八枚目のカードは周囲の状況を示します。
「]]T 世界」が出ています。
世界の中心で踊る女。
その周りに緑の輪があり、四方に獣の姿をした天使がいます。
Bさんの周囲を表しているということになるので、ここに描かれているのは彼自身のことではありません。
その緑の輪に囲まれた女性は、七枚目のカードで緑の輪を持って行進していたAさんのことです。
「世界」とは、完全な存在を表し、彼にとってAさんはかけがえのない重要な存在ということになります。
それはすなわち、彼の持つ歯車と完全にかみ合うことのできる貴重な存在であるとも言えるでしょう。
Aさんの彼に対する気持ちについては何度も確認させていただきましたが、「大嫌いなのに愛情もある」と思うのは、二人の間に完全にかみ合う歯車が存在するからだと言ってもいいでしょう。
お互いの気持ちにかかわらず、その「運命の歯車」があるがゆえに、お互いを必要としているということです。
復縁したいと思う気持ちは当然と言えるでしょう。
ただし、完全にかみ合う歯車が存在しているからといっても、必ずしもその二人が結ばれるというわけではありません。
どちらかが運命に逆らうような行動をとれば、当然歯車を噛み合わせる機会も失われ、二度とその機会は訪れないかもしれません。
どんなに相性が良くてもタイミングが合わなければ結ばれることはないのです。