富士山の笠雲


子供の頃、山梨県甲府市に住んでいたことがあます。家より見える「富士山」の印象といいますと、大きな山、雪に覆われた山、いつも見慣れた山と云うぐらいでした。その後、他県に移り住み、甲府市を訪れる事もあまり無くなりました。
先日、久しぶりに、山梨県の
「本栖湖」に立ち寄ったおり、笠雲がかかった富士山に出会ったのです。
湖岸には、夢中でシャツターをきる沢山のカメラマン。。。
東京より来られた方も、「何年も、本栖湖に富士山の撮影に通っていますが、こんなすばらしい富士の笠雲を見るのは初めて・・・」と、大感激!しておられました。私も、夢中でシャツターを切りました。
誰でもカメラを始めた頃、一度、すごいシャツターチャンスに恵まれる事がある』と云う話しを聞いた事があります。
私にとって、この美しい富士の笠雲は、その『一生に一度』のシャツターチャンスだったのかもしれませんね。
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上の写真は【岩波書店】月刊誌『科学』〈雲特集〉
−『雲 豊饒なる非線形科学の世界 』・雲のメカニズム−

の中で使用されました。


上記の画像をクリックすると、大きな画像が見えます


野口英世の千円紙幣の富士山の姿は、
ここ本栖湖のものだそうです。