大智が生まれたのは
秋と冬の境目


病院の窓から見える桜の木も
退院の日には
枯葉もすっかり落ちて
はだかんぼうになっていました




霧の中
静かな緊張とともに病院へと向かう真夜中

あなたの誕生を待ち続けた長い二日間

産声が響きわたる早朝の病院

はじめて抱く生まれたばかりのあなた
見えないはずの目で
じっと見つめている


はじめまして
ようこそ
よろしく