アポロのタロット占い

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Tarot FILES #73

転んでもただでは起きない

2005-10-02T23:13:58+09:00


子供のころ忍者の漫画で読んだのですが、暗闇で周囲の様子をうかがうには立ち上がったままではなく、地面すれすれのところまで目線をおろして見るとよく見えるのだそうです。実際にその通りで、私もよくやります。

転んだときにもあわてて立ち上がらずに、そのまま少し周囲の様子をうかがってみると普段は見えなかったものがいろいろ見えてきて思わぬ発見や気付きがあるものです。

何か失敗したり嫌なことがあったときにも同じように、あわてて問題を修復しようとせずにしばらく現状をよく分析してみるといいと思います。こういうときにこそチャンスなのです。

失敗というのは視点を切り替える良いきっかけになります。このチャンスを生かせるかどうかでその人の人生は大きく変わってきます。

失敗したことを反省しろという意味ではありません。転んだところにたまたまあったものを拾い上げてみれば良いというだけのことです。転ばないと気づかない100円玉がどこかに落ちているかもしれないのです。石につまづいて転んだのだから次からは転ばないように気をつけようと反省したところでたいした発見はないでしょう。

転んでもただでは起きないとはそういうことです。

失敗が多かったり逆境に立たされることが多い人ほど人間的な成長のチャンスにも恵まれているんですよ。

XII 吊られた男

タロットカードは、「XII 吊られた男」かな。

行き詰ったときには逆立ちしてみるのもいいかもしれません。

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