「・・・行き止まり?」

今まで歩いてきた場所より広い場所へ出た4人は辺りを見渡している。
青みがかった岩の壁には、先へ進む道はなく、壁ばかりが繋がっている。
その中で、カズイだけが岩の壁をじっと見つめていた。
「・・・リョウ、ここに何かあるぞ」
「・・・?」
リョウが振り向くと、カズイは微笑みながら、ある場所を指差した。
カズイの場所へ3人が集まる。

「・・・何か入力する場所みたいだな」
カズイが指差した壁には小さな文字が幾つも並んでいる。

「「・・・ヲニュ・リョク・・セヨ」・・・?肝心な所が抜けているみたいだ」
「あ、でも待って、この洞窟の中には幾つか不思議なコトバが書かれていたよね。
あのコトバの意味を組み合わせれば、、、なにかコトバになるんじゃないかな?」

洞窟の中に座り込んで考え込む4人。
その中でリョウが思いついた様に立ち上がった。

「・・・・あ、そうかっ!分かったぞ、入力するコトバはきっとこれだっ!!」





ツキノウサギ

テンシノハネ

ツキノツバサ


ヤメル