駒ヶ根市高烏谷神社矢納の神事 |
![]() ここで、毎年執り行われる矢納の神事は正徳2年(1772年)よりおこなわれております伝統の行事です。 神事は、現在も古式により執行しており、弓子が袴に紋服姿で径5尺2寸の大的に向かって弓を引きます。 弓子は敷物の上に左右列座し、神官のひき初めについで、順次立いで、弓矢をとり、矢を放っこと2回、都合5立をもって終わります。 神事に選ばれる弓子は、一家の後継者となるべき男子とされています。 弓の流派は信州高遠藩の日置流雪荷派です。 弓子に選ばれた人達が、この神事で弓矢を引く事が出来るのは、一生に一度だけだそうです。 弓子の方々の真剣な、また晴れがましい射には、弓道の愛好者の一人として感動いたしました。 |
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白鳥神主さんによる奉納の射 |
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弓を引くのは各地域より選ばれた弓子の方々です。 |
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弓を引くのは初めてと云う方もいますが、真剣な眼差しに感銘。 |