときのラブラブっぷりが堪んないなぁと思っていたら、わたし的に一番ときめいたのは、じいさんの仁左衛門さんでした。白髪で、顔も皺だらけで、腰も曲がり気味だったりするのだけれど、すっごくかっこ良いと思ってしまいました。勢いで、わたしは普段買わないブロマイドをじいさんだけで2枚も買ってしまったくらい。(笑)。
二幕目の何が凄いって、この幕の出演者さんの平均年齢は確実に還暦を超えているという事実でした。演劇とは素晴らしいと思うところで、役は実年齢に勝るのだなぁと思いました。最後の退場するシーンの舟が花道を進んでいくという舞台装置も興味深かったです。
三幕目は息子さんの孝太郎さんとの共演の「二人椀久」。わたしは仁左衛門さんは台詞がある役の方が好きなのですが、とはいえ、この舞いの幕は、舞台演出の美しさも素晴らしく、とても感動しました。美しいものって良いなぁ、と。

今回のホテルは銀座で取ったので、埼玉まで帰る友人と分かれて、わたしは居残りとなりました。ホテルは歌舞伎座からも近くて良かったです。
チェックインの後、時間もあったので近くに飲みに出ました。1月末に胆嚢炎を起こしてから全くアルコールを摂取していなかったですし、今まだ薬を服用している状況なのであまり良いとは思えないものの、折角銀座に泊まっているのにただホテルで寝ているだけでは勿体無さ過ぎると思ってしまったのでした。冒険しているとはいえ、さすがに表の看板に値段の書いてあるお店を選びましたが。(笑)。
生麩の田楽と地鶏のから揚げで、日本酒を一合。さすが純米吟醸生といえる、飲みやすく美味しいお酒でした。一合1,260円なので、お値段もそれなりのものではありましたけれど。心配していた腹痛も起きず、良い夜を過ごしました。

2005.02.17 会わずの人 会えずの人

母方の祖母の三十七回忌。
わたしが生まれる前に亡くなっているため会ったことはないのだけれど、母が折に触れ話をしてくれるのと、その人となりが自分に似ているような気がするのとで、身内だという思いを感じている人である。
戦争で亡くなった祖父のときにも思ったけれど、やっぱり、会いたかったと思わずにはいられない。

2005.02.16 こんなんで減ってもなぁ…

うちの課が主催のイベントがあり、わたしは雑用等お手伝いで参加。
昼食を挟んで準備をするのだけれど、あいかわらず胆石を飼っているので普通の食事ができず皆様から会場内のレストランに誘われるもお断り続け、とはいえ最近では食べなくても平気だったりするので、そのまま会場の中をうろうろしていたら、今回のイベント責任者の隣の係長に呼ばれた。
何か用事を仰せつかるものと寄っていったら、
 M係長「ほら」
と、今回のイベントで直売していた草もちを一個くださった。これくらいなら食べられるわ。
そして、結局はこれが今日の昼食に。
一日が終わって体重を量ったら、1kg以上減っていた。不健康だな…。ま、でも、すぐに戻るでしょ。

2005.02.13 睡眠不足では無いはずだが

地元のプラネタリウムへ久しぶりに。
星空と金子みすずの詩をコラボした番組だというので楽しみにしていったものの、行く前に母に予言されたとおり、半分以上はしっかり寝たよ。だって、気持ち良かったんだもん。
終わってから出ようとしたら、出口でやはり出ようとされているお年を召した女性に行く手を阻まれた。右に避けたら通り抜けられそうなので一歩踏み込んだら、丁度のタイミングで右に寄られてしまい、ぶつからないように踏みとどまるのがやっとだった。仕方が無いので今度は逆に空間の空いた左へ踏み込んだら、今度もまたまるで後頭部に目が有るんじゃないかと思われるくらい丁度良いタイミングで左に寄られてしまった。あううう。
追い抜けないまま思わず入り口の戸に縋って苦笑いをしたら、その様子を見ていた会場係の女性に微笑をいただいてしまった。なんか、いい感じ?(笑)。

2005.02.12 温泉〜

我が家は毎日温泉だし、うちの湯船は長いので足がしっかり伸ばせるからゆっくりできるのではあるけれど、それでも他所の温泉は、それはそれで好きなのよ。
隣の村にある温泉施設の利用券をいただいたので、母と大叔母と一緒に行ってきた。
近くなのに今まで行ったことがなかったところで、行ってみたら、これがまた広くてよい感じ。
正午頃に行ったのに、とにかく人が多いのには驚いたけど。
お湯が気持ち良かったのはもちろん、いつもは一緒にお風呂に入ったりしない母の背中を洗えたのが一番嬉しかった。
…にしても、わたしが女湯に入ったときに、あからさまに不審げに見ないでくれよ、おばちゃんたち(−−;)。

2005.02.11 ちょっと嬉しい

母と買い物に行ったときのこと。レジで。
 店員「2,789円です」
というのに、母の持っている小銭は8円だったらしく、そこで諦めようとしているので、わたしが自分の財布から1円を出して、
 わし「仕方ねぇ、1円奢ってやらぁ」
と言っていたら、母にではなく、店員のお姉さんに『くすっ』と笑われた。
身内が慣れたボケツッコミで、他人が笑ってくれると嬉しかった。
それがお姉ちゃんだったのが、また嬉しかったり。って、ヤロウじゃないんだから。(笑)。

2005.02.10 ひとまず

この一週間で、身体のどこかが常に痛いというのは、精神衛生上、よろしくないことを実感。
集中力が無くなって、思考力やら意志力やら、あらゆるものが低下するのには困った。仕事もsるっていうのに。
鈍痛もかなり感じなくなってきて、ほぼ普通の生活に。

2005.02.07 それだけかよ

本日は、消化器科の受診日。
二週間前みたいにエコーも取るのかと思っていたから、
 先生「んじゃ、そこに横になって。お腹みます」
と言われ、ベルトを外してジーンズの前も開けたのに、先生が触ったのは胆嚢(肋骨の右下)のあたりだけだった。
それだけ?! 触診だけだとは思わなかった。脱いだこっちが恥ずかしいじゃんかよ。
 先生「手術、どうします?」
と訊かれたけれど、触診だけではわたし自身には実感が無いし、今飲んでる胆石を溶かす薬が効いているかどうかも分からないって。それに、人事異動の季節でもあるのでもう少し様子をみさせてこらうことに。
薬を一ヶ月出してもらって、もうしばらく、胆石を飼うことが決定。

(掲示板代わり)
…すみません。体調、あんまり良くなくて、メールとかお返事できません。
もうちょっとだけ、待ってください。

2005.02.01 大寒波

寒いです。
わたしが現在いる部屋は、10分前まではちょうど0℃でした。
今、ヒーターを入れて、3℃になりました。暖かいです。
…だまされている気がします。