日々雑感 2006.11
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06/11/29 幻のそば『富倉そば』 飯山市富倉 No.292

北信濃 飯山市富倉地区に、幻のそば『富倉そば』があると云います。
幻と云うからには、どんな幻なのか?是非ともこの目で確かめて見たい・・・
やくやく(わざわざ)行ってまいりました。(本当は、山ノ内町へ行った帰りに立ち寄った。。ご免なさい)

富倉地区は、飯山市内より新潟県新井へ抜ける国道292号線を約20分ほど山間部に入った、峠周辺にあります。

お目当ての『富倉そば』を食べさせて頂けるおそば屋さんは、この地区に数軒あるようなのですが、私は、お気に入りのHP、 信泉会ホームページ (そは、温泉などのページ)で検索した「とみくら食堂」へ。。。

この食堂がある集落は、国道292号線より分かれ、
車のすれ違いがやっとの狭い坂道を、1キロほど上がった、谷あいにあり、
道の両側には、今では珍しくなった茅葺きの民家が、あちこちに、傾斜地に張り付くように建っています。
高度経済成長期前の日本の山村は、みな、こんな風景だったのでしょうね。
(涙無くしては、見られなかった映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の頃の・・・)
「日本の原風景」と云っても良い飯山市富倉地区。
若者なら、「うっそー・・・」「ありえな〜い・・・」とでも言いそうな。。

こんな風景を前にして、私は、幻の『富倉そば』のことも忘れ、写真を撮ったり、スケッチをしたりと大忙しでした。

肝心の『富倉そば』は??
「つなぎ」にヤマゴボウと言う山菜の繊維を用いているそうで、腰があり、“つるん”とした「のどごし」が印象的・・・

最後になりますが、「とみくら食堂」さんの おかみさんには、居間にて、スケツチまでさせて頂き、ありがと〜ございました。(上が、お店の居間より、外の茅葺きの土蔵をスケツチしたもの)

さらに、ひ孫さんのお祝いの為に炊いた「お赤飯」(下の写真)のお裾分けを頂き、ありがと〜ございました。。。
(これ、サービスよ!と念押しされました。。)

さらに、さらに、「この頃、取材お断りしているのよねぇ〜・・・」と言いながら、そばや赤飯の写真まで撮らさせて頂き、またまた、ありがと〜ございました。。。(ここで言う、取材とは、もちろんテレビや雑誌の)  


幻の『富倉そば』とは、どんな幻だつたのでしょうか?
   ・・・「そば」が、幻では無く、飯山市富倉の風土そのものが、幻のような気が致しました。。。
      

      

『富倉そば』とお赤飯
手打ちそば 並一枚 800円

「とみくら食堂」さん
富倉地区には、赤や青のトタンで、茅葺きを覆った民家があちこちに見受けられます。


06/11/22 “可愛い” 間違い。。。 No.291

三歳になった孫娘に、「○○ちゃん、幾つ?」と、歳を尋ねますと、
ちょつと小首を傾げ、「わたしぃ〜・・・二十七〜二十八歳で〜す。」と云う答えがかえって来ます。
「えっ!!・・・」何かの間違いじゃあないかと、再度問いかけて見ましても、
返事はいつも「二十七〜二十八歳で〜す」。
確信を持って、わたしぃ〜は、二十七〜二十八歳と思っているようなのです。
それにしても、どうして「お肌の曲がり角」も過ぎそうなお歳を。。。
また、○歳〜○歳などと云う、ファジーな答えを。。。

その孫娘の七五三のお祝いが、先日ありました。
三歳の孫娘は、今日は主役。。
「○○ちゃん、幾つ?」と尋ねられたら、大きな声で、「三歳で〜す」と答えてくれなければ困るのです。。。(七五三のてまえ。)

不安半分、期待半分で、「○○ちゃん、幾つ?」
愁いを含んだ表情で、彼女の口から出た言葉は、
「わたしぃ〜・・・三十一歳で〜す。」
「むむむっ!!これはまた、どうして?」
二十代の次は、三十代に決まっているかツ・・・

今度会ったら、孫娘が何と云うのか、今から楽しみなのです。。(これぞ・・・じじバカ)

06/11/16 『百円ショップ』の絵の具セット No.290

NHKの『街道てくてく旅・中山道 』を良く見ています。
(特に、11月は信州が舞台ということで、私のお気に入り・・)
この番組は、トリノ五輪代表選手だった勅使河原郁恵さんが、京都から日本橋まで、中山道(約530km)を、てくてく歩いて踏破する様子を、毎日、生放送で紹介するものです。

勅使河原さんは、以外と小柄。。。リックサックを背に、一人街道を歩く姿に、つい、つい、大丈夫かなと心配しながら応援してしまうのです。

先日、諏訪より上田へ抜ける旧和田トンネル付近で、「ここより中山道」と云う案内標識にお目にかかりました。(写真)
矢印の先には、落ち葉の積もった峠道が。
今にも熊でも出そうな寂しい山道です。
この峠道を彼女は一人で歩いて行ったのでしょうか?

まあ、昨日のテレビでは、彼女は、碓氷峠を越え、上州路を、元気よく、スタスタ歩いていましたので、熊には食べられなかったようですが。。。(一安心・・)

そんな彼女が、毎日、番組の最後に、旅の途中で目にとまった草花などのスケッチを紹介しています。
ほのぼのとして、とても好感が持てる絵です。

私も、「♪ど〜こか、遠〜くの、知らな〜い町で・・・」スケッチをして見た〜い!!。。。

と云うような衝動にかられ、松本の画材屋さんにて、旅行用の絵の具セットを手に入れました。(いつも、道具から始める私・・・)
お値段は2.646円也(写真右 )。

ちなみに、同じ写真の左の絵の具セットは、私ご用達の『百円ショップ』で105円也のものです。

「弘法筆を選ばず」という諺(ことわざ)もありますが、初心者の私のこと、どちらの絵の具を使って良いのやら・・・
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06/11/7 志なかばで戦地で亡くなっていつた画学生たち
 『無言館』にて 上田市
No.289

上田市の郊外、塩田地区の小高い丘の上に、『無言館』と云う美術館があります。

館内には、第二次世界大戦中、志なかばで戦地で亡くなっていつた 画学生たちの遺作や遺品が展示されています。
題材は、愛する妻、家族、恋人、生まれ育った故郷の風景などです。

また、彼らが戦地より、家族などに当てたハガキや手紙、
同時に、遺族の方々から寄せられた、画学生への「思い」などを綴った文なども、一緒に展示されています。

そんな「作品」を見たり、「画学生たちの手紙」などを読んでいますと、窓もなく、 薄暗い美術館のどこからともなく、「もっと、もっと、生きたかったよ〜・・・絵を描きかったよ〜・・・」と云う、 彼らの悲痛な叫び声が聞こえて来るような気がするのです。。。。



 井 上 靖 著 「詩 集 北 国」に、こんな詩があります。
『 友 』
どうしてこんな解りきったことが 
いままで思いつかなかったろう。
敗戦の祖国へ
君にはほかにどんな帰り方もなかったのだ。
――海峡の底を歩いて帰る以外。

06/11/2 『愛染かつら』 別所温泉にて No.288

『愛染かつら』と云われる桂の木上田市別所温泉の北向観音の境内に、『愛染かつら』と云われる桂の木があります。
樹齢1200年、目通り周囲約5.5メートル 、天然記念物にも指定されている見事な大木です。(写真)

この桂は、川口松太郎の名作『愛染かつら』のモデルにもなり、小説は、映画化され、その主題歌(昭和13年)「♪花も嵐も 踏み越えて・・・泣いてくれるな〜」は、大ヒットしたそうなのです。

そういえば、京都勤労奉仕の旅でご一緒させて頂いた元女学生の方々(相当前に卒業?)が、「♪花も嵐も・・」を、あたかも、
「女学校の校歌」か「信濃の国」を歌うごとく、大合唱されていました。
元女学生の方々にとって、『愛染かつら』は思い出の青春歌謡だったのだ!!
私にとっての舟木一夫『高校三年生』みたいなものか。(私も相当古い・・)

先日、「一杯飲み屋」のカラオケで『愛染かつら』をリクエストして見ました。(一度歌ってみたいと・・)
おかみさんが、愛想良く、「はい、はい」と、モニターを見ながら、リモコンを駆使するのですが、
『愛染かつら』は見当たりません。
「すみませんねぇ〜お客さん。今度までに、探しておきますから〜・・・」。
どうも、昭和も、「♪花も嵐も・・」も、遠きになりにけりか。。。


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