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ジリジリジリジリ
その時、突然世界中に大きな音が響き渡った。
4人は驚いたように辺りをきょろきょろと見渡した。
その音は高く澄み切った青空から聞こえてくる。
「・・・この音って、もしかして目覚まし時計??」
ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリ
音はどんどん大きくなってくる。
「この音、聞いたことがあるけど・・・リョウ」
カズイの問いに、リョウは紫色の瞳に焦りの色を浮かべる。
「・・・俺の目覚まし時計だ」
ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリ
「じゃあ、この冒険もここで終わりって事だね」
「そうね」
ケイトとマーシャもにっこりと微笑んでいる。
「ケイト、マーシャ。楽しかったよ。また、どこかの冒険で逢える事を楽しみにしているよ」
カズイも優しく青い瞳を細めた。
そして、リョウの方へ近づく。
「さ、俺達の現世界へ帰りますか」
「あぁ、そうだな」
リョウはケイト、マーシャの方へ向かい、その紫の瞳でにっこりと微笑んだ。
「また、逢おう!」
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