私のスケッチ 2016年度
16/12/12 トリスバーのある
通りにて
No986



上、駒ヶ根市中心部から少し外れた所にあります小路です。 通りには、何軒かの飲み屋さんが並んでいるのですが、中でも、トリスバーの電飾看板のある飲み屋さんは、レトロな雰囲気が魅力的で、何回か絵にさせて頂いています。
トリスと云えば、学生時代、「山口瞳さん」「トリスを飲んでハワイへ行こう!」と云うCMが大流行した記憶があります。あの頃は、ウィスキー全盛の時代だったのですね。

所で、今の学生さんは、何を飲んでおられるのでしょうか?スマホを操作するのに忙しくて、アルコールなんて、飲むヒマもないのかも!?

ちなみに、この小路の奥にありますニッカの飲み屋さんでは、水彩画グループの作品展を毎年開催し、お世話になっています。

16/11/23 先生に手を入れて頂く  No982


人物デッサン (鉛筆)  木炭紙  500㍉×650㍉

大阪芸術大学教授であります『池田清明先生』が、講師を務められる人物デッサン研修会が、伊那市の「かんてんぱぱホール」でありました。
池田清明先生と云えば、人物画の大人気画家、私も、先生の画集を購入させて頂いた事があります。
今回、その先生の人物デッサン会に、ラッキーにも参加させて頂いたのです。
ただ、久しぶりの人物デッサンと云う事で、モデルさんの全身を木炭紙に収めるのも一苦労しました。
そんな私のデッサンのバランスの悪い箇所に、池田先生みずから手を入れて頂けたのです。これには、大感激!でした。

上は、その人物デッサンです。
製作途中ですが、手を入れて頂いた記念に、このままの状態で、壁に掛け楽しもう!
先生のお話によりますと、最近の学生さんは、自分の作品に手を入れて貰うのを好まない方も多いとか。勿体ないですね。


人物デッサン研修会の様子

【今日の一枚】

駒ヶ根市中沢 永見山にて  F6号


16/10/5 【鳥居前町】にて No974


【鳥居前町】の老舗和菓子店さん

【鳥居前町】(とりいまえまち)と云う言葉、御存じですか?
神社の鳥居周辺から参道沿いにかけて発達した町の事を云うそうです。
有名な寺院の周辺で賑わう町、例えば善光寺さん周辺の町の事を【門前町】(もんぜんまち)とは、良く云いますが、神社の鳥居の前に発達した町の事を、【鳥居前町】とは、今まで生きてきて、全く使った事がない言葉です。(私だけ!?)
今回のスケッチしたのは、『諏訪社 秋宮』の鳥居近くで、商売をされておられる創業1873年の老舗和菓子店です。
正に、【鳥居前町】にピッタリのお店でした。


16/9/27 竹内徹美術館 No973

水彩画 F4号
久々に太陽が顔を出し、九月最後となる水彩画教室は、戸外で行われました。
場所は、髙遠町にあります、水彩画教室の講師竹内徹先生が設立されました『竹内徹美術館』周辺です。
美術館への通路沿いには、真っ赤な『曼珠沙華』(まんじゅしゃげ)が咲き乱れ、秋を感じさせてくれます。
それにしても、お彼岸の頃になりますと、必ず、花開く『曼珠沙華』!体内時計でも仕組まれているのでしょうか?不思議な花です。
写生会の後は、美術館内での絵の鑑賞、さらに、お茶会も行われ、秋の楽しい一日でした。感謝!
★『竹内徹美術館』への入館は、完全予約制となっています。



16/9/21 なまこ壁の民家  No972



駒ヶ根市のお隣、宮田村の旧伊那街道沿いには、往時を偲ばせるなまこ壁の商家や民家が残されています。
上は、その中の一軒をスケッチしたものですが、なまこ壁の重厚な造りが、とても、印象的です。
このような建物のある景観は、何時までも残して頂きたいものですね。
ただ、お住まいの方々の建物の維持管理の事を思いますと、無理も言えませんが・・・




16/9/15 製糸の町にて - 岡谷市・製糸事務所 

ペン画F4号

16/9/6  暑さの中では・・ No969


室内での勉強会の様子。
九月となりましたのに、この所の猛暑!には、まいってしまいますね。
地球が狂ってしまったのでしょうか。今年は、台風が、東北地方に、観測史上初上陸なんて事もありましたし。

シニア世代が多い、わが水彩画教室も、こんな暑さの中、戸外で、スケッチをしていまして、ニュースで、『スケッチをしていました高齢者が多数、熱中症の疑いで、市内の病院に救急搬送されました!』なんて報じられてましても困りますので、団体でのスケッチ会は、一時お休みです。
よって、週に一回の水彩画教室では、それぞれの会員が、自己責任??で、描き上げた作品を持ち寄り、講師の先生に見て頂いています。(上の写真)
早く涼しくなって、戸外でスケッチしたいなあ~~!


【今日の一枚】

石置屋根の宮田宿本陣 F6号

16/8/9  宮田宿本陣 No964

暦の上では、もう秋ですが(8/7が立秋)、南信州は、ここ数日、猛烈な暑さに見舞われ、畑にキュウリなどを収穫に行き、そのまま、熱中症で帰らぬ人となり・・・なんて恐れもありそうなのです。
こんな時は、室内で、冷たいものでも飲んでとも思ったのですが、暑気払いには、かえって戸外で・・・と、隣り村の長野県宝に指定されています『宮田宿本陣』に行って参りました。
現在は、宮田村総合公園「ふれあい広場」の隣に、復元移転されています。
伊那街道に唯一残る本陣建物で、本陣内部も無料で見学できます。
真夏の青空の下、本陣の石置きの板葺き屋根が美しい。。。


板葺き屋根の本陣 ペン画F4号

16/8/2 旧開智小学校-松本市 No963



最近、古~い建造物が気になって仕方がないのです。
東に、茅葺き屋根の家があれば、写真を撮りに行き、
西に、古い土蔵があれば、スケッチをする今日この頃なのです。
これって、何んなんでしょうね?懐古趣味と云う訳ではありませんが、やはり、お歳のせいかな!?・・・

先日も、松本へ行ったおり、その古~い建物の 『旧開智学校』(上の写真)を見学して参りました。
明治9年に建てられた小学校で、重要文化財に指定されていますが、江戸時代も終わったばかりの明治の初期に、こんなにモダンで美しい建物を建てられた大工さんの存在に驚きです。また、何処かで、こんな建物に会いたい!


明治9年建築のモダンな 旧開智小学校校舎  ペン画 F4号

16/7/26 今は回らない水車ですが・・ No962



駒ヶ根市中沢地区にあります『旧木下家住宅』の水車です。今は回らない水車ですが、終戦後もワラ打ちに使用されていたそうです。
静かな水車小屋のあります川辺に立っていますと、何処からか、ギシッ、ギシッと水車が回る音が聞こえて来そうです。
こんな風景は、だんだん見ることが出来なくなりますが、
地域の生活に密着した文化遺産の一つとして、後世に残して頂きたいですね。
これからもスケッチに来ましょう!!


16/7/13 再生可能エネルギー! No959


水車小屋   ペン画 F4号
上は、駒ヶ根市中沢地区にあります「旧木下家住宅」に併設されている「水車小屋」です。
今は、水車を回す為の水も止められていますが、かっては、精米や、そば粉を挽いたりするのに使われていたようです。
どんな音を響かせ、水車は回っていたのでしょうか?

水車と云えば、最近、「再生可能エネルギー」の一つとして、小川を利用して小水力発電を行う試みが、あちこちで始まっています。

里山の風景としましては、駒ヶ根市内でも、空き地などに設置されています太陽光発電の真っ黒なパネル群より、水車が回る小水力発電の方が好ましいですが。今後、どうなる事でしょうね・・・

16/6/6  茅葺き屋根の家 No952

水彩画教室で、最近では、駒ヶ根、伊那周辺でも、貴重な存在となりました茅葺き屋根の家をスケッチしました。
何時までも、残して頂きたい風景ですが、持ち主の方の維持管理が大変なようですね。(中でも、茅の葺き替え)
茅葺き屋根の家は、広い意味では、歴史的な建造物の一つ?!とも云えますので、何らかの、景観維持の為の方策があったら良いと思うのですが・・・


16/5/25 下諏訪温泉街  No950

下は、『諏訪社 秋宮』近くの街道をスケッチしたものです。
この街道沿いには、歴史を感じる日帰り温泉施設があったり、誰でも使える、手洗い用の温泉水が湧き出たりしています。正に、これぞ温泉の町ですね。
ですから、昼間から、風呂用品を抱え、温泉施設へ向かうお年寄りの姿も多く見受けられます。
こんな所にお住まいの方々、長寿なのでしょうね・・・


街道沿いに日帰りの温泉施設があります。


『諏訪社 秋宮』の手を清める手水も温泉です。
高温なので、お子さんは気を付けたほうが良いかも・・・


16/5/12  レトロな食堂 No948


「クロネコ食堂」 F6号
上は、伊那市荒井区の飯田線踏切の近くにあります「クロネコ食堂」さんです。
今は、麺類などが中心の大衆食堂ですが、昭和初期の建設当時、「カフェ」として始まったそうです。
円窓や、扇型の飾り窓、また、多面体?の複雑な構造などを拝見しますと、当時としては、超モダンな建物だったのでしょうね・・・

「クロネコ食堂 」さんは、今まで、何度もスケッチさせて頂いていますが、こんなに レトロで、存在感のある建物は、めったにお目にかかれません。
維持管理は大変でしょうが、何時までも残して頂きたい建物です!

正面から見た「クロネコ食堂 」。
両端に円窓などの飾り窓が見えます。



【クロネコ食堂の店内です。】

店内は、期待通りの《昭和の香り》。
一等席に鎮座しますのは、何故か、狸の置物です。

また、お品書きの多さには驚き・・・


「掻き揚げ天ぷらそば」を頂く。
天ぷらの量が多く、お蕎麦が見えませ~ん。
お値段は500円也と、リーズナブル。

16/4/8 桜が観られると云う事 No942

いよいよ、南信州にも桜前線が降りてきて、駒ヶ根周辺でも、桜が咲きだしました、
この桜の季節がやって来ますと、私、何故か、心乱れます。
何しろ『三日見ぬ間の桜かな』ではありませんが、早く桜を観ないと、今年はもう、桜を観られないかもしれない! 
いや、もしかしたら、私もシニア世代ですし、もう、桜には、お目にかかれないかもしれない等々考えてしまうのです、・・・(こんな事を考える人ほど、グダグダ言いながら、長生きしそうですがね。)
まっ、今年も、いろいろ言いながら、桜のスケッチが出来る事に感謝しなれれば・・・


中川村 坂戸橋の桜  F6号


髙遠町にて  F6号


飯島町 聖徳寺  F4号

16/4/1 展覧会への出品と展示作業 No940

伊那、駒ヶ根周辺の水彩画愛好者による展覧会・「山水会展」が、本日より一週間(4/1~4/7)、伊那市西春近の「かんてんぱぱホール」にて開催されています。

会場内には、画歴の長い方から、最近、絵を始めたばかりの方まで、計70点ほどの作品が展示されています。どの作品からも、描き手の「なんたって、絵が大好き!」と云う気持ちが、観る人にストレートに伝わって来て、肩の張らない、楽しい展覧会だと思います。(出品している私が云うのも何ですが・・・)
★下は、私の出品です。
『雪 の 頃』  駒ヶ根市南割にて F20号アクリル画


『裏 町 通 り』  駒ヶ根市内にて F6号水彩画

 【 展覧会の準備も大変なのです!】

脚立にて、高~い所での「作品つる下げ作業」
主に、私のような若い人???のお仕事です。
結構、怖い!


70点の作品の展示作業も無事終了し
展覧会が開催されました。

16/1/19  今年始めてのデッサン会 No927

昨夜は、今話題の独立問題に揺れるSMAPメンバーの緊急発表がありましたね。
お恥ずかしながら、幾つになってもミーハーな私・・・、テレビで、その様子を拝見しました。
日本の政治経済にとっては、何の関係もないかもしれませんが、政府関係者も心配されておられる事案??のようですので、良い結論が出ると良いですね
そんな、SMAP騒動に触発されたのか、日本列島は大荒れの天候で、駒ヶ根市内でも雪が積もり、この二日間、雪掻きに追われ、筋肉はパンパンです。先週までの暖かさは何所へ行ってしまったのでしょうかね?

いろいろ話題の多い中、今年始めての水彩画教室が開かれ、人物のデッサンを致しました。モデルになって頂いた方は、目がとても魅力的な方で、楽しいデッサン会となりました。
今年も絵も頑張ろう・・・

【花を持つ人】  鉛筆画 四つ切り


今日の一枚】 1/12

髙遠城址公園にて F6号

16/1/4  冬がやって来る!? No924

春のような陽気に誘われて、庭先のロウバイの花、今が盛りと咲き乱れています。
例年より満開が、早いような気もしますが、お隣の山梨県では、ヒマワリの花が咲いとか、これも、近頃の異常気象のなせる技なのでしょうかね!?

こんな暖かさで、身も心も緩みきった私、本来の冬が戻って来たら、対応出来るか心配です。。。

そろそろ、雪掻き道具や融雪剤の用意もしなければ!

【絵手紙】