こんにちは、Kさん。
タロット占い師のアポロです。
先日は、取材ご苦労様でした。
先日の取材では、いろいろと言い忘れたことがあったかもなぁなんて思ってるのですが、一つ、思い付いたので、書いておきます。
現代の人々が宗教や占いに向かったり、あるいは、誰もいないチャットルームでカメのハミトと会話したりするのは、希薄になった「愛」をどこかに探し求めているからじゃないかなぁなんて思うんです。
家族のつながり、地域の人々のつながり、学校や会社での人々のつながり、友人や恋人とのつながりなど、どれを見ても、現代の日本の状況は、とても希薄で、みんな「愛」に餓えているように思えます。そんな、とても不安でたまらない心に安らぎをもたらしてくれるのが、宗教であり、日常の一部と化した占いであるのかもしれません。
(中略)
かつて僕の親友が新興宗教にのめり込み、精神を病んだことがありました。その後、立派に社会復帰した彼と会いましたが、その時の彼もまた、別の新興宗教に心を奪われていました。失望した僕は、彼とケンカをし、そのままアメリカに渡りましたが、数日後、彼は、事故で亡くなりました。その時の話しは、下記のページに詳しく書いてあるので、もし良かったら、読んでもらえないでしょうか。
こんな事があってから、僕はずっと、宗教や人の心の問題を考え続けてきました。アメリカにいる間には、自分自身も心を病み、カウンセラーのもとに何度も通いましたが、結局、完治する前にやめてしまいました。ほぼ同時期に、アメリカに住む日本人を対象に、占いの活動を始め、人々の悩みの相談に乗るうちに、自分自身も回復して行きました。
阪神大震災をきっかけに占いをはじめ、友人の死や、アメリカでの自らの苦悩などを経て今に至るアポロには、占いを通じて、人々に伝えるべき物と、探し求めなければならないものがまだ沢山あるように思えます。
(以下略)