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聴耳日記SPECIAL(井上和彦さんの出演作感想記)     聴耳日記SPECIAL・目次 
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過去の聴耳日記

 第19弾
 '04.03.28〜29 「井上和彦30th ANNIVERSARY&50th BIRTHDAY
            豪華でおしゃれな究極のBIRTHDAY PARTY」  at コンチェルト(クルージング)他
              東京発着 FC会員62,800円 会員外65,800円(現地集合等別料金)
 
おおまかな日程。予定表から移しているので実時間ではありません。

3/28(土)
 12:00 東京駅集合(or16:30 神戸ハーバーランド集合)
 17:10〜18:55 クルージングPARTY
 20:00 ホテル着 (お部屋訪問)

3/29(日)
  9:30 ホテル泊
 10:00〜11:30 北野異人館
 12:30 六甲山で昼食(ジンギスカン)
 15:00 神戸駅解散

ということで、ツアーの中には異人館で2ショットの写真を撮ったりもありましたが、トークの内容はありませんので省略します。

今回は現地集合。って、よく考えたらKAZUFANでは結構あるのよね、現地集合。とはいえ、東京駅集合で新幹線はみんな一緒なので、
方向音痴のわたしでも、神戸ポートパークまで行くのは困らなかったけど。この東京発着組だけの特典(?)は、新幹線のチケット。
右上に団体名が、「イノウエカズヒコ 様一行」と印字されていたのでした。これは記念になるじゃん、とおうことで、
乗車券は普通は改札で渡してしまうものなのだけれど、駅員さんに交渉して持ち帰ってきました。もちろん。
そうして集合場所に行くと、ドレスアップしたファンの皆様がいっぱい。わーい、目の保養、目の保養。見るだけはただだ、しっかり見とけ!(笑)。

17:00。関西方面の皆様とご挨拶をしているうちに、バスの号車ごとに集合するようにとの指示が。
そうこうしているうちに、ぼ〜っと視線をめぐらせていたら、向こうから黒服の男性が悠然と…。
って、井上さんだぁっ!! 思わず「どぅわっ!」とか言っちゃったよ。かわいく「きゃーっ!」とか言えないのかよ、わし。ま、柄じゃないが。
そうして号車毎の記念撮影。今回はバス3台。わたしは2号車だったのですが、1号車の撮影の時に、井上さんが上着を2号車のファンに預けられて、
お笑い体質のみんなで「触っとけ、触っとけ」と触りまくっていました。(笑)。
冗談で臭おうかとも思ったけれど、いくらなんでもそれはイタイんで止めたけど。(当然だっちゅうの。^^;)

さて、最初はクルーズ。船に乗る。席は完全くじ引き。うちのテーブルは偶然にもお知り合いの同県人が集中していて、お互いに盛り上がってしまったわ。
特にお隣はサイパン旅行でもご一緒した大好きな方で、わたしはかなりハイテンションになっちゃってました。
ディナー、お料理は周富徳さんプロデュースということでしたが、メニューも味も覚えていません。
前説は勝杏里くんと團野弘康さん。ネタ合わせ(後出)と注意事項。
アンリくん:「今日、ここのことについては和彦さんも何をやるか知らないです。“任せるよ”って」 責任重大だ。

和彦さんの登場はいつにも増して格好良く。ホール後方の入り口が開いて、そこに正装の井上さんがっ!
なんか、for symphonyの時もそうだったけれど、外見で格好いいと思っちゃうのって負けって気がしないかっ?
井上さんがマイクを持ち、曲のイントロが流れると、歌いながら会場を巡ってステージへ移動。
CD「海人」収録の「夢の幕明け」という曲だったようです。わたしは海人は聴き込んでないので分かりませんでした。
勉強不足ですみません。んで、このときに、接近遭遇がありました。→身動きとれんっちゅうの。

17:43。気が向いたときだけ時間をメモってるんだよな。その多くがどうでもいいときだったりするんだけど。
井上さん:「いらっしゃいませ。今日はゆっくりして下さい」とはいえクルージングの時間は限られているんだけど。
井上さん:「今日は美味しいものがいっぱいありますから。ホントにねっ、の50歳の誕生日です」 ファン:「おめでとうございます」 
井上さん:「井上和彦、ホントに幸せでございます」 それは嬉しゅうございます。
歌いながらの登場について、井上さん:「自分でもびっくり。(笑)。緊張しました。みんなと目が合うと“歌詞、何だっけ?!”ってなっちゃって。
特に今日はみんなお洒落して、こんなに来てくれて嬉しいです」 こういうところでさりげなく褒め言葉を言えるあたり、さすがというか、そつがない。
井上さん:「井上和彦、3月26日を持ちまして…」 50歳って自分でおっしゃるかと思ったら、井上さん:「やるよ。まだまだね」といきなりの決意表明。嬉しいです。
井上さん:「今年から誕生日が来ると若返ります。ひとつずつ減らすんで、来年は49歳です」 遠回しに50歳をアピール。(笑)。

アンリくん:「えっと、みんなお預けになっていますんで、そろそろ…」 井上さん:「そうですね。僕がいるからって、口を小さくして食べる必要はないですから。
みんなのことは分かっていますから」 最初から遠慮する気は無いです。
ということで、乾杯。井上さん:「番号あるの? じゃあ50歳にちなんで50番の人に乾杯してもらいましょう」 結局はここで50歳って言っちゃうし。
最初から隠す気ないんじゃん。50番の方は、井上さん:「初めて?」だそうで、井上さん:「だんだんはまっていきますからね。
みんな祝いに来たのか食べに来たのか」とKAZUFANのいい意味でのダレ具合を語れば、ファンの方も、
ファン:「半々〜」 お祝いと食べることが同レベルって言い切っちゃうし。だからこそKAZUFANなんだけど。
50番の方の祝辞はいきなりとは思えないくらいきちんとしてらして、すばらしい乾杯に。

いろいろと業務連絡。井上さん:「えっと、椅子、狭いと思うのだけれど、ごめんね、定員が150人だったんですが、オーバーは10人だったんでしのびなくて」 
希望者全員でお祝いできることに比べれば狭さなんて気になりませんよ。
井上さん:「今回のスタッフは4人です。何なりと申しつけてください」 アンリくん、團ちゃん、ヨコチこと横田和美さん、元気プロジェクトのマネージャーの樋口さん。
そして、井上さん:「JTBのイナギさんです。苦情はあちらの方にお願いします」 そうします。(あるんかい。)
このところ比較的イベントのお天気運が良いKAZUFAN。井上さん:「ぼくが何かやろうと思うと雨。アンリくんと二人でスノボに行ったら大雨だった。
でも今日はみんなが晴れ女!」 お天気が良かったのが嬉しかったご様子。

ここで、このパーティーのみ参加の方がいらっしゃるため、その方々のところを、アンリくん:「和彦さんがテーブルの方をくるくるまわります」とのこと。
アンリくん:「プレゼントをあげてください」 井上さん:「あれば、ですよ」 控えめなお言葉。バースデーイベントですから、普通はあるとは思いますけどね。

井上さん:「今日は周さんの料理です。美味しんぼの周大人のモデルになった方です。ホントかどうか定かではないけど。(笑)」
TVに出られるようになってからイメージが変わっちゃいましたからねぇ。周大人。
井上さん:「お料理を一口食べる毎に言ってください。“ん? この味はっ!”って」 こんなところにも東西新聞の記者がっ!(笑)。
ファンの方はこの間にお食事。井上さんとかスタッフさんは食べる時間が無かったんでしょうね…。

テーブル巡りを終えて、井上さん:「お待たせしましたぁ?」 あ、いえ、食べてました。
井上さん:「今日って何やるか知らないのね。登場で歌を歌ってくださいって。ぼく知らないのに」 歌詞のことらしい。
そういっているうちに仕込みネタのひとつがスタート。アンリくん:「では、50歳にちなみまして、和彦さんに50の質問をしてみたいと思います。
團野くんと二人で頑張って考えました」 井上さん:「50? 5時間くらいかかる」 そんなんではクルージングが終わってしまいます。→…びっくりした。
ということで、團野さん:「和彦さんを、丸裸っ!」で、50の質問スタート。気合入れてメモれ!(笑)。

Q1:好きな花は? 井上さん:「フリージア」 なんかの歌のフレーズが浮かんだけど、なんだったんだろ?(人に訊くな。)
Q2:好きな歌は? 井上さん:「演歌」といきなり歌い出す。何の歌だったか忘れたのが残念。
Q3:好きなアーティストは? 井上さん:「アーティスト…いっぱいいるよ。山下達郎、矢沢永吉、クラプトン」 世代ですね。
Q4:座右の銘は? 井上さん:「風の吹くまま気の向くまま」 良く言えばポジティブシンキングよね。
Q5:好きな色は? 井上さん:「青と白」 イメージらしい。

Q6:お風呂で最初に洗うのは? 井上さん:「左手の甲」と言ったあとに、ウォッシュスポンジで身体を洗うアクションで首→手→脇→腹と撫でる。
 それ以上はやらないように。いろいろと危ないから。(笑)。これ、とある心理テストでは、コンプレックスの箇所だそうですが…手の甲にコンプレックスって・・・?
Q7:一週間のお休みがあったら何をする? 井上さん:「一週間? とりあえず沖縄へ行ってウィンドサーフィン。石垣島とか」
Q8:自分の性格を一言で言うと? 井上さん:「男らしい」 自分で言うか? ファンが大ウケしていると、井上さん:「いいじゃん!」 その言い方は男らしくないと思う。
Q9:縁起を担いでいることは? 井上さん:「特にないよ。スノボやるときはレギュラー?」 いや、それは縁起と違うから。井上さん:「物事、なるようにしかならないしね」
Q10:健康の秘訣は? 井上さん:「気を遣ってますよ。気は、遣ってます」 助詞の言い換えの意図は? 井上さん:「健康…毎晩飲む芋焼酎。
 血糖値を下げるって学会で言われたんだってね。ま、病気は治らないんだけど」アンリくん:「和彦さん、一瓶とかいっちゃうし…」 飲み過ぎはいかん。

Q11:寝具にこだわりは? 井上さん:「最近ベッドを買い換えまして。テンピュール」 って何? アンリくん:「NASAの開発したやつですよね」 
 井上さん:「あれがいいんだよ。死んだように寝れるよ」
Q12:お勧めの温泉は? 井上さん:「温泉、好きですね〜。お勧め? どこでもいいんじゃない」 温泉皆一緒。井上さん:「冬の温泉とか、いいですね。
 万座の露天風呂で髪の毛バシバシ凍ってね〜」と思い出話。井上さん:「箱根は近いので行く機会も多いんですが、湯河原、ですかね」
Q13:眠れない夜はどうする? 井上さん:「ない」 早っ。井上さん:「だいたい枕についた瞬間に寝てます」 のび太くん並。
 井上さん:「酒を一口飲んで(サイドテーブルらしきところに)置くじゃん、そのまま寝る。毎日そうして寝てます。臭いがよくて」
 アンリくん:「何を飲んでるんですか。お酒は」 井上さん:「やっぱり芋焼酎」 團野さん:「アロマセラピーですね」
Q14:欲しい発明品は? 井上さん:「(パーマンの)コピーロボット。3体。仕事するのと、授業するのと、会社の経営。そして僕は遊んでる」
 アンリくん:「みんな仕事辛いんじゃあ…。(笑)」 うん。そう思うよ。
Q15:スーパーマンになったら何をしたい? 悩む間があって、井上さん:「地球を救いたい」 これ、本気の言葉だったと思います。
 團野さん:「悪用はしないんですね」 悪用しそうだと思っとったんかい。
 井上さん:「あと、空を飛びたい。そうして悪者退治する声優!(笑)」 アンリくん:「今すぐになれますよ(笑)」

Q16:UFOが来たらどうします? 片手をあげてフレンドリーに、井上さん:「はあい!」 アンリくん:「フランクだなぁ」 で、実はUFO体験がお有りだそうで。
 井上さん:「中学のときに大船団をたことがあるんだよ。でっかいのが空に浮かんでて、そのとき大勢でいて100人くらいで見ちゃった。すっごく騒いでたのに、
 全然ニュースにならなかったんだよ」 集団幻覚…? オチは、井上さん:「/~UFO!♪」 ば〜い、ピンクレディ。
Q17:教師になったとしたら小・中・高のどれ? 井上さん:「小学校ですね。まだ心がきれい。みんなが汚いとか言ってない」
 だれもそんなツッコミしてないって。思ったかもしれないけど。(笑)。
Q18:無人島に何を持っていきたい? 井上さん:「何持っていく?」 アンリくん:「僕に訊かれても」 そうだよね。井上さん:「ナイフとか…」
 團野さん:「現実的ですね」 わしもそう思った。ボケられなかったのが悔しかったのか、言い直し。井上さん:「エロ本」 いや、それはこういう場でどうよ。
 それに、それもある意味現実的だし。ちょっと引いた雰囲気に、井上さん:「癒してもらえるし」 フォローになってません。と、ふいに思い出して、
 井上さん:「キャスト・アウェイも無人島…、ボール! ウィルソーン! 日本語版の方で、ウィルソン、いっぱい叫んでます」 吹替版をご覧ください。
Q19:尊敬する人は? 井上さん:「いっぱいいますよ。一人に絞れないなぁ。お父さんとお母さん」 素晴らしいことですね。
 そんなお母様のエピソード。井上さん:「25日の日、10時頃。母と食事して帰る車の中で、外は雨だったんだけど、“丁度今くらいの時間に病院に行ったのよ。
 あのときもやっぱり雨だったわ〜”って生まれたときのことを言われて、やっぱりこの人には勝てないって。“朝10時くらいに辛かったのよ”って」 生まれたときから雨男。
Q20:好きな季節は? 井上さん:「夏」 即答。かつて日本の四季が好きとおっしゃっていましたが、選ぶときは迷い無いですね。

Q21:好きな俳優は? 井上さん:「緒形拳。吉永小百合。黒木瞳」 緒形さんはさておき、面食いさんだ。
Q22:好きな映画は? 井上さん:「E.T.」 コメントのメモが字が汚すぎて分からん。無念。
Q23:女性のタイプは? 井上さん:「優しくて、明るくて、ちょっと綺麗な人」 うんと綺麗な人はどうした。
Q24:女性の仕草で惹かれるのは? 井上さん:「男らしい仕草をしたとき」 どんなんじゃい。一応解説付き。
 井上さん:「例えば吉永さんがジョッキビールをぐーっと飲んで、 あーっって。ありえない。(笑)。やんなくていいよ。冗談だから」 結局本当の回答無いまま次へ。
Q25:コンビニはどこから見ますか? 井上さん:「新しい飲物をチェック。アミノダイエットとか出てるよね」

Q26:今のマイブームは? 井上さん:「僕の? 歳を訊かれて50って言ったときに驚かれるのが」 うん、驚かれるだろうね。
 井上さん:「この前やっぱり飲み屋で驚かれて、ボトル一本もらった」 おお、稼げるマイブームでしたか。(笑)。
Q27:3秒ルールは有り? 一応説明しますと、食べ物を落としたときに3秒以内に拾えば食べてもいいという、もったいない精神からは歓迎すべきルールです。
 ま、落とした場所にもよりますけどね。井上さん:「有り」 だと思いました。KAZUFANで行ったサイパンでも砂浜にチョコレートを落としてしまったら、
 井上さん:「サイパンは3分ルール」と言ってましたから。このときはさすがに砂まみれのチョコは拾いませんでしたが。
Q28:自分を動物に喩えると? 井上さん:「犬」 端的ですね。
Q29:モノマネをしてください。 井上さん:「お仕置きだべぇ〜。じぇんこくの女子高校生のみなしゃ〜ん」 わーい、滝口順平さ〜ん。八奈見乗児さ〜ん。
 今の若い子たちには分からないだろうな…。伝説のタイムボカン・シリーズのヤッターマンのドクロベェとボヤッキーのモノマネでした。
Q30:好きな食べ物は? 井上さん:「美味しいラーメン」 頷くラーメン仲間の團野さん。

Q31:嫌いな食べ物は? 井上さん:「不味いラーメン」 好きな食べ物だからこそ不味かったら嫌いになるよな。
Q32:好きなフルーツは? このあたりから設問を考えるのが大変になってきた気配が。井上さん:「いちご」
Q33:好きなおにぎりの具は? 井上さん:「こぶ」 井上さんって昆布を「こぶ」って言うよね。
Q34:好きな寿司ネタは? 井上さん:「タコ」
Q35:目玉焼きを食べるときの味付けは? 井上さん:「醤油」 おお、日本人。

Q36:コーヒー、紅茶、ウーロン茶で好きなのは? 井上さん:「コーヒー」 あ、西洋テイストになっちゃった。(笑)。
Q37:そばとうどんで好きなのは? 井上さん:「そば」 どっちにしても日本だもんな。
Q38:好きなラーメンの味は? 井上さん:「塩」 ちょっと前からのブームは続いているご様子。
Q39:お酒を飲んだときは何上戸? 井上さん:「自分は笑わないけど笑わせ上戸。たまに説教もするけど」 微妙な表情の弟子二人。
 生徒に説教しているのが、何だか容易に想像できちゃうんですけど。(笑)。
Q40:前世は何だと思う? 井上さん:「知らないよ、そんなの」 アンリくんたちも頑張ってるのに叩き落とすなって。
 思い直して、井上さん:「イルカ!」 やはり海。まさかアマゾンに生息する川イルカじゃないだろうからな。(笑)。

Q41:009に出てくるサイボーグの能力で欲しいのは? 井上さん:「仕事のことを考えたら009。移動とか時間短縮できる。加速そーち!」 お忙しいんですね。
 井上さん:「プライベートだったら007の変身能力かな。楽しそう。ゴリラの中に入って…」 と、わしは別して拾ってもらうつもりもなく、
 席も遠かったので聞こえないだろうと思いながら独り言のように、わし:「…ゴリラの中に入るなよ」とぼそっと言ったら、
 ステージにまでしっかり聞こえてしまったらしく、井上さん:「突っ込むなよ、意味、分かるだろ! 時間短くって頑張ってんのに!」と逆ツッコミされた。あう。
 もとい。井上さん:「ゴリラの檻の中に入って、見られる方になるっていうのとか楽しいかも」 わざわざそんな一言一句を明瞭な発音で言わなくたってっ!(笑)。
 ついでに、井上さん:「ウーパールーパーの水槽とかもいいな」 珍獣願望?
Q42:生まれ変わるなら男と女どっち? 余り悩まずに、井上さん:「男」
Q43:子どもの頃のあだ名は? 井上さん:「糸こんにゃく。すごく細かったから。糸こんにゃく〜って馬鹿にされることとかもあって、ある日すごい腹が立って、
 自分よりも大きい相手の胸倉持ったら持ち上がっちゃって。そのまんまガーッって押してってバッ!って」 気持ちが肉体を凌駕する瞬間。
Q44:TDLで好きなアトラクションは? TDLがお好きだそうですが、最近はあまり行かれてないとか言ったかな?
 井上さん:「スプラッシュマウンテン。ロスのはすごいよ。You will get wet..とか書いてあって、確実に濡れる」
Q45:こんな家族がいたらと思うのは? 井上さん:「…えー? やばい。アンリみたいな何も考えずにやっときたい」 …ってメモに書いてあるけど、意味不明。

Q46:捨てられない物は? 井上さん:「無いよ」 物質欲は薄いんですね。コレクターのわしからしたら羨ましいかも。
 と、井上さん:「思い出かな」 ふっていう笑いが聞こえてきそうなかっこよさ。(笑)。
Q47:許せないと思うことは? 井上さん:「戦争」 真摯な声でした。
Q48:長年不思議に思っている事は? 井上さん:「えーーーーー」 長いっ。 井上さん:「最近の人がギターを弾けない人が多いので驚きます。昔はみんな弾けたのに」
Q49:今、欲しいもの、20年前に欲しかったもの、40年前欲しかったものは?
 まずは今から。井上さん:「お休み。…現実的だなぁ」 切実ともとれますが。 20年前は、井上さん:「仕事」 アンリくん:「そして今はお休みが欲しいんですね」
 井上さん:「人間、わがままなんです(笑)」 そして40年前は、井上さん:「10歳? 体力」 糸こんにゃくだったんですもんね。
Q50:愛とは何ですか? 井上さん:「あい…あ、い…あい………、一言で言えるもんかよっ! うーん…」と、長い間。
 井上さん:「難しいなぁ…。愛ってなんだろうってずっと考えていくもの、かな。絶対に見返りとか期待しないもの」 大切な思いですね。

―――以上、50の質問でした。なんとかメモ取ったぜ! 頑張ったな、わし。(笑)。

アンリくん:「次は何だと思いますか?」と陽気に訊くと、相手は一筋縄ではいかないお方。井上さん:「知らない
よ」と
相手にしてもらえない。でも、めげないのはさすがの弟子。アンリくん:「井上和彦さんと共演コーナーです。皆さんの代表の方とドラマを演じていただきます」
ファンの中の希望者がジャンケン勝ち抜け戦。團野さん:「シナリオは3っつありますので」 どう選ぶかと言えば、井上さん:「裏で」と後ろを向き、
團野さんが持っている3枚を裏返しているところから井上さんが抽出。選んだシナリオを見て、井上さん:「すごい短いですけど」と一言。
以下、あのときにひたすらメモした内容をそのまま書き写します。細かい記憶は既に彼方なので、フォロー不可能。 井上さんは「男」、ファンの方は「女」で。

1stストーリー

男「はい」
女「もしもし? わたし。今、どこ?」
男「乗り遅れちゃった。ホントにごめん」
女「今日という今日は…」
男「ゆっくりと後ろを見てごらん」(ここは良い声)
女「え?」
男「誕生日、おめでとう」(特に、良い声)

井上さん:「息ぴったりだね」と笑顔。本当に上手な方でした。
次のシナリオを見て、井上さん:「これ、ナレーションなの?」 團野さん:「はい」ということで、大好きなナレーション声から。

2ndストーリー
NA「夜の観覧車が一周する」
女「わーきれー。来て良かったね」
男「ほら、流れ星が僕の手の中に。左手を出してごらん」
女「…これって!」
男「逃げるなよ。結婚してくれ」(めっちゃシリアス声)

聞いているだけで顔が赤らむ思いがしました。ホント。うっひゃーなシナリオで。
井上さん:「ここで、喜んで!って、飲み屋じゃないんだから。(笑)」 生中一丁ー! はい、喜んでー!! チェーン系飲み屋の経験者のみ、笑え!(笑)。

と、いきなりサプラーイズ! 最初の頃にアンリくんと團野さんの仕込みネタの出番です! FC事務局さんの企画で、井上さんに内緒で準備をしていた
歌のプレゼント。井上さんのオリジナル曲「Birthday Song」をみんなで歌う。突然のことに、井上さん:「何? え?」と驚きまくってくださる本日の主役。もしくは主賓。
ファンみんなで歌って、ファン:「おめでとうございます!」と祝福すると、井上さん:「やられたー」と天を仰ぐ。やられちゃってくださると本望です。
驚いてもらうためにみんなで隠してきたんですもの。にこりと笑って、井上さん:「ありがとうございます。ケーキは想像してたんだけど…。参っちゃったなぁ」と苦笑。
井上さんらしい嬉しさの表現だなぁって思いました。ここで、先程のパーティーのみ出席という方からのプレゼントの中に、手回し風琴があり、
井上さん:「今の曲をオルゴールにしれくれたんですよ」と、みんなにも聴かせてくださろうと出してくださいました。が、しかし。井上さん:「マイクが3っつあたってます」と
集音のスタンバイは万全だったのですが、上手く音が出ず、残念ながら音を聴くことはできませんでした。個人的には、この風琴は箱根のオルゴール博物館で
自分用に買おうかとも思った品だったので、是非聴きたかったです。井上さん:「今晩やってみます」 ご本人だけのお楽しみということで。
井上さん:「みんなで歌ってもらえて、すっかり、やられました。井上和彦、頑張ります」 喜んでいただければ。

井上さん:「え? ここで?」 そして、アンリくん:「知らない歌は用いません」 井上さん:「今の歌?」ということで、今度は井上さんが「Birthday Song」を
歌ってくださることになりました。が、井上さん:「…何にも聞こえません(笑)」 音響がイマイチでも歌ってくださり、井上さん:「自分の誕生日なのに」 ごもっとも。

井上さん:「こうしてたくさんの人に来てもらって、ちょーごーか!(超豪華)なパーティーができて、すごく幸せです。ありがとうございました」 
丁度このときB.G.M.が流れ出したものだから、井上さん:「また歌えっちゅうの?!」と空かさずツッコミ。笑いのポイントは逃しません。
井上さん:「50歳になってしまいました」 あ、実年齢。って、真面目なときに突っ込むな。井上さん:「ずっとずっと気持ちは少年で、
かわいいオヤジになれたらなって思っています。どうぞ付き合ってください」 付き合わせていただけるのでしたら、はい、喜んでー!(笑)。

お仕事の告知。…って、一年半も経ってからレポしても意味無いよねぇ…。すみません。
今になってみるとレジェンズのことだったのだな、と。井上さん:「結構かわいいです。怖いのとかっこいいのとやってます。
僕にとっても貴重な番組です。日曜日の朝9時半からフジTV系です」 放映の詳細を覚えていらっしゃるのは珍しいかも。
そう思っちゃうのは失礼かとも思いつつ、だって、井上さん:「あと、マのなんとか」 ファン:「今日からマ王」 井上さん:「そう、それです」 って、
こちらは微妙にいい加減だし。井上さん:「いい仕事を頑張っていこうと思います。今日は本当にありがとうございました」 おめでとうございました。
終了、すなわち帰港は19:50でした。

そしてホテルに移動して、お部屋訪問。今回は最大で3人部屋ということで、必然的に部屋数が多くなるため、井上さんとスタッフさんは日付が変わるまで
各部屋を巡ってらしたそうです。お疲れさまでした。最後のお部屋の皆様もそれだけ待ってらしたのですから、大変だったんでしょうね。
さて、うちの部屋の今回のテーマは白。白いシーツを数枚用意して、壁から家具から何から、全てを白く覆ったのでした。
そして光源は行灯をイメージした淡い光のスタンド。手持ちのロウソクも用意してお迎えしました。これ、折角の舞台装置だったのに、
わたしがちょっと演出を間違えてしまったのが心残りだったり…。でも後に、アンリくん:「真っ白の部屋とかあって」とバストークに出してくれたので、
印象的にはできたのかな、って。自己満足の話を長々と失礼いたしました。その部屋に来てくださった井上さんのお話を少しばかり。
井上さんはわたしたちの部屋には23:20頃に来てくださいました。白い部屋に入ってらしたときの第一声は、井上さん:「パ○ウェーブ?(笑)」 くると思ったよ。ちっ。
でも、井上さんは黒のタキシードを着てらして、白い部屋とのコントラストが綺麗だったからいいのさっ。
その証拠?に、2ショットの写真撮影中にうっとり(誇張有り。笑)していると、井上さん:「被写体がいいから」と自讃。何が悔しいって、
「何言うてんねん!」と突っ込めないくらい絵になってたんだよな。あ、でも、わし:「否定はしませんが、ご自分で言わんでください」とは言ったけど。(笑)。
プレゼントをお渡しした後に、先のイベントでトークにあった大沢事務所のパーティーのことをお訊きしました。わし:「正直言って、井上さんの正装は緊張しますよ」 
井上さん:「そう? 何で?」 まさか面と向かってかっこ良いからとは、こっぱずかしくて言えないっちゅうの。わし:「見慣れないんで」 
だからって少しは褒めろ。しかし相手は上手。井上さん:「そうかな? 僕は見慣れてるけど」 そりゃご本人ですから。
わし:「イベントでは正装って少ないじゃないですか」 井上さん:「そっか。僕にとって背広は寝間着だから」 はい、嘘。寝にくいだろうが、それ。
どんなにロマンティックなセッティングをそても会話が漫才になっちゃうのって、わしはかっこつけても無駄ってことか。(^^;)。
井上さん:「パーティーには間に合ったよ。その後二次会に行って、三次会に行って、カラオケ行って寝てたよ」とのことでした。

いきなりですが、日付けが変わって、朝―っ!! (このニュアンスは字面では伝えきれないわ。)
井上さんとのファーストコンタクトは朝食に向かう途上。皆さんで待ち合わせの様子だったのですが、そこに現れたアンリくん。
何げに足下を見たらスリッパで、あれ、大丈夫か? と思っていったら、案の定、ホテルマンに呼び止められていた。あーあ。

バスは最初は別号車からとのことで、あいさつだけに来てくださいました。井上さん:「おはようございます。あとで来るからねー」で、何を思ったのか、
井上さん:「勝杏里です」と笑顔。名前を奪われてしまった方としては、アンリくん:「どうも、井上和彦です」 わー、ホントに20代になったみたいですよー。(笑)。
さて、掴みはこれくらいにして。井上さんは一旦下車。こうして休憩毎に井上さんはバスを乗り換えてくださいました。

さて。うちの号車の順番です。お昼前。FCイベントではお馴染みのヨコチさんも一緒に来られたのですが、このときのファンの反応もお約束的に、
ファン:「ヨコチー!」という黄色い歓声が上がるのですが、それを聞いて、井上さん:「…オレ、向こう行くから」 いじけるのも予定調和。(笑)。
井上さん:「どっちが主役か分かんないじゃん。ヨコチ、あっち行って」 子どもか、あんたは。(笑)。
気を取り直して、井上さん:「ボチボチお腹が空いてきました。ジンギスカン、有名なんだよね。ガッツリ食べてください」 
いつもながら、女の子の集団だっちゅうのに、やたらと食わせようとするよね、井上さんって。
これもお約束ネタ。井上さん:「みんなちゃんと乗っていますかー?」 ファン:「はーい」 井上さん:「居ない人、手を挙げてー」 ファン:「はーい」(笑)。
居るのに、いや、居るからこそ手を挙げるのがKAZUFAN。前説も受けていないのに、さすが。このときわたしはメモしながら条件反射で手を挙げていたら、
井上さん:「そっぽ向いて、はーい、って仕方が無いって風にやるなよ」って。 はうっ。すみません。後ろの方の席なのに、よく見てるよな。こういうときだけ。

井上さん:「僕が乗るのはここから40分くらい。途中で乗り換えます」 ファン:「えーっ」と不満の声。…ごめん、わしはこういうときに真面目に考えてしまうので、
たとえお約束であっても不満の声は出せない。それに、井上さん:「ここだけが40分で他より長いんだよ」 と言われちゃうとね、尚更。
ましてや他のバスに行かなくてもいいなんてことは、絶対に言えない。冗談でも言えない。

昨夜は團野さんとアンリくんがいろいろと楽しくてらしたそうで、見るからにわくわく顔の井上さん。二人が居ないのを良いことに暴露大会となりました。
とーっても良い声で、井上さん:「それでは話してあげよう」 どうでもいい台詞をこんなに良い声で言われるとときめくー。
井上さん:「小話その1。團ちゃんの夜」 言い方がいやらしいっちゅうねん。井上さん:「昨日のお部屋訪問、夜中の1時くらいまでかかってしまいまして。
行くのが遅くなってしまったお部屋の皆さん、ごめんなさい。やっぱり時間かかるよねー。コピーもいないし」 コピーロボットはデフォルトか。(笑)。
―――と、話の途中で最前列の近さが気になったのか、井上さん:「鼻の穴をよく見てください。(笑)」 そこまで近いと素直に嬉しいのかどうか…。
井上さん:「オレも辛いんだよ」 何が? 井上さん:「しゃべっているとき、唾、飛ばすから」と言うと、わざわざ、井上さん:「ぺっ!」って、飛ばすなよっ!
で肝心の團ちゃんの夜は、夜半にも係わらず、カップラーメンを食べた上に20cm四方くらいのケーキを食べてしまったそうで、…太ることを気にしてないのね、團野さん。

そして、井上さん:「小話その2。勝杏里の朝」 やっぱ、いい声。で、これがスリッパの話でした。井上さん:「アンリがホテルの人に呼び止められて、
瞬間、深刻な事態!?かと思って緊張して、もしかしたらツアーももうだめなのかっ?と思ったら、“お客様。お足元が…”って。アンリ、スリッパ履いてたんだよ」
小さなことを大きく言うのが上手いな。井上さん:「アンリ、ホント、面白いよ」 ということで、アンリくんの武勇伝行ってみよう。(気分はオリエンタルラジオ。笑)
井上さん:「アンリのそういう話っていっぱいあるんだけど、今日は2つだけ」 厳選ネタということですね。井上さん:「ある日僕の家で飲んで、飲み明かして、
トランプ3組使って10〜15人で遊んでたんだけど、アンリは勢いでバーボンをラッパ飲みとかしてて、オレに対しても“何だよー”とかタメ口になってんの。
そのうちに台所の流しで水をガーッと出して頭を洗い出して、台所は水浸し」 あーあ、暴れん坊。更に、井上さん:「次の日の朝、起きてこないんだよ。
探したらトイレに入ってて、そのまんま3時間トイレを占拠したんだよ、こいつ」 アンリくんはお酒は強いそうですが、飲み始めると止まらなくなるのだそうだ。
酒というと。KAZUFANのイベントでも度々アルコールが出されたことがあるので、ファンの飲みっぷりもご存じの井上さん。
井上さん:「Kちゃんはすぐ顔に出るよね。ピッチ早いし」 Kちゃんの友達からそうそうという同意が入る。井上さん:「酔うとどうなるの? 気が大きくなるとか? 
“言ってみろよ、和彦はよ〜っ”って?」 Kちゃんの友達:「そんな感じです」 井上さん:「感じわるーい。嫌いだ。(笑)」 言うまでもありませんが冗談ですよ。
井上さんも満面の笑顔。そして、井上さん:「僕の酒癖は、記憶が急に無くなるね。歳取ってくると飛ぶんだよ」 あーなんか、すっごく同感。
井上さん:「あと、すぐに寝るようになった。飲んでそのうち寝ちゃってて、目が覚めたときには後片付けが終わってる。そんなときは小人さんが頑張ってくれたんだなって」
と、ファン:「お酒飲めない」 井上さん:「飲めない? いいよねー」 何が? 井上さん:「酔っぱらっちゃったわ〜、とかなっちゃうんでしょ?」 
そのいやらしい含みを何とかしなさい。エロオヤジって呼ぶぞ。

頃は春。バスの窓の外も春。井上さん:「桜も今日いっぺんに咲いたね。オレって花咲か爺さんだね」 ファン:「じじい…」 井上さん:「ん?」 
ファン:「正しくは“花咲かじじい”と言うらしいです」 井上さん:「だからってじじいって…」 ファンもへぇ〜と納得していたら、
井上さん:「へぇ〜へぇ〜はーい、って、へーへーほーみたい。(笑)」 こう言われて迷うことなく、さぶちゃんことオヤジこと北島三郎さんが思い浮かんだよ。
桜の話。井上さん:「まるみえの収録をしているスタジオの近くに大きな桜があって、3月の初めに満開になるんだよ。きれいでね。幸せ。桜を見るといいなーって」 
そういうお話を伺うことで、間接的に幸せを感じてみたり。井上さん:「日本の桜ってソメイヨシノが多いんだよね。
それのほとんどが元は1本の木から分かれたんだってね」 桜はバラ科なのですが、バラ科って種はF1(交雑種)になるものが多いらしいから、
桜も同じ花を咲かせるためには、種子からの育成ではなく接ぎ木の増植になったのでしょうね。それ故に、同じDNAの桜たち。
ま、つまりは分身みたいなものなのですが、井上さん:「オレが分身でいたらすごいかも。みんな同じ考え方だったりして、毎日同じ時間に起きて、とか」 
単に数だけ増えるんかいっ。井上さん:「桜みたいに全国にいて、和彦前線―とか」 天気予報全国版の日本地図に和彦さんの笑顔がパパパーッと。(笑)。
井上さん:「南の方から狂い咲き。(限りなく不安定な音程で“冬桜”を歌う)/~くぅーるぅ〜いぃーざぁあきぃ〜♪」 左手で書いたイメージを貼り付けたい感じでよろしく。
音の外れ具合にファンがうけると、このネタを引っ張る。井上さん:「音を微妙に外しながら歌うと、意味無くハッピーになる。/~くぅ〜るぅ〜いー♪」
…ハッピーになるかもしれないけど、宇宙から電波を受信してしまいそうです。そんな訳あるかいという笑いに対し、井上さん:「そのくらいチャレンジしないと」と言うので、
みんなでへろへろと歌うと、井上さん:「一斉にやらない」 うん、そう思う。井上さん:「あと、家族のところでやらない。やるのは痴漢に襲われたとき。襲おうとした痴漢も、
こんなふうに歌ったら絶対に逃げてるから。時々意味の無い笑いを入れると完璧」 下手したら喜んでいると思われて危険では…って本気で考えるな。
痴漢といえば電車内が多いだろうってことで、電車繋がりで、井上さん:「満員電車でも効果抜群」 なして? 井上さん:「座りたいときに座りたい席の前で、さりげなく、
聞こえるか聞こえないかくらいでやるといい」 いかに井上さんのお勧めでも参考にはしたくないかなーって。つか、すんな。

声優教室で指導しているときに感じていらっしゃることのようで。最近の若い人は…。
井上さん:「怒られ慣れてない。注意すると怒ったり。逆切れする人多い」と、真面目な話になったところで、井上さん:「オレ、怖い?」 思わず大きく頷いちゃったよ、わし。
井上さん:「こんなに優しいのに」 ええ、優しくしてくださるんですけどね、だからこそ怖いっちゅうか、何というか…。井上さん:「みんなの和彦なのに!」
確かに、こういう冗談を言っていらっしゃるときは怖くないですけどね。井上さん:「怒られたい人いる?」 洒落なら…って思ったけれど、真剣じゃない叱責は無意味だよな。
だから本気で考えるなっちゅうの。今回多いな、この自分ツッコミ。
井上さん:「オレは別に厳しくない。声優教室でも上にいくにつれシビアになるけどね。まだ下の方で止めたいって言ってた人が、
”ぼくには厳しさが必要なんですっ!”って、半年で戻ってきた。いろんな趣味の人がいるね」 それは趣味なのか? どちらかと言えば嗜好…いや、それも違うけど。
井上さん:「できない者には言わないから」 この言葉が一番大切、かな。

ここで初の試み。
井上さんのトークはかなり思い付きで転がっていくので、
後でメモを見ても何がなにやら脈略が分からないことが多々あります。
それをリアルにお楽しみください。(笑)。(←左図)



…究極の乱筆、ここに至れり。
にしても、この1Pだけで六甲の石清水から海に浮く團野さんまで展開。
前半は解読不能なので放っておいて、下段をいつものレポ文にしてみます。

井上さん:「昨年みんなでサイパンに行ったときもシュノーケリングしたんだけど、
團ちゃん、浮いてるだけでおかしいんだよ。ただ、じーっと浮いてるの。
團ちゃん、波打ち際でゆらゆらしてて。変だよ、足、バタバタやれよ」

…となります。

この話の後、KAZUFANのイベントはいろいろあると言うことで、井上さん:「長くKAZUFANにいるといろいろ覚えるよね。ボーリング、ウィンドサーフィン、スノボ」 
そうですね。KAZUFANでもなければ経験しなかったと思います。

急な業務連絡。井上さん:「あと5分くらいで乗り換えです」 え、そうなの? と、井上さん:「って、さっき言われましたが既に5分以上経ってます」 
それでファンはあと何分と覚悟したら良いんでしょうか?(笑)。それはさておき、時間は無駄にはいたしません。井上さんは降車ぎりぎりまでトークしてくださいます。
ファン:「今年もボーリングはありますか?」 井上さん:「ボーリング? 日にちは決まって…。8月最後の日曜日。なんかねー、
今年の夏は毎週イベントが入っているんだよね。NARUTOは劇場版の舞台挨拶…かもしんない。まだ…。正式にちゃんと決まったらお知らせします」と、
曖昧ながらにもう一つ。井上さん:「お盆の頃のあれも何かNARUTOだったな」 →週Jの先行試写会
映画の方は、井上さん:「17歳のカカシが出てきて」 その情報に色めき立つファンに苦笑しながら、井上さん:「ちょこっと出るくらいだと思ってるけど…」と言葉を濁す。
実際、数秒でしたね。17歳のカカシ。ファンの方から遙かのイベントに出て欲しいという声があり、井上さん:「(遙かの方は)しょっちゅうやってるからね。
でも、いつも合わないんだよね」 オファーが来たときには既にスケジュールが入ってしまっているということのようです。
そうこうしているうちに、休憩場所、井上さんがバスを移られる場所に到着。みんなで手を振ってお見送り。

井上さん不在のバスを仕切るのは、元気の皆さん。お仕事や趣味のお話。その中で井上さんの様々なエピソードを話してくださることもあります。
團野さん:「和彦さん、前、ボーグマンが再放送か何かでやっていたら、いきなり、“オレの声に似てるなぁ”って」 
こういうときの團野さんは井上さんのモノマネ風。團野さん:「元気に入る前の和彦さんの印象って、いやらしい声を出す人だ、って。(笑)」 
ナイス、印象。何のアニメを観ていたんだろ。團野さん:「和彦さんの普段のしゃべりはカカシに似てる。NARUTOでカカシがしゃべったときに、
和彦さん本人がいるかと思って振り向いちゃったりとか」 カカシを演るようになってから、團野さん:「和彦さん、言葉の終わりに“だってばよ”って使う」のだそうです。
カラオケの十八番も。團野さん:「“酒と泪と男と女”とか歌いますよ。俺に向かって、to me! な感じで歌ってくれたり」 いい絵面だ。(笑)。
團野さん:「009とかレイズナーとかも」 ファン:「ただで?」 笑いながら、團野さん:「ただです」 そりゃそうだろうな。(笑)。
ファン:「他には?」 團野さん:「tears in heaven」 うわっ。團野さん:「ドライバーが和彦さんで、ちょっと鼻歌っぽく軽くいたってたり」 うっわ〜、すげー。
井上さんがファンだって知る前からクラプトンが好きだったんだけど、特にtears in heavenはクラプトンに惹かれた曲でもあり、
あの曲を井上さんが口ずさむのを思ったら、それだけでじーんとしちゃいました。
わたし個人としては、更に、團野さん:「TUBE好きで聴いてますよ。歌ったり。横浜出身ですからね、和彦さん」 なんて、これまた嬉しい話で。
TUBEはここ10数年毎夏ライヴに行っているから、ちょっとした共通点が嬉しいなぁって。井上さんファンにはどうでもいい情報だと思いますが、
TUBEは確かに神奈川県出身のバンドではありますが、横浜や鎌倉に代表される海に近い湘南出身ではなくて、山に近い厚木市などがある湘北の出身だそうで。
南と北、このあたりは結構大きな違いがあるらしい。どうでしょうか、神奈川の皆様。

東京からの参加者のためにツアー解散は新神戸駅。駅に着いたのは乗るべき新幹線の時間まで余裕が少ない頃。
駅前のロータリーにバス3台が停められ、それぞれのバスに井上さんがお別れのあいさつに来てくださいました。
井上さん:「どうもありがとう。慌ただしい日程でしたが、すてきな誕生日を過ごすことができました。井上和彦、幸せ者でございます。よかったら、
また参加してください」 ファン:「はーい!」 最後もきちんとお約束。井上さん:「おうちに帰るまでが遠足です!」 ファン:「はーい!」 (笑)。
次のバスのあいさつのために降りられる井上さんの後を追うように、わたしたちも慌てて下車。そうしてトランクの荷物を出してもらっているときに、
井上さんが横を通られて、改めてお別れのご挨拶をさせていただきました。ありがとうございました。お疲れさまでした。と。
井上さん:「またね」と笑顔で送ってくださったのが心に残っています。ええ、是非、また。

そうして東京組は新幹線で東京駅へと帰ったのでした。

1年半どころか2年弱も前のイベントですが、書いている自分は記憶が甦ってきて楽しかったです。
井上さんの話されたことを、少しでもお伝えできれば嬉しいのですが。

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