第１３弾の１の２ '03.08.16 16:00 start 「和の一本漬け～30年もの有ります」（チケット色：黄色） at Ｓｐａｓｅ元氣（渋谷区） １drink 3,500円（会員外3,800円） |
２回目はオンタイム・スタート。
「Why」「Guilty」
ＭＣ①
井上さん：「こんにちは。…こんばんは？」 まだ、こんにちはでよい時間かと。
井上さん：「井上和彦生誕30周年に…違う？ だって役者として生まれて30年…無理があったか。(笑)。
１歳だった子が30歳、30歳だった人が60歳。…単純に足しているだけ」 最初のは微妙に数え年計算になってません？
井上さん：「25歳の人が55歳でしょ、19歳の人が49歳」 井上さんご本人のことですね。
井上さん：「来年は50を迎えます」 みんなで拍手～。 井上さん：「拍手いいから。嬉しいのかな？ 分かんねぇ…(笑)」 誕生日も30超えるとねぇ。
30周年ですが、井上さん：「実感が湧かない。とりあえず、今回はおれに実感を湧かせようという会です」と、言った後に間。
井上さん：「…湧いてきたな…」 もう、目的達成っすか？(笑)。
井上さん：「みんなも僕に対して感じることとかあると思うけど、妬み、嫉み、やっかみ…」 ここに居るのはファンなんですってば。
井上さん：「無い？無いね？ 良かった」 有るかい。井上さん：「そうだよね。みんなは、愛情とか愛情とか愛情とか愛情とか、愛とか恋とか。
それに最近は労りが入ってきた。“大丈夫～？”って。(笑)。ありがたいことです」 労わりたくなる言い回しで。(笑)。
井上さん：「浴衣の人が居るねー。可愛いーｖ」 本気で嬉しそう。 井上さん：「僕も後のパーティーで着ます。ああ、ゆかった、ゆかった」
………。井上さん：「そこ、（呆れっぷりの真似をしながら）はいはい言うなっ！」 言いたくなるようなことを言うなっ！！
井上さん：「自分だって言いたかったくせにぃ」 ないっちゅうの。
井上さん：「浴衣を着ると日本男児っぽいよね。若いのも着たんだけど、なんか似合わないんだよね」と、ご自分は似合うと言わんばかりのご様子。
井上さん：「似合うのには秘密があるんです」と聞いた瞬間に、腹…と思ってしまったわたしは、これでもファンです。で、その期待は裏切られること無く、
黙ってお腹をポンと叩く井上さん。よしネタだ！とメモをしようとしたら、井上さん：「メモ取らないように。あれ、ポンとか書いてるんだよ」と。
っていきなりこっちに振らないでくださいっ！ 動揺したものの、ご要望のとおり、メモには“ポン”と書きました。(笑)。
会場の暗さに目が慣れてきて、井上さん：「嬉しいな。だんだんみんなが見えてきた」と言って見渡すと、一身に客席の視線を感じたのか、
井上さん：「この宗教にようこそ(笑)」って、そうなん？(笑)。みんなで仲良く楽しくというＫＡＺＵＦＡＮ教の教義のおかげで、
井上さん：「みんな友達が増えたみたいですね」 ええ、教祖様のおかげで。井上さん：「でも、物販のところでケンカしないでね」 妙な具体例だわ。
「Ｐ．Ｓ．アイ・ラブ・ユー」「プレゼント」「横浜HERO」
ＭＣ②
隠し置いてあったペットボトルで水分補給。口に含んだ後噴くまねをする。反応するファンに、井上さん：「んんーんんんん」と含み笑い。
井上さん：「彗星物語、２枚目のＬＰからお届け…」 ファン：「３枚目っ」 井上さん：「え？ そう？ ぼく、何枚出してるの？」 ファン：「４枚」
そうしてファンと一緒にアルバムタイトルを挙げていく。井上さん：「ファースト・プレゼントでしょ」 ファン：「想い出の夏」
井上さん：「あ！ それで彗星物語でモーニング・ブリーズか。ずっと考えちゃった。想い出の夏ってシングルだと思ってた」
ファン：「シングルとＬＰがあります」 井上さん：「そっかー。どこかで見掛けたら聴いてください。きっとハンターでしか売ってません(笑)」
ハンターってオーディオ中古屋さんなんでしょうね。思い出したついでに、いくつか昔の歌を口ずさむ。
井上さん：「/~しおさ～い～♪ /~対岸どおりぃ～♪ 違った？ ま、いいや」
井上さん：「歌ってるけど歌手じゃないです。声優です」 へぇ、そうだったのかぁ…って言った方が良かった？(笑)。
井上さん：「声優の仕事は、最近はＮＡＲＵＴＯ。見てない人？」 客席後方で手が上がる。井上さん：「このやろー！(笑)。観てくださいよ」
ファン：「うちの地域は映らないんです」 井上さん：「それはしょーがないでしゅねー。ごめんね」 …何故に赤ちゃん言葉。
井上さん：「秋から新番をやります。お父さん役とか増えて、若い役が来ないんだよねぇ」で、お父さん役というキーワードから、
井上さん：「ボーイ・ミーツ・ワールド、この前録り終わりました。コーリーがこんなちっちゃかったのが、結婚しちゃうんだよ。
向こうでは７年かけて撮ったんだってね。最後はダメ。泣いちゃって、泣いちゃって、本番なのに何度も止めちゃった。
それに、最後はみんなスタジオから帰らないの」 良い作品だったんですね。
井上さん：「この30年。どんな井上和彦が育っちゃったんでしょうか」 こんなですね。（こんなって言うな。笑)
井上さん：「一休さんを知ってる人？ うわー、歳ぃー(笑)」 こらっ。井上さん：「ごめーん。嬉しい。キャンディ・キャンディ知ってる人？
ぼくはキャンディをやっていました。（いきなりのカン高い声で）アンソニー！ 嘘です」 危ない危ない。騙されるところだったよ。(笑)。
井上さん：「キャンディ・キャンディは20数年前です。００９とかシュラトとか、なんだかんだでいっぱいやってます。美味しんぼ知ってる？」
かなり多く手が上がると、井上さん：「人気は無いけど知名度高し」 でも作品の知名度は高くても、声を覚えている素人さんは少ない…。
初対面の人などに何の役をやっていたのかを訊かれたときに答えると、井上さん：「００７？ 違うよ。シュラト？ シュラシュシュシュって。
そんな長いこと言ってないじゃん！(笑)。美味しんぼって言うと、あぁあぁ、あの眠そうな！って。悪かったねーっ！」 微妙にすねた感じ。(笑)。
井上さん：「どれだけご存知の曲があるでしょうか。心の準備はよろしいですか？ 分かったらキャー！です。あぁ～じゃダメです。
キャーじゃなかったら止めちゃう」 ファン：「えぇ～っ？！」 井上さん：「え～じゃねぇよ」 え～でしょうがっ。
「誰がために」「メロスのように」「ヨロシク仮面 テーマ」「薔薇の部屋」「セクシーコマンドー部 主だい歌（ブルース）」
「ローラーヒーロームテキング」「I can't stop your heat」「月下美人」
ＭＣ③
井上さんはギター片手に出てきて、用意された譜面台などを自分で微調節するのですが、足を使ってガッとやるのに笑ってしまった。
準備中にも、井上さん：「（低めの声で）あ～、奥さん。１曲いかがですか」 流しだ、流しの兄さんだ！(笑)。
井上さん：「元氣組はぼくの息子みたいなもんです」 立派な息子さんが、まぁ、沢山。お嬢さんも沢山よね。
井上さん：「マイルームにご案内をいたしました」 ファン：「お～」 ファン：「お願いしまーす」
井上さん：「今の反応すごかったね。みんな、おーって。現実の部屋は汚れていたりしてね」
「悲しみ」
ＭＣ④
井上さん：「この歌は、ホントに…」 思うところが多かった様子で黙ってしまう。…うん。言葉で表せられないものだからこその歌、ですよね。
井上さん：「今年は愛と恋のＣＤ２枚出しました。買うことを強制はしませんが、時代には乗り遅、れます」 ちょっと、かみかみ。ボケでかんじゃダメ。(笑)。
でも、その後の語りは、真摯に。井上さん：「今のぼくの思いの全てが入っています。恋から愛へ…。恋は好きってだけでいられるけど、
愛はそれだけででは。素敵ってだけじゃぁ…。もっと、もっと大きな人間にならないと愛にならないから。人って、愛がないとダメなんだなって。
ひと言で片付けるのも何だけど、語り尽くせないのが愛」 ふと、省みる表情で、井上さん：「それを伝えていくのが、ぼくの仕事かなって」
そうして柔らかな笑顔。涙が出そうです。井上さん：「あの……いろいろ言ってもね…。みんな、幸せになりましょう」 は、みんなで。
井上さん：「言葉は要らないね？」と問い掛けるので、良い雰囲気の中で同意の空気が流れると、井上さん：「しゃべんなってことだね」って、それ違う。
「幸せの通り道」
ＭＣ⑤
井上さん：「ギターでやるとしんみりするね」と言いながら、ギターをスタッフに渡し、代わりに黒ジャケットを受け取ると、
手のマイクを客席のファンに持たせてジャケを着込む。近いステージならではの一場面。これも一体感？！(笑)。
井上さん：「今回のイベントは、みんなから凹まされるんじゃないかと…そんなことはないね」 ファンを何だと思っていらっしゃるんだか（＾＾；）。
井上さん：「…何って言ったらいいのって感じです。普通の仕事って応援してもらえないのに。声優っていい仕事だよね。
ずっとずっと応援してもらって。…すごく嬉しい。みんなに幸せをあげるのが仕事なのに、逆に幸せをもらっちゃってます」
なんて、感動的なＭＣなのに、それだけで終わらないから、井上さんのイベントなわけで。
井上さん：「しあわり…」と、かむ。正しくは幸せ。井上さん：「なんか幸せをあげて、もらって、プラス・マイナス、ゼロ」
ファン：「そういう計算しますか…」 井上さん：「利子５割でどう？」 なんで高利貸しになってんねん！(笑)。
真面目に戻って、井上さん：「…つまんないね。上手いこと言えないね。――間――うん、嬉しいです。これで終わりじゃないから」 だから、嬉しい。
「雪明り」「冬桜」「螺旋階段」「散歩道」
ＭＣ⑥
井上さん：「今回わりとリクエストを元に選んだんだけど、何故かゆっくりの曲になりました。夏なのに秋ムードで。大人じゃーん。(笑)」
今更大人ですか。井上さん：「そこはかとなく…」 そこはかとなく大人って。(笑)。
井上さん：「元気にバリバリと、アニメーションもですが、洋画も。キャスト・アウェイ。無人島に流されて、ずっと一人です。見て見て、見て、見てっ！」
分かったよっ！(笑)。井上さん：「買うなとは…買えとは言いません」 すっげぇ強引な話かと思っちゃった。買うなって。(笑)。
井上さん：「なるべく沢山ぼくの声を聴いてください。汚染されてください」 …汚れなん？(笑)。
井上さん：「ありがとうって言うしかない。いつも、いつも。ずっと長いこと応援してくれて…。みなさんの愛で頑張ります」 応援しています！
「僕らの空」
ＣＣ。井上さん：「興奮してます。応えていただいて、舞い上がってんの。一応」 小躍り中（嘘）。井上さん：「重大発表です」 サイパンかと思いきや。
井上さん：「８月31日、カズファンのボーリング、抽選になっちゃって」 はい、わたしは最初は抽選漏れっ！ 井上さん：「ごめんなしゃい」 しゃいって。
井上さん：「来年はみんなが入れるようなところを探します。ボーリングは決まりだからね」 了解と書いてラジャー！
そして、井上さん：「発表します！（ドラムロールを口真似）ここで破裂音ね！」と、サイパン旅行の告知。
井上さん：「サイパンです。パンしか食べられません」 またその場の思いつきオヤジギャグを…。
井上さん：「内容はうちら用に組んでいただいてます。ビーチバーベキューなんかも。ビーチだよ。浜で。ウィンドサーフィンもあります」
ファン：「へぇ～」 井上さん：「当たり前じゃん、井上和彦だよ？ ウィンドサーファーだよ？(笑)」 当たり前なのね。
井上さん：「ぼくの友達がやってますので、ご料金はお安くなっております」と、ちょっと妙な営業マンがこんなところに。(笑)。
ご料金という言葉から、井上さん：「井上和彦を１回利用する毎に、電話３分で１万円！」 ダイヤルＱ２…。 ファン：「高いーっ！」
井上さん：「井上和彦を独占しようと思ったらそんなもんだよっ」 強気だ。 井上さん：「本気にしないでね」 なぁんだ。(笑)。
井上さん：「サイパンのこの日程は仕事もほとんど休みになっていて、火曜日が調整中で…。すみません、マネージャー。
火曜日はまるみえ（世界まるみえテレビ特捜部）がが入ってるんだよね。でも宣言しちゃえば大丈夫！」ということで、
このレポを書いている現在(H15.12.05)、予定通り＋１日で実行済みですので、宣言が勝ったということで。(笑)。
井上さん：「若い衆っｖ」と、ハートマークが付きで呼び込まれたのは元氣プロジェクトの皆様。
増川洋一さん：「ＮＡＲＵＴＯでロック・リーをやってます」 ファン：「リー！」 ファン：「リー！」 増川さん：「リーが嬉しいっ」 なんか可愛いぞ。
増川さん：「こうしてイベントのお手伝いをさせてもらって、ファンのみなさんを見ていると、和彦さんが羨ましくてたまらないです」
小沢豊さん。井上さん：「ＯＰに変なジャケット(笑)を着て踊ってくれています」 ご自分も着てるくせに。
井上さん：「昨日のリハーサルで着たら玉虫色って言うんだよ」 小沢さん：「場末のキャバレーって言ったのは和彦さんじゃないですか」
井上さん：「３人で漫談できそうだし(笑)」 次からそう見えちゃうから止めてください。
フルヤミツアキさん：「元氣のいじめられっこです」 高口公介さん：「音とゴミ担当です」 すげぇ略し方。(笑)。
大橋佳野人さんはやはりじわじわとステージに上がり、ご挨拶。その後にすぐに下りようとすると、
井上さん：「一旦上がったんだから何かやっていかないと。彼は回転が上手いです」と振られて、特技バレエのターンをお披露目。くるっと。
井上さん：「今日のは遠慮気味に回ってる(笑)」 そう聞いたら思いっきりの回転が見たくなるんですけど。
オーラス。井上さん：「夏やけど」って、何で関西弁やねん。井上さん：「ビックイベントと言えば？」 ファン：「30周年！」
井上さん：「30周年です。ビックイベント、井上和彦と言わないように」 その間違え方の方が難しいです。
井上さん：「にぎにぎしく、でかい声で叫んでください」ということで、みんなで盆踊り…いやいや、歌って踊って楽しんで。
「Big Event Xmas!」
この回は終わっても、イベントはまだつづく。なので、レポもまだつづく…。
