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聴耳日記SPECIAL(井上和彦さんの出演作感想記)     聴耳日記SPECIAL・目次 
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 第25弾
 '04.12.18〜19 「ジャンプフェスタ2005」 at 千葉県 幕張メッセ
 

一日目 '04.12.18

幕張メッセは遠い。地元から関東に出るときの拠点は新宿なのだけれど、そこから標準1時間程度かかる。
JR京葉線は毎度ネズミー王国のところでカップルがごっそり減るのに驚く。…一回、行きたいんだけど未踏の地だわ。
そうして幕張駅に着いてから会場に入れるまでが遠い。あのでかい会場をぐるりと巡ってから、やっと入れるんだもの。
が、しかし。「歩かされるよねぇ」と壁沿いをほてほて歩いていると、何げにその外側のちょっと離れたところを、
井上さんとスタッフさんが逆方向に歩いていかれるのに遭遇。なんちゃって入り待ち気分?(笑)。
ここは野外なので防寒着着用の井上さん。昨年のロングのダウンジャケットを短くしたようなジャケットだったため、
ジッパーで身ごろを繋ぐやつなんじゃないかとか勝手に決めつけたりしていた。言いたい放題。すみません。

本日はNARUTOスーパーステージ。13:35開場で13:50開演。前年は別会場で座席券がないと長―い列に並んで観られればラッキーな方という状態でしたが、
今回は展示ブースの一隅にステージが設置されていて、ステージ前の優先席ではなくても、比較的自由に観られる感じでした。しかし、この優先席がまた一癖。
いくら指定席ではないとはいえ、背もたれのないベンチって! あ、いえ、座れただけでも幸せですっ。(ってフォローする意味はあるのか? 笑)
そういうシチュエーションのため、大きな音響も照明効果も無く、正面スクリーンを使った映像効果だけでした。
オンタイムに、スクリーンにOPムービーが投影されてステージがスタート。メモには“ちょっとジャニーズ”という殴り書きが。昔行ったSMAPのコンサートっぽかったんだよ。
司会は声優の川添晶子さんと水島裕さん(マーズ!笑)のお二人。水島さん:「こんにちはー」という挨拶と軽いトークの後、
水島さん:「そろそろ皆さんに出てきていただきましょうか」 川添さん:「そうですね。どーぞ!」 …が、うんともすんとも。
水島さん:「あれ? 出てこない? さっきまで“だってばよ、だってばよ”って言ってたのに」と台詞っぽくないあたりが上手いなぁと思っていると、
声はすれども姿は見えず、で、ナルト「だってばよ!」 カカシ「そーだってばよー!」 サクラ「もう、ナルト、早く食べてよ」 食べる? 
ナルト「サクラちゃんはどれだけ食べたんだ?」 サクラ「えっと、3杯」 カカシ「食べ過ぎだろ」 ナルト「腹が減っては戦はできぬってね」 
サスケ「オレは先に行くぜ」 ナルト「大丈夫、大丈夫。カカシ先生が払うからさ」 カカシ「何言ってんだ!」 サスケ「行くぞ」 
サクラ「サスケくん待って、わたしも行く」と、ここまでは台本どおりと思われる展開だったのが、カカシ「待ってぇ、わたしも行くぅv」って、
カカシのはずがコレちゃんだかレイガだか。いいのか?キャラクターイメージを崩すなっていうお達しは無いのか? わたしは嬉しかったけど。
もとい、カカシ「ちくしょー、あいつらー」 川添さん:「では、NARUTO第7班、なくてはならないこの人から」
カカシ「さーて、オレが一番乗りだな。派手に呼ばれてみるかー!」 ジャジャジャジャーン?(笑)。
ステージ中央のスクリーンが上がって見えた壁が開いて、井上和彦さん登場。井上さん:「はたけカカシ役の井上和彦です」 きゃー…って言っておこう。(笑)。
サスケ「カカシには追いつけなかったか。暴れるぜ!」で、格好良く登場したのに、杉山紀彰さん:「…………」 オーノー! マイクが入ってないっ!! 
でも、そのまま進むのがケツの決まっている生モノ。サクラ「楽しんじゃうわよ」 …井上さんに言って欲しい台詞だ。(笑)。中村千絵さん:「こんにちは。中村千絵です」
ナルト「俺ってば最後? 螺旋丸! 他の技が欲しいっ。岸本先生考えてっ!」 ここで言っちゃう竹内さんがさすが。竹内順子さん:「ナルト役の竹内順子です」 
水島さん:「ばんばんアドリブ効いてるメンバーですからね」 井上さん:「はい」 真っ先に返事をするあたり、自覚があるらしい。
水島さん:「原作の岸本先生にも登場していただきましょう」 岸本斉史先生、登場。初めての年よりも落ち着いていらっしゃる様子ではあるものの、
立ち位置に迷ったりして落ち着かなげ。定位置に付いてからも客の拍手におののくようにして、客席が近いことに驚いたりもして。岸本先生:「よろしくお願いします」 
んで、並びは下手から上手へ、川添さん、杉山さん、竹内さん、岸本先生、中村さん、井上さん、水島さん。
井上さんと水島さんの2ショットに、“二人のハングライダー”が頭の中で回ってみたり。(笑)。この歌、結構好きなんだもん。
水島さん:「寂しくないですか?」という問いはOPに参加できなかったことなのか、漫画を描いているときのことなのか。それで、岸本先生:「寂しいです」と言っているのに、
竹内さん:「いいの。ここに居るんだから」 水島さん:「先生に厳しいですね」 竹内さん、最強キャラですから。

水島さん:「ここで、木ノ葉の里から任務が来ています」 井上さん:「きいてないよ」 ダチョウ倶楽部か。
水島さん:「その、きいてないよ、は大きく」と演技指導が入ると、立ち上がって、大きなボディアクションで、井上さん:「きいてないよ!」と。何げにツーカーっぽい。
そしてその任務とは、『ジャンプフェスタに来たみんなに、NARUTOの世界を知ってもらえ!』というもの。発表されると、ステージの前端をダーッと走り、
井上さん:「きいてないよーっ!」 水島さん:「ドリフじゃないんだから」 竹内さん:「腰痛の人はおとなしく」 ダブルで注意されてやんの。(笑)。
すると、いつの間にやら降りてきたスクリーンに『プロレス。ひとりの女伝説』の文字が映し出され、竹内さん:「ストップ、ストップ。それ、わたしです」 いきなり自己申告。
井上さん:「仕事が始まった途端に、プロレスの話を始めるんだから。プロレス技を繰り出したり…」と言いながら、またもステージ前方に出ようとするので、
竹内さん:「腰、痛いんでしょっ。座ってなさい」 命令。怒られている井上さんを見て、水島さん:「これ見ただけでも来たかいがある。(笑)」 うけを取れて井上さんも喜んでいた。
スクリーンをどかすようにして、竹内さん:「こんなのじゃなくて!」と言うと、文字は『NARUTO ザ ワールド』に。もしかしてかのクイズ番組にひっかけたネーミングか? 
仕切りはこの方。竹内さん:「出演者に抜き打ちテストをします」 水島さん:「はい!」 挙手。釣られて井上さんも挙手。そんな先輩二人をものともせずに、
竹内さん:「質問は受け付けません」 井上さん:「何で急にこういうことになっちゃったの?」 竹内さん:「いいの」 有無を言わせず。
そうして、Qナルトの影分身は最大何人出るのでしょうか? 井上さん:「2385人」 即答したわりには細かい。しかも、竹内さん:「1385?」 
井上さん:「2385人」 こだわりの数字らしい。他の方は、中村さん:「7010」 竹内さん:「細かいんだよっ」 水島さん:「いっぱい。2500人」 
竹内さんの指示に素直に従って切れの良い数字の水島さん。川添さん:「うーん、無限大」 竹内さん:「それじゃ、答えにならない」 中村さん:「じゃあ、3000人」
杉山さん:「じゃあ、65535人」 竹内さん:「ん?」 杉山さん:「65535人。…自分でも言えてないから」 岸本先生:「皆さん好きに言いすぎです。描くのがどれだけ大変か。
ページ半分のコマ、あれだけで三日かかります。みんなで描いてます」 誰しもかんがえることと言えば、竹内さん:「ウォーリーは居ないの?」 
岸本先生:「やりたいんですけど、面白くないですよ」 やっぱりやったかって言われちゃいますもんね。で、クイズの方は、
岸本先生:「正解は、時間があれば無限ってことで」 さっき竹内さんが力一杯否定した答えだよ。(笑)。
竹内さん:「次はカカシ先生に関する問題です。和彦さん」 井上さん:「はい」 竹内さん:「カカシ、覚えてますかー?」 
この当時放映の方でカカシの出番がしばらくなかったための一言。井上さん:「覚えてますよー」 
で、Q。竹内さん:「カカシ先生が覆面を外すのはいつでしょう。ご飯を食べているとき以外で。
面白い答えが思いついたら手を上げてください」 ここは笑点かいっ。井上さん:「はいっ!」 ホントに挙手するし。でも、井上さん:「あ、ネタじゃないや」 
竹内さん:「いいですよ」 井上さん:「普通の答えだよ」 竹内さん:「どうぞ」 完全に仕切っていらっしゃる。許可を得て、井上さん:「歯、磨くとき」 
勢いで、杉山さん:「顔を洗うときとか」といきなり会話に参加すると、竹内さん;「手を上げてから」 教育的指導。と、杉山さんだけでなく水島さんも手をあげたため、
竹内さん:「はい、水島さん」 あれ? オレは? という素振りでこける杉山さん。のれるようになったねぇ。水島さん:「花粉症が治ったとき」 
竹内さん:「ああ、黒いね、マスクを外す」 あれは花粉症対策だったんだ。そうしてやっとこ回答権を得て、杉山さん:「顔を洗うとき」と頑張っているのに、
井上さん:「あ!」と挙手して横やり。竹内さん:「はい、和彦さん」 井上さん:「女の子をナンパするとき」 するんかいっ。
口元を押さえながら、井上さん:「お茶どーだい。茶―、しばかねーかいっ」 なんてベタなんだっ。そんなこんなで、
他にも、中村さん:「歯医者に行ったとき」という回答があったものの、岸本先生:「見てないだけで、いつも取っていると思います。…よく分かんないけど」 曖昧だなぁ。
案の定、井上さん:「答えになってない」 岸本先生:「誰も見ていないだけで、いつも取ってるんですよ。たぶん」 言い直しても言ってる内容は全く修正されてない。
いつ取ることになるのかというと、岸本先生:「(NARUTOの)人気が無くなったら、しぇ〜っと出そうかと。10年もする気は無いんで。長くて1〜3年くらい。
カカシの覆面を外したイメージは既にあるんで。言っちゃっていいのかな?」 この発言に少々色めき立つ客の反応に、かえって止めようという雰囲気になり、
客:「え〜っ!」と抗議の声が上がると、竹内さん:「いい気味だっ!」(笑)。客に対しても強いな、竹内さん。
竹内さん:「でも知りたいかなー」 岸本先生:「じゃあ後で」 竹内さん:「じゃあ、わたしのホームページの日記で。(笑)」
そうして好き勝手に遊ぶNARUTOメンバーを見て、水島さん:「すごい勢いあるよね」と褒め言葉で言っているのに、竹内さん:「バラバラのチームワークでやってます」

生アフレココーナー。イベントならでは。声優さんの腕の見せ所。わたしは好きです。
スクリーンに『生アフレココーナー』と出ると、タイトルコールの後に、竹内さん:「ぼてっ!」と勝手に効果音を付けると、水島さん:「ぼてって何?」 効果音でしょう。
竹内さん:「カカシ先生と第7班の出会いのシーンをアフレコしてもらおうかと」 しかも、普通のキャスティングでなく。その前に、水島さん:「先にお手本を欲しいな」 
井上さん:「よく見てろよ!」と正面スクリーンの前をあけるためにステージ上手にダッシュ。それを見守りながら、それを言うなら“よく聞いてろよ!”だよなと心の中でツッコミ。
いざ。竹内さん:「カカシ先生と三人の出会い!」 アニメ第四話の自己紹介の場面から。(DVD巻ノ二収録)
お手本なので、アドリブも。サスケ「ある男を殺すことだ」 カカシ「暗い。次っ」 とびきり良い声。というわけで、井上さん:「はい、というわけで」 お手本終了。
水島さん:「今さらですが、目の前で見てどんな感じですか?」 岸本先生:「すごいなって」 本当に感心したように言ってくださる先生に、
キャスト4人全員で「ありがとうございます」 竹内さん:「じゃあキャスティングは和彦さんに決めていただきましょう」 と、目が合う井上さんと水島さん。
水島さん:「20年前、クリーミィマミだからね。共演したの久しぶり」 井上さん:「20年以上だよ」 そうしてしばし懐かしむ男二人。井上さんはその勢いで水島さんをサクラに指名。
それに応えてオネエ言葉で、水島さん:「やるのね?」 井上さん:「やって欲しいわ。お願いね」 で、井上さん:「川添さんにサスケをやっていただきましょう。サスケのコツは?」と、
いきなり話を振られたのに、杉山さん:「恨みつらみを思い浮かべながら…」とニヤリと返す。ホント、上手くなったねぇ…。
井上さん:「で。竹内にはカカシをやってもらいましょう」 竹内さん:「えーっ!!」 空かさず、竹内さん:「じゃあ、和彦さんにはナルトを!」 転んでもただでは起きんタイプだな。
水島さん:「カカシは大丈夫だよ、だらっとすれば」 竹内さん:「そっか。和彦さんの役だもんね」 と言われているのに、井上さん:「オレのように品良くやってください」 しれっと。
竹内さん:「どの面で言うかなっ!」 オチがついたところで、ナルト−井上さん、サスケ−川添さん、サクラ−水島さん、カカシ−竹内さんによる、生アフレコ。
主役。井上ナルト「オレはぁ! 大好きなのはラーメン! でもって! あの!」 高い声でハイテンション!! しかし勢いをつけすぎてしまったのか、
井上ナルト「里のみんなに認めさせ…て」と、台詞をかむ。一方、水島サクラ。画面上に照れ顔が出ると、水島サクラ「んふふふっv」と、さすがの可愛い(?)アドリブを入れつつ、
水島サクラ「それでぇ、嫌いなものは、ナルトです」←太字部分は低音で野太く。予測していたよりも竹内カカシは暴れていない感じで、無難かな、って。終わってみての感想は、
岸本先生:「けっこういいですね」 メモで“いいのか?”とツッコミが入っていた。ツッコミまでメモるなよ。井上さん:「誰が一番良かったですか?」 
岸本先生:「正直言って、水島さんです」 ここにもイロモノ好きが。(笑)。自分が選ばれなかったことで悔しそうだけれど、その美味しいキャストを付けたのはご自身でしょうに。

水島さん:「ここだけのスペシャルで、カルトなクイズです。NARUTO、Q!」 Qでポーズ。井上さんがうける。
水島さん:「岸本先生も回答者に入っているんですか?」と言われてギクリとして逃げようとする、何でも知っているはずの原作者様の前にすっくと立ちはだかり、
竹内さん:「先生も一緒に!」 三択で立ち位置で答える問題でしたが、問題文は覚えていません。かすかな記憶では原作の一コマでキャラクターを当てる・・・だったような…。
でも、答えだけはしっかりとメモしてある。一問目は、1.サスケ 2.カンクロウ 3.ロック・リー 井上さんは2を選んだものの、正解は3。中忍試験のサスケVSロック・リーの一コマで。
二問目。1.ツナデ 2.アスマ 3.再不斬 井上さんは3で正解は1。竹内さんも3を選んで不正解だったため、井上さん:「また竹内と一緒だよ」 
竹内さん:「なんで一緒なのを選ぶかな」と互いに相手が悪いと言い合っていると、その場からひいていこうとする影が…。竹内さん:「先生! どこへ行くんですか。逃げないでください」
岸本先生:「…なんとなく」 逃げる隙を狙ってたのか? 岸本先生を捕獲したところで会話が戻り、水島さん:「井上さんと竹内さんが一緒だと間違えるンじゃない?」 
竹内さん:「そうだよー!」 井上さん:「オレが先だって!」 先とか後とか、そういう問題じゃないだろ。杉山さんが正解していたのが悔しいらしく、
井上さん:「杉山くん、問題のあのコマは何ページ?」と難問をふっかける。大人げない。杉山さん:「それは分からないです」 後輩にとほほな苦笑をさせるなよ。
それにしても、竹内さん:「何で分かったの?」 杉山さん:「着物っぽくって、そうかなって」 井上さん:「手が女性っぽかったよね」 だったら女性キャラを選びなはれ。
三問目。1.シカマル 2.ガアラ 3.サスケ 井上さんが3から2へ移ったりして落ち着かないため、更に動こうとする井上さんを阻みながら、
水島さん:「もうダメです」とやっているのに、それを横目に、真面目な顔をして1から2へ移動する杉山さん。そしてこれがまた正解が2。また当たり。
井上さん:「これ企画したの杉山くんじゃない?」とあらぬ疑いをかける。あ。と思い出したように、水島さん:「言っていませんでしたが、優勝者には豪華景品がっ!」 いきなりだな。
井上さん&竹内さん:「きいてないよー」 水島さん:「きかれてないー。(笑)。まだ逆転がありますから」と言うので、喜んで、井上さん:「ホント? 偉いー」 
が、世の中そんなに甘くない。水島さん:「え? 今ので終わり?」 (笑)。そりゃ、皆、コケるわ。ということで優勝者は杉山さん。
竹内さん:「スタジオでも杉山さんは、ホント、良く知ってるから教えてもらってるんです。もう、NARUTO博士」 それを聞いて嬉しそうに杉山さんと握手をする岸本先生。
そして、竹内さん:「井上さんはうるさいからつっこんでる。ところがこの頃出てないんです、3人」 水島さん:「あれ? サスケも?」 杉山さん:「棺桶です」 
そのため杉山さんが居らず、竹内さん:「現場で困ってる。ここはどうするの? 杉山さんっ!? いないっ!って」 ということは、水島さん:「和彦さんも久しぶりなんだ?」
井上さん:「今日久しぶりにやって、カカシだっ!って、嬉しくなっちゃった。これでアニメの方も出番があるともっと嬉しい」 水島さん:「嬉しい?」 
井上さん:「出番があるともっと嬉しい」 どことなく恥かしげな井上さん。カカシの出番ということで、岸本先生:「原作は第一部が終わって、今、本誌ではカカシ編をやってます」
井上さん:「おー」っと笑顔。岸本先生:「昨日描き終わりました。6話で、読み切りっぽい雰囲気で。第二部はびっくりすると思います」 
水島さん:「じゃあ、カカシの素顔はまだ先ですね」 岸本先生:「人気が無くなってから出します」 まだ言うか。岸本先生:「期待してください」
間接的に人気が無くなるのを待つのもどうかと。(笑)。

そろそろ時間となりました。
水島さん:「端の方の人も、ありがとうございます。見えにくかったりしたと思いますが」に、端の方へ手を振る出演者の皆様。水島さん:「じゃあ皆さん告知を」 
竹内さん:「ラジオ、オーナルトニッポン! よろしくお願いします。わたしのファンクラブもありますので」 杉山さん:「これからも頑張ります」 具体例のないシンプルな告知で。告知?
中村さん:「みんなと一緒に応援していきたいです」 井上さん:「今日はありがとうございました。カカシの出番が無くてさみしいです。次に出てきたときにはばっちり」 
そして竹内さんに負けじと、井上さん:「僕の方にもファンクラブあるので!(笑)」とアピール。井上さん:「ファンクラブでライヴやったり、旅行へ行ったりしています。
僕に興味がある人は来てください」 改めて興味がある人って言われると恥ずかしくない?
NARUTOという作品としては翌年の劇場版第2弾の告知。岸本先生:「今年のとは違う感じで考えています。原作よりも面白いと思えるくらいに」 
水島さん:「どんな内容ですか?」 岸本先生:「まだ言わない方が…」 水島さん:「自身ある?」 岸本先生:「そこそこあります」 
カカシファンの方は観ていない方が多いでしょうね。第2弾はカカシの出番無かったんで。TUBEのテーマ曲が良いだけに、カカシが出なかったのが余計に残念。

そうして。挨拶をしながらキャスト&岸本先生は退場。井上さんは前を“失礼”というアクションで出ていかれました。
それを見送りつつの水島さんの一言。→こう言われるの、好きだよね。 (最下段の腰痛の話は、二日目のレポにて。)

 *** *** ***
二日目 '04.12.19

本日は二本立て。まずはスーパーステージ。ラジオのオーナルトニッポン!の公開録音なので実際の放送をお聞きの方は間違いにお気づきとは思いますが、
レポの勢い重視で、あえて聴いて裏を取るということをいたしませんのでご容赦を。スタートの9:30前には前説があり、公録っぽい。
OPテーマのSEに合わせて、ナルト「よく来たなー! 一緒に盛り上げていこうぜ!!」と、手の台本を読みながら元気良く竹内順子さんが登場。
竹内さん:「朝もはよから来てくださいまして、ありがとうございます。拍手、声援、厳しくないツッコミをよろしくお願いします」
そんな挨拶をしているところへ、サスケ「俺は復讐者だ!」と、ド・シリアスで割り込まれると、竹内さん:「彼はのんたんですよ。のんたーん!」と呼び込む。
照れる杉山さん、いや、のんたん。(笑)。続けざまに、カカシ「よく来たな〜。おまえら、おまえらは自ら集まってきた自慢のチームだ。思いっきりイチャイチャ、
違った、楽しんでいくぞー」と声がするので、勢い良く竹内さん:「カカシ先生こと、井上和彦!」と呼び込んでくれても、ある意味“やっぱり”出てこない。
そこで、竹内さん:「みんなにお願いがあります。みんなでカカシ先生と呼ばないと出てこないと言っているんです。一回勝負ですからね。せーの!」
客:「カカシ先生―!」 このときTVカメラが客席をなめる。…何のためのVだったんだろ? ま、いいや。呼ばれて飛び出て…じゃないが、ババーンと。
井上さん:「いや〜、おはよう」 うわーいいなぁ、客席の反応が新鮮〜。井上さんの本日のお衣装は、白Tシャツの上にピンストライプの黒ジャケット。下はジーンズ。
井上さん:「あんまりかわいい子が多いんで…」 竹内さん:「うへへへへっっっ」と、遠くを見ながら、井上さん:「ホント、かわいいや」と冷め口調。
竹内さん:「どこ見て言ってんのよ」 井上さん:「かわいいって」 杉山さん:「ホント、かわいい」 字で書くとフォローしているみたいだけれど、そこはそれ、お笑いネタということで。
井上さん:「初めての公開録音に呼んでいただきありがとうございます」 竹内さん:「よろしくお願いします」 井上さん:「よろしくお願いします」 そうして着席。
下手に竹内さんが一人、上手に中央側に井上さん、並んで杉山さん。テーブルもあり、そこにはNARUTOキャラの声入り目覚まし時計などが置いてあったので、
井上さん:「いろんなものが置いてあるね」と早速物色する。竹内さん:「まず、自己紹介をしていただきましょう」 でキャラの台詞を言うという段取りになっているらしく、
井上さん:「みんなの前で台詞ってなんだか…」と照れ笑い。井上さん:「えへ。あはっ」って、だから、井上さんにそういう可愛さは求めてないんだってば。
もとい。カカシ「おまえらには、木ノ葉隠れ秘伝の、覚悟…木ノ葉隠れ秘伝…かんじゃった」 ここで可愛いか。(笑)。照れ笑いしながら、めっちゃ高い声で、カカシ「千年殺しー!」 
竹内さん:「えーいろいろあると思いますが、許してちょんまげ」と、かんだことをフォローしているのに当の本人は、井上さん:「は…っ」と乾いた笑い。
竹内さん:「その冷めた笑い、何だよっ!」 選手交代。サスケ「せーぜー頑張れよ、ドベ」 井上さん:「そうだよドベ! 張り切って終わらせて
イチャパラの続きを読まなきゃいけないんだから」 カカシは修行中でも読んでんじゃなかったか?

SEが入ると、曲にのる井上さん。そうしてから、テーブルの上のスタンドにセットされていたマイクを外して手に。マイクに顔を近づけるのが腰に辛かったのか、
マイクスタンドが客にとって邪魔と配慮してくださったのか。ラジオ公録のためルール説明が入る。言い慣れていて流れるように、竹内さん:「ラジオでネタを採用されると、
ポイントが貯まって、最後にはスタジオにご招待!」 井上さん:「おー」 竹内さん:「でもそこまでには30回採用されないとなんだよね。(笑)」 高い壁だ。井上さんも30回にうけていた。
質問コーナー。竹内さん:「超、気持ちいい、が流行語大賞です」 …今、すごく前のレポを書いている実感が…(^^;)。
竹内さん:「皆さんのキャラで言ってみてください。ということで、良かった、ナルトで」と笑顔で元気に、ナルト「超―、気持ちいい」 聞いているこっちも気持ちいいくらいだ。
井上さん:「ナルトっぽいね」 竹内さん:「似てた?」 井上さん:「似てた」 うん、似てたね。つっこまねぇよ、もう。
この人は難しそう。サスケ「超、気持ちいい」 竹内さん:「なんか、いやらしいよ」と言われ、言い訳をせずにいられず、杉山さん:「いや、あの足裏マッサージとかやってもらって、
そういうときの気持ちいいです」 そして本命。本命? カカシ「超―、気持ちいい」って、下限かってくらい低いんですけど。竹内さん:「カカシだった?」
井上さん:「オレだよ! 違ったカカシだよ!」 オレじゃダメじゃん。(笑)。竹内さん:「似てる!」 井上さん:「そう?」 なんでそんなに嬉しそうなんだよ。
井上さん:「最近言われないから、カカシって。録りたいってばよ」

お次。竹内さん:「自分だったら、どんなスリーマンセルをつくる?」 まず答えたのは杉山さんだったのだけれど、聞き取れず。
竹内さん:「杉山くん、のんたん、マイク遠いよ」と指摘が入る。杉山さんがマイクを直す間に、すかさず、井上さん:「えっとサクラと…」と勝手にしゃべり始める。
竹内さん:「あんたが言うなよ」とやっているうちに杉山さんも参戦準備完了。杉山さん:「サスケ、ネジ、カブト」 何故のチョイスかというと、杉山さん:「楽じゃない? 
やっとけって言うだけでみんなやっといてくれる」 井上さん:「みんなつまんなそー」 自立心が強いと言えば聞こえは良いけれど、独立独歩で勝手に行動しそうだし。
杉山さん:「リーダーとしては命令するだけでいい」 そんなに楽をしたいのか。そしてこのお方。井上さん:「えー、ジャジャン!」 セルフSE付き。
井上さん:「エビス、自来也、カカシ! スケベのスリーマンセル。あくまでもカカシであって井上和彦じゃないからね」 客席:「ええ〜っ?!」 
井上さん:「えーって何だよ! オレのイメージがエロの方にいっちゃってる気がする」 竹内さん:「あのね、和彦さんはエロじゃないの。いやらしいだけ」 
エロ→エロチシズム。わいせつなこと。またその様。いやらしい→好色らしい感じ。 …どっちがいいんだ? わたしはエロの方が…。(笑)。
竹内さん:「わたしは、シカマル、カブト、和彦さん。大好きなキャラばっかり。そして大好きな人だけでつくりました」 井上さん:「嬉しいかも」 
作った笑顔で、竹内さん:「のんたんも好きよ」 杉山さん:「取って付けたように言われても。(笑)」 竹内さん:「では、そんな和彦さんだから好きなのよ、のコーナーでした」 
井上さん&杉山さん:「そんなコーナーだった?」 ナイス・デュオ。(笑)。

SEに乗りながら次のコーナーへ。
竹内さん:「次はお互いをどう思っているか!」 井上さん:「本音を出していいの?」 竹内さん:「出してください」 杉山さん:「あー…はい」 その間はなんだ。
手始めに、竹内さん:「竹内順子と言えばっ!」 井上さんは下を向いてう〜んと悩む体。竹内さん:「何悩んでるんですか」 井上さん:「いや、別に」 
そうして出した答えは、井上さん:「わがままな猫」 嬉しかったらしく、竹内さん:「え? もう一回」と促す。井上さん:「わがままな猫」 おきゃんな感じが納得。が、しかし。
別意見として、杉山さん:「…いじわる」 これがあったからさっきの間があったのか。(笑)。杉山さん:「良い意味でも…悪い意味でも」 竹内さん:「何いぃっ?!」 
井上さん:「なに、オドオドしてんだよ」 気を取り直すように、竹内さん:「和彦さんは?」 井上さん:「わがままな猫」 竹内さん:「よしっ」 
井上さん:「気が向いたときだけ寄ってきて、放っておけない感じがする」と、比較的良いイメージを語られ、杉山さん:「オレも悪い意味だけじゃないから」と自己弁護するも、
竹内さん:「でも良い意味でも悪い意味でもってはっきり言ったじゃん」 更に追いつめられ、杉山さん:「いや、それはっ」とただうろたえる。
井上さんはそんな二人の力関係に大ウケし、後ろ向きになってまで大笑いしていた。現場の楽しそうなのが推して知るべし。
竹内さん:「じゃあ、次。のんたんと言えば」 ここでもやっぱり悩む井上さん。その挙句、井上さん:「道端の石」 …あったよな、そんな小説…。(「路傍の石」作:山本有三 だった。)
前段のご自身への評価を踏まえ、かなり含みのある口調で、竹内さん:「真面目。良い意味でぇ〜」 何も言い返せない杉山さん。
竹内さん:「自分では何だったの?」 杉山さん:「のんびり」 井上さん&竹内さん「そうだね」 異論なし。話は戻って、井上さん:「道端の石。悪い意味じゃなくて。
杉山くんって結構、頑固者。だって、自分のイシを持ってる」 上手いことを言ったと胸を張るな。竹内さん:「大喜利にしないでください」
そしてラスト。竹内さん:「で、残るは和彦さん」 井上さん:「怖いなー」 竹内さん:「井上和彦といえば」 井上さん:「はっはっはっ。どんどん言って」 何故か目が点になる杉山さん。
いつの間にか主導権を握るのが、このお方。井上さん:「ではっ。井上和彦と言えば!」 即行、井上さん:「爽やかな王子様」 素晴らしくはっきりとした角舌で。
そのボケをさておき、杉山さん:「仙人。のように達観している感じで。そんなイメージなので」 本当に真面目だなぁ。竹内さん:「上下関係が見えました」 
井上さん:「ジジイになった気がするよ」 以下じいさん声で、井上さん:「どうして生きていけばいいのか分からない」 仙人はそんなことでは悩まないと思うんですが。
そして容赦ないのが、竹内さん:「ボケ倒しの犬」 ご自身が猫に例えられたことにかけての回答かな。竹内さん:「ボケてるんじゃなくて、ボケ倒してる。
暇があるとボケる。暇があるとボケる。暇が無くても、ボケる。こういう大人になりたくないなって」 貶してるのかというリアクションをする井上さんに、
竹内さん:「だってボケるのって頭をつかって大変じゃないですか」 井上さん:「ああ、少しね」 竹内さん:「和彦さんレベルになると少しで済むんですね」 慣れもあるよ、きっと。
竹内さん:「じゃあ和彦さんは?」 井上さん:「爽やかな王子様」 …ふ〜ん。反応の薄い客に向かって、井上さん:「聞こえた?」と話しかけながらステージの前に出てきて、
井上さん:「爽やかな王子様」で→ポーズ1。竹内さん:「何、かっこつけてるんですか」 井上さん:「そんな、普通ですよ」良い声で→ポーズ2。ラジオなのにビジュアルのネタをするなよ。

ネタが変わって。えー、どれだけ気持ちが合わせられるかという内容だったかと。竹内さん:「鍋の具といえば何?」 12月中旬らしいネタフリです。竹内さん:「ああ、白い系ですね」
井上さん:「オレも。加工してない」 わしは加工してある白いものしか思い浮かばん。そうして井上さんと竹内さんが白菜で、杉山さんだけが白身魚。言われてみれば、どっちも納得。
井上さん:「のんたんは合わない」 杉山さん:「道端の石なんで」 ナイス、リターン。成長したねぇ。(何様?!)
次は、竹内さん:「NARUTOといえば」 井上さん:「ラーメンでしょ。(笑)」 実はこれは井上さんのボケで、井上さん&竹内さん&杉山さん:「2005年劇場版第2弾!」 
竹内さん:「これを言うための10分近くでした。(笑)」 コーナー自体がネタフリだったか。竹内さん:「来年の夏、映画化決定です」 
井上さん:「今年の映画を見て泣いたよ。ホント、声出しそうだった。ううって」と口を押さえる。竹内さん:「僕はむかついた」 何故に? 
井上さん:「ナルトが男らしくなって?」と振っているのに、言うことは言ったとばかりに、竹内さん:「お知らせコーナーでしたっ!」 井上さんはぶった切りに足踏みして大笑い。

また質問コーナーに戻って。…って、何を立ったり座ったりしてるんでしょうか、井上さん。竹内さん:「オフの過ごし方は? わたしは寝てる」 
井上さん:「つまんねぇ」 竹内さん:「和彦さんは多趣味ですもんね。のんたんは?」 杉山さん:「寝てる」 井上さん:「つまんねぇ人達」 
竹内さん:「そういう和彦さんは?」 井上さん:「寝てるー。嘘。ウィンドサーフィンですね。冬でも行きます。スノーボードの次にウィンドサーフィン。快感」
杉山さん:「井上さん、仕事の前に行ったって」 井上さん:「言うなよ、おい。どうも仕事が籠もりっきりなんで、外に出たくて出たくて仕様がないみたいですね」 
そう言うと、次は君の番だよという期待を込めて杉山さんを見つめる井上さん。えっと、杉山さんの回答は終わってますから。
次の質問。竹内さん:「どきっとする異性の仕草。…これ、どこまでアダルトで良いんでしょうか」 ア、アダルト? 竹内さん:「あのね、わたしスキンシップに弱いのよ。
ちょっと触られても」 井上さん:「ハグはダメなのね」 竹内さん:「もう、ドキュドキュドキューンって」 かわいい。井上さん:「はっはっはっ」 大人な笑いだ。
井上さん:「じゃあ、のんたん」 杉山さん:「笑顔」 井上さん:「へぇ」と竹内さんにやってみろと指示を出す。竹内さん:「やるの? こんにちは。ふっ」 
杉山さん:「それ、鼻笑いです」 即、却下。リベンジ。笑顔で、竹内さん:「ありがとうございます」 今度のツッコミは、井上さん:「演歌歌手みたいだったね」
そして、井上さん:「僕はね、チッって言ったときにドキッとする」 竹内さん:「それお題と違うじゃん」と言われ、すっくと立ち上がると、
井上さん:「合ってるよ。ドキッとする異性の仕草でしょ!」 ボケでそんなに強気になるなよ。で、このチッというのは、
竹内さん:「井上さんのボケがくだらなくてやっちゃうんです。今度から気を付けます」ということで、竹内さんのことなのでした。

NARUTOクイズ。客席に向かって、井上さん:「ぼけっとしてちゃダメだよ」 竹内さん:「後ろもみんなで」と会場全体に手を振る井上さんと杉山さん。ファンサービスは大切だ。
Q このシーンでチョウジが食べたものは?
竹内さん:「このボン!っていうの健ちゃんのアドリブだったんだよね」 これは回答だったっけ? 杉山さん:「最後の一口」 
井上さん:「それを食べるとデブになるんだよ」 耳に痛いことを言うなぁ。竹内さん:「それはチョウジの前では禁句」 乙女(笑)の前でも禁句。いや、わしが乙女だというのではなく。
井上さん:「僕はポピュラーに魚肉ソーセージ」 そこはかとなく年代を感じてみたり。…これ、正解をメモしてないや。
SEでOPテーマだった「悲しみをやさしさに」が流れると、やっぱり踊る井上さん。その中で歌詞が一部消されていて、/^悲しみを優しさに、××××を力に〜♪ の、
竹内さん:「ん〜〜のところを考えてください」 杉山さん:「呪印の苦しみを力に!」 おお、ちゃんとネタボケできるんじゃん。井上さんも微笑んで褒めている感じ。
そんなときにまともに答える訳がない。井上さん:「イカ釣り船!」 わっはっはっ。竹内さん:「聞きたくなーいっ!!」 
(注:かつてラジオ内で歌を作る企画があったときに、井上さんは脈絡を無視して歌詞に「イカ釣り船」を提供したのでした。)
竹内さん:「どれがいいか会場の拍手で決めましょう。ね?」と客席に笑顔を向けるの。杉山さん:「ちゃんと媚び売るし」 井上さんのときには余り拍手がなく、
不本意そうに、竹内さん:「この面白さ、分かんないかな」 井上さん:「ラジオ聴いてる?」 え〜っと、井上さんの回は聴いたけどこの場は杉山さんの成長ぶりを応援したかったので。
竹内さん:「正解を聴きましょう。…(曲)…自分らしさでしたね。決して杉山くんみたいな暗いのではなく」 井上さん:「本当は知っていましたよ」 
杉山さん:「ええ、知っていました」 杉山さんは本当でも、井上さんは嘘だろ。

Q イラスト問題。ロック・リーを描け。30秒。
回答はこんな感じで→瞬間なぐり描きメモ(上のひとつは竹内さん画のデフォルメ版だったような…) 左から杉山さん、竹内さん、井上さん。
井上さんの用紙いっぱいを使った裏技は、竹内さん:「卑怯者めっ。海苔付けてるだけじゃんか」という非難を受け、抗議するように立ち上がる井上さんに、
更に、竹内さん:「そういうスタンドプレーは卑怯です」と先手を打たれ、そこで大人しくなる人ではなく、踊って対抗する。腰痛はどうした。
このイラスト問題はどれも同レベルだろうということで各1ポイント獲得。…って、どこからがポイント制?(^^;)。
そうして優勝者は、井上さん。井上さん:「ありがとう。ありがとう、みんな」 客:「おめでとうございます」 泣くフリをしながら、
井上さん:「長年やってここまで来ました!」 よっ! 芸暦30年!!(笑)。竹内さん:「最下位は罰ゲームです」 杉山さん:「えっ? ありがとうございます」 何故そこっで礼を言う。
竹内さん:「自分が最下位だったら言わないつもりでした」 卑怯者っ!(笑)。罰ゲーム。セロリ他多種野菜のジュースが登場。井上さん:「どんな色?」 濃―い、黒っぽい緑色。
井上さん「うわっ?!」と大袈裟に驚いておきながら、いざ杉山さんが飲むときには一気の音頭を取ってあおる。苛めっこ。杉山さん:「……不味いな」 でしょうね。

公録もそろそろ終わりに。今日の感想を問われ、井上さん:「楽しかった。生の反応がくるといい。ボケをこれからも精進します」
杉山さん:「楽しかったです」だけで終わろうとするので、高い声で、井上さん:「普通の答えじゃん!」と突っ込む。と、竹内さん:「和彦、たまに突っ込みます」 ポイントは呼び捨て。
そうして次週の告知をして、公録の時間は終わったのでした。

そいうことで、戦い(笑)が終わって。客席に、井上さん:「楽しかったですか?」 楽しかったですよ。
竹内さん:「この回の放送は12月27日9時と、12月31日9時からです」 …って、これこそ今さら書いてもなぁ。(^^;)。
ずっとテーブル上にありながら収録中は全く話題にされることのなかった目覚まし時計について、竹内さん:「2種類あります。ナルトとサスケが一緒になったのと」 
井上さん:「こっちはカカシだけ」 一歩リードの感に嬉しそう。だからって、いくら嬉しくても踊らなくていいから。腰が心配でハラハラするちゅうの。
言い忘れないように、井上さん:「えっと、買うにはアニメイトで予約してください。竹内ナルトとサスケを買うか、カカシを買うか」 竹内さん:「2つ買ってもいいですから」 
井上さん:「タイマーを時間差で使ってもいいですね」 …なんか深夜のテレビショッピングな雰囲気なんですけど。

最後に。竹内さん:「まだ2分ほどあるので、じゃあ、それぞれ告知を」 杉山さん:「えっと…」 竹内さん:「マイク遠いよ」 大うけする井上さん。
マイクを口に近づけて、もとい。杉山さん:「サスケ、頑張ります」 竹内さん:「他の作品でもいいよ。NARUTOじゃなくても」 杉山さん:「ブリーチで出てます」 頑張っていらっしゃるようですね。
そして、井上さん:「あっちの方で上に白いのが居たと思うんですが」 ブースの上の巨大バルーンのこと。井上さん:「レジェンズでシロンやってます」と言って、
ミニシロン「にゅにゅにゃにゅにゃにゃーにゃっ!」 きゃーい♪ 井上さん:「今日は本当に嬉しいよって言ったんだよ」 竹内さん:「分かんなかった」
そうこうしているうちにタイムアップ。竹内さん:「では、これで。急げ!」 そうだ、ショウワノートが待っている!!(笑)。
…だから、投げチュウはいらんと言うちょろうが。

 ***

ホントに間もなく、ショウワノート サインお渡し会。10:30から。当選ハガキを持っている人は相手別に列に並ばされた状態でステージを観ることに。ちょっと狭いが贅沢は言えんな。
OP・SEでステージに出てらしたのは杉山さん、のみ。杉山さんがMCとは、成長したねぇ。おばちゃんは嬉しいよ。杉山さん:「皆さんこんにちは」 客:「こんにちは」 
杉山さん:「さっきあっちでラジオの公録していましたが、引き続きよろしくお願いいたします」 客も続いているという含みで。顔ぶれを覚えてたんかい? 
杉山さん:「早速ですが、みんな呼んじゃいましょう」 ホントに早速だなっ!(笑)。MCとしてのトークは無いのか。杉山さん:「ナルトといえばこの人。竹内順子さんです」 
竹内さん:「みんな元気―?」 客:「オー!」 もうひと声。竹内さん:「もっと元気に!」 客:「オー!!」 竹内さん、満足。
杉山さん:「第7班といえばこの人、はたけカカシ役の井上和彦さん」 手には“LUKY”の箱を持ち、井上さん:「こんにちは。 ―(間)― 井上和彦です」 妙な間の意味不明。
井上さん:「サイン欲しいですか?」 竹内さん:「わたしもらった。“じゅんこさんへ”って」と、サインを入れた色紙ホルダーを首に下げる。
それを横目に見ながら、井上さん:「みんなには心を込めて書いてますので」 信じてるわっ。(笑)。竹内さん:「しゃべれって急に言われました」 ということで、
本日サインと一緒に貰える(買った)グッズの説明。その中には竹内さんの首にかかっている色紙ホルダーもあり、井上さん:「パチンと飾るとね」 
竹内さん:「トイレに丁度いい感じ」 竹内さんのお家ではそうなのかもしれないけれど、井上さん:「えーっ? 毎日うちらのサインを見るの?」 竹内さん:「うん」 しかもトイレ。
井上さん:「いい正月を迎えられそうです」 何ゆえに。

手に持った箱を掲げて、井上さん:「この中に質問の紙が入ってまして…」と段取りを始めたときに、竹内さんが色紙ホルダーを外そうとしたため、手伝う井上さん。
照れ笑いをしながら、竹内さん:「ドキュドキュします」 さっきの公録のトーク前提。そんな二人を全く無視し、井上さんから受け取った箱を着々と準備する杉山さん。ナイス。
そして。Q1 公録いかがでした? 竹内さん:「公録行った人?」 はーい。客の中からいっぱい手があがる。竹内さん:「うわー。ありがとうございます」 
井上さん:「うちらもダッシュしてきました」 わしは歩いたよ。で、答える順番は、杉山さん:「あたしから?」 なに動揺して“あたし”になってんのよ。(笑)。
杉山さん:「オープンですごかった。感動したやら、あがるやら、恥ずかしいやら。(照)」 照れんな。井上さん:「あんまり決め(台本等で指定されていること)が無くて、
素の杉山くんとか見られて楽しかった。オレ自身もね」 竹内さん:「和彦さんはいつも素だよ」 井上さん:「そんなことないさ」という声は王子様モードでポージング。
きわめて嘘くさい。なので、竹内さん:「違うよねー」 井上さん:「そうかい?」 もう一回良い声でかっこつけ。竹内さん:「井上さんがいつも素だと思っている人?」というフリに
客の手が多く上がる。ネタとして賛同。挙手。そんな客を見渡し、井上さん:「そういうことにしといてやる」って、あんたは三下かい。
竹内さん:「(公録のため)タイム(時間)を気にしていたから、暴走しないように“和彦ガード”を一所懸命にしていたのに、杉山くんが伏兵。あれ? 君も? みたいに」 
井上さん:「紹介できないハガキとか多かったですよね。杉山くんやってくれたよね」 竹内さん:「絶対にのんたんは良い人じゃない」 
杉山さん:「やめてください。イメージが悪くなるじゃないですか」 だまくらかすよりいいじゃん。

箱からくじびきして、Q2。井上さん:「あ…、印象に残るシーン、好きな台詞は?だって。NARUTOは3年目だっけ? 長いよね。最初から観てる人は?」 
客:「はーい」 沢山の手を見て、井上さん:「すごいね」 そりゃ、この場ですから。井上さん:「カカシが出たのは何話目からか分かる?」 複数の客:「3!」 
ステージの3人:「すごい!」 ファンですし。井上さん:「じゃあナルトが出なかったのは?」 ああ、これネタになったことがあるのに思い出せん。
竹内さん:「忘れられない。100話」 井上さん:「ロック・リーの回」 竹内さん:「記念すべき第100話で、なんでわたしが?」
井上さん:「次に呼ばれて来たら101話かよって」 竹内さん:「だから100話の台本が無いんですよ」 ああ、やっぱりお休みの回の台本はわざわざはくれないのね。
そして本題。印象に残るシーン、好きな台詞。竹内さん:「あんまり言っちゃいけない言葉なんだけど、サスケがナルトを庇って九尾が出てきたときの、ぶっ殺してやる!ってやつ」 
あ〜と肯きながら、井上さん:「あれは決断だったんだよね。放送コード?ってやつで」 余り好ましい台詞ではないので、どうしようかということになったそうなのだけれど、
竹内さん:「この台詞だけはNARUTOの世界観で必要だからって」 井上さん:「台本ではぶっ倒す!になってるのを、そこだけは原作のまんまでいこうって」
私感。わたしは攻撃的な言葉は嫌いですが、ここは原作どおりで良かったと思います。
放送には色々としがらみがあるそうで、井上さん:「同じようなので、TVアニメは血がダメなんだよね。でも今年の劇場版(雪姫忍法帳だってばよ!)で、
雪で真っ白なところに血がポタポタって。すごいどっきりした」 竹内さん:「映画観た人?」 客:「はーい」 井上さん:「ナルチー持ってるってことだね」 グルグルナルトと思われ。
井上さん:「のんたんは?」 杉山さん:「ナルトと本気でやってカカシに止められたところとか…」 ふいに、井上さん:「マイク遠いよ」 また言われてる。
杉山さん:「いつも怒られるんです」 いつもって…。このシーンの後あたりからカカシの出番が減ったため、井上さん:「やだねー。当分出てこないんだよなー…」
ちびっこたちの活躍の場ですからねぇ。と、井上さん:「もう一個いい?」 あれ? 井上さんの一個目って何だ? 井上さん:「いっぱいあって言い切れないんだけど、
あれ、ナルトの素顔が見えそうな回」 竹内さん:「カカシですね」 冷静に訂正される。ナルトはいつも素顔ですからね。井上さん:「ごめん、ごめん。カカシの素顔だ」
竹内さん:「和彦さん、よく間違えますよね」 杉山さん:「一回目のジャンフェスでも、うちはカカシって」 井上さん:「中村千絵ちゃんは“いいボケするわねー”って言ってくれた」 
嬉しそうだが、ほめられてるわけじゃないぞ、きっと、それ? 本題はそこではなく、井上さん:「あの回のカラスが良いよね」 カラス? 井上さん:「あのカラス、わたくしです」
杉山さん:「なにげにオーディションがあるんですよ」 細かいキャラクターをやりたがるらしい。竹内さん:「3回目くらいだと、台本に“カラス・井上和彦”って書いてあるんだよ」 
貪欲に役取りをするベテランの生き様。(笑)。竹内さん:「自雷也登場のときのカラスの“アホー”も井上さんだよね」 井上さん:「よっ! 自雷也っ!!」
竹内さん:「ホント、そういうの、すぐにやりたがるよね。赤丸とか」 井上さん:「あん! あん! あん!」 嬉々として。

お次のくじ。杉山さん:「今後の見どころは、ということです」 井上さん:「これは杉山くんが一番分かってるから」 竹内さん:「博士」とからかうように呼んでいるのに、
余り反応しないため、竹内さん:「あんまり謙遜しないよ、この人」 杉山さん:「博士じゃないです」 言われてから慌てても遅い。挽回、挽回。
杉山さん:「本気でやり合う、あそこですかね」  谷の決闘のことらしい。竹内さん:「男の子って喧嘩したあとはお互いによくやったなって感じになるのに、ならないよね」
井上さん:「普通はね。相当、サスケって歪んでるよね」 杉山さん:「そうですけど、色々あって…。みんなあるじゃん!」 自分のことのよう(ある意味自分だが)に、
必死にフォローする様に大ウケしながら、竹内さん:「なんで丸く収めようとしてるの?(笑)」 良くも悪くも真面目だからでしょうかね。
要望混じりに。竹内さん:「わたしは、今、週ジャンでカカシの12歳の頃のやってるでしょ、あれもアニメ化してほしい」 井上さん:「あれ、オレにやらしてくれるんかな?」 
それじゃなきゃ意味無いじゃん。(ファンの声。)杉山さん:「12、3歳のカカシを聴きたいです」と井上さんに期待の目を向ける。期待を裏切らないのが、このお方。
井上さん:「ボクは、はたけカカシッ」 声、高っ。かわいいフリをするおじさん先輩に対し、若輩二人は言葉を濁す。気持ちは分かる。
竹内さん:「もうちょっと(舌足らずに)はたけカカシ、って感じで」 井上さん:「それ、ミニシロン」 これも可愛いが。竹内さん:「外伝を是非アニメに。
そしたらわたし出番無いけど絶対にブースに行く! 首、血管浮いてる和彦さんを見る!!」 見たーい!(笑)。杉山さん:「ふーっ、って言ってそう」 が、負けず嫌いはこういう場でも。
井上さん:「オレ、全然、普通にやってるよ」 竹内さん:「無理すんな」 肩をポンポンとたたく雰囲気で。竹内さん:「のんたんも、この前ちっちゃいサスケ、やったよね」 そのフリに挑む。
子ども声で、杉山さん:「おれは、うちはサスケだ…うちはサスケだ…できない…」 おいおい。井上さん:「じゃあNARUTOが30年続いて大人になったナルト!」 
竹内さん:「42歳?!」 果敢にも、竹内さん:「おまえらぁー、おれはぁナルートだー。腰が痛いんだよー」 それは横にいる50代の人です。
低くゆったりとしたしゃべりは、かなりお年が上の感じです。井上さん:「40代そこそこで腰痛にはならないよ」 体験者の弁。質問の答えに戻りまして。
竹内さん:「和彦さんはどうです?」 井上さん:「先を知らないもん」 もんって、言い切るか。井上さん:「あと、来年の劇場版、そこが気になる。希望を言うだけは言っておこうか」 
竹内さん:「今年は冬だったんで常夏の国で」 杉山さん:「バカンスじゃないんだから」  井上さん:「アフレコを舞台と同じようなところでやるっていいよね」
竹内さん:「楽しいのは和彦さんだけだよね。あと10分で収録でーす。揃ってますかー?」 杉山さん:「井上さんは海に行ってまーすって」 
井上さん:「海でやったりね!」 バカンス収録で大いに盛り上がる。

そろそろ。杉山さん:「えっと、ナルトパックのお渡し会の方へ。準備がありますのでしばらくお待ちください」
真面目なMCくん。そうしてステージから降りていくお三方。竹内さん:「もう一回、来ま〜す」 お待ちしてま〜す。

お渡し会。流れ作業ではなく、一人ずつきちんと時間を取ってくださってあり、お話しすることができました。
あ、書き忘れましたが、今年はちゃんと井上和彦さんにお渡しいただける権利に当選したのでした。…兄が。(^^;)。
ええ、ええ。あなたのお陰よ。井上さんとお話できたのも、兄のお陰。
お渡し会のトークは、井上さんに突っ込んだりボケたりする杉山さんの成長ぶりが印象的でした。
公録と違って自由度が高い分、野放し感も楽しかったですしね。
決め台詞を言っておこうか。ありがとう、ショウワノートさんっっ!!(笑)。

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