ライトメアシリーズをより一層軽くするために、受信機の軽量化を行いました。ついでに、回路に若干の手直しをして、簡略化も図りました。
赤外線受光素子にはノイズフイルターとして47μFのコンデンサと47Ωの抵抗を接続することがメーカより推奨されています。ですが、このコンデンサが大きな物しか入手できず、どうしても重量増を招いています。
たまたま10μFのチップ積層コンデンサが入手できたので、試してみるとこの容量でも大丈夫そうなので、抵抗も省略し、簡略化しました。
一番の重量は12F683ですが・・・まず、ICソケットを廃止。683にはS/Nタイプのフラットパッケージはラインアップされていません。そこで、683を削りました。どこまで削れるのかわからないので、削り方は甘めですが、随分と小さく軽くなりました。足もカットし、表面実装しています。
赤外線受光素子もかなり削りました。それでも、まだまだ厚いです。
こうしてできた受信機をライトメアに搭載して体重測定すると・・・14gです。単純計算で3gは軽くなりました。(今までが重すぎただけ・・ですか?。)
すっきりと完成しました。コネクタも直づけとし、軽量化と接触不良を防いでいます。 | 裏面・・基板パターンは同じです。 |
旧版と比べました。 | 裏側です。 |
ライトメアに搭載しました。 | 14g達成! |
部品 | 個数 | 単価 | 価格 |
PIC12F683 | 1 | \200 | \200 |
IRLML2502 | 1 | \200 | \200 |
0.1μFチップセラコン | 3 | \10 | \30 |
10μFセラミックコンデンサ | 1 | \10 | \10 |
赤外線受光素子NJL21V380A | 1 | \100 | \100 |
両面基板 | 1 | \100 | \100 |
JSTコネクタ他配線材 | 1 | \100 | \100 |
合計 | \740 |
*価格は参考価格です。これより安い物も高い物もあります。
・基板は切り出した場合のおよその価格です。