いままでの
聴耳日記(井上和彦さんの出演作感想記)VOL.1
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 1/28「エメラルドドラゴン ドラマ・シリーズ」(CD5枚) ハスラム

CD5枚というのはかなり長い。(発売当時に一枚ずつ買っていたら余計に長く感じたんだろうけれど。)
RPGゲームも好きなわたしには、飽きなくて面白いストーリー展開だったな。龍族・伝説・精霊・魔法・王子
(笑)etc.
キャスティングが嬉しかったというのもある。共演が関俊彦さんと速水奨さんと塩沢兼人さん。
モトネタのゲームをやりたくなったのだけれど、スパーファミコン版って、井上和彦さん出ていらっしゃるのかしら?
んで、ハスラムは、というと。
わーい、王子だ王子。登場からして「こんなかわいいお嬢さん〜」ときたもんだぃ♪
…妙なテンションは、恥ずかしいからです(笑)。
こういう“正統派美青年”役は、あまりにも格好良くて(?)落ち着いて聴いていられない。照れちゃうんだよ。
ハスラムは王子様なのに全然ひねくれていなくて、過ちを土下座して詫びるなど、かなりいい奴。
女の子をナンパしたり、いざ戦いになったら勢いに任せて突っ込んでいっちゃったり、若さに溢れてもいる。
特にこの台詞が、というのはすぐには思いつかないけれど、キャラ自体が良い。
でもね、メインキャスト(のはず)なのにハスラムの出番が少ない。少なすぎるっ! 途中死んだことになっちゃうしさ。
ドラマ全20話のうち、ハスラムが全く出ないTrackが、なんと8話も有るんだよ、8話もっ!!
今ちょろっとタイムチェックしてみたら、フル出演しているのはVOL.2と5の各4話。
VOL.1は第3話のラスト2分だけ、VOL.3はジャケットがハスラムなのに第9話の頭6分だけ、
VOL.4は第16話の9分。ってことで3枚は各1話ずつで、全部足しても20分も無いんだもんなぁ…。
ストーリー展開上仕方がなかったのかもしれないけれど、それにしても…って思っちゃうじゃない。
いっそのこと一言も出番が無かったら買わない場合も有るから、
井上和彦さんファンにCDを買わせるための収録内容だと思ってしまったのは、ひねてる?
わたしは基本的にシリーズモノは井上和彦さんの出番が無くともシリーズ全部を揃えちゃうからどっちにしても買ったけど。
(この性格のおかけで、リスト外のものを足すと既に450点を越えてるんだよね、専用棚の中身は ^^;)

続けて、「ヴォイス フロム エメラルドドラゴン」(CD) ハスラム

全体の構成も、音楽センスも好み。ゲーム音楽ではなくドラマ版の音楽集みたいな感じかな。
次の曲へのつなぎが滑らかで、Trackを飛ばさずに聴くと統一された世界観が有って、ドラマ版にとても良く合う。
で、肝心のハスラム。ハスラムに限った事じゃないのだけれど、このCD収録のVo曲は全て役名に同じ。
なのでハスラムこと井上和彦さんが歌うのは「ハスラム」。分かりやすいな(笑)。
この歌がまた、王子様らしくてたまらんのよ。歌詞も「愛を注ぐ女神さ」とか「その髪にくちづけを」とか。照れるっちゅうの。
歌い方がとても伸びやかで、爽やか。わたしはキーが高めの声に弱いので、腰砕けっす(^_^*)。
全くの余談だけれど。
わたしのカーステは6枚チェンジャーで、このシリーズを連続で入れるととても綺麗だった。

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 1/21「
ワイルド・ワイルド・ウェスト」(DVD) アーティマス・ゴードン(ケビン・クライン) 洋画吹替

お、初の吹き替え作品だね。このことろ映画を観ていなかったというのもあってのチョイス。
普通の西部劇は好きではないので少々警戒しつつも、観たら舞台が1800年代の米国というだけの現代映画だった。
やたらと人が死んでしまうことを除けば、スマートなストーリー。娯楽ものとして素直に楽しめば面白い。細々した洒落も随所に。
ラッパの耳の近くで首を傾げる犬とか観た瞬間「これビクター提供?」とか思っちゃったし。(笑)。
さて、映画の内容とは別に、井上和彦さんの演技は、っと。
合衆国法執行官・ゴードンは主役のひとりなので出番が多い。しゃべりも多い。美形じゃないが、わたしは好き。
でもね、箱には“知性派”と書いてあるけど、発明マニアの変装マニアだよ、変わり者だってば。
井上和彦さんモノ専用棚を組み立てながらのために画面を観たり観なかったり。で、第一声が聞こえたときには…。
画面を観るときに頭の中に大きな
が浮かんだのは、観たことがある方ならば分かるはず。
かくして画面を観た後も
が消えなかったのも分かるはずです。あ、どっちかといえばか(笑)。
女装役があったから井上さんが選ばれたのかなぁ、とか思ってしまうのは偏見? お姉喋りはめっちゃ上手いから。
女装のまま素の声で叱りつけたりするのが格好良い。…ああ…やはりどこか変態っぽいのが好きなのね、わたし(^^;)。
共演の森川智之さんと一緒に「わー!」という叫び声多発で、これがまぁ、気持ち良さそう。(悲鳴だっちゅうに 笑)
少々きわどい台詞も有って、イロモノ好きのわたしは堪能いたしました。
勧善懲悪のアメリカンムービーが好きな方にはお勧め。SFXも綺麗で楽しいしね。

余談:専用棚は無事に組み立て完了しまして、CD・LD・VT、etc.を移動したら…既に現時点でいっぱいになってしまった。(^-^;)。
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 1/11「ドラマCD テイルズ オブ ファンタジア」(CD3枚) クラース・F・レスター

今、元ネタのゲームの方を進行中。つってもまだLV.12だ。先は長い。(^^;)。
ゲームが終わってから聴こうと思っていたのだけれど、逆に先にCDを聴いた方がキャラが掴めるかな、と。
もう最初の登場場面での「召喚士、クラース・F・レスター」で、
きゃあっ となってしまったわ。
召喚呪文の詠唱シーンは井上和彦さん三昧。増殖していく井上さんのシリアス声にうっとり。
カーステで大きめの音で聴くと、身体全体で聴けて気持ち良くってねぇ。交差点で止まると恥ずかしいけど(笑)。
キメ台詞「契約は完了せり! 我が手の内に、御身と、力と、栄えあり!」が凛々しくて、やっぱりうっとり。
クラースは格好良いうえに、所々で出るサラリとした軽い口調が良い感じ。全体にまんべんなく出番があるもの嬉しいわ。
パーティーの最年長者のため、まとめ役になってしまうらしく、分別くさいことも言ったりする。
だが。わたしは、その“おっさん”な喋り方が好きなのよ。気障なのもポイント高いのよねぇ。
3枚目のラストトラック・別れのシーンでの「人生は、夢だ!〜」以降の台詞は“ゲームらしい”哲学。
元ネタのゲームを知らなくても、ちょっとだけ予備知識を頭に入れるだけで充分楽しめるドラマだと思うわ。
ゲームでは聴かれない呪文の詠唱が聴けるだけでも満足、満足。
ところで。このCDシリーズにはちょっと言いたい。
レスターは結構出番も有るしメインキャストなのに、3枚ともCDジャケットの表には描かれていないのは何故?
裏面でも3枚目にしか載っていなくて、それも後頭部しか見えない。まるでサブキャラの扱いなのは何故?
帯も含めて、外から見える場所に出演者が書いてなくて、買うときに困っちゃったじゃないよ。
あ、でもね、CDディスクのシンプルな黒一色は、わたしは好き。3枚並べると違いが分からないのは困るけど(^^;)。

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 12/31「世紀末☆ダーリン Dear my Darling」(CD) 高杉洋一郎

今年の〆は、これっきゃない。
月に100点もの井上和彦さん出演作を買い込むこと3カ月、所持品一気に7倍!とした原因だもの。
(…今、もうちょっとで“元凶”って書いちゃいそうだった。…間違いじゃ無いか…?^^;)
事の発端は、夏コミ。原作のなると真樹さんの同人誌「世紀末☆ハニー」を何冊か買ったこと。
その中に「世紀末☆ダーリン」のCDのアフレコレポが載っていて、なんか楽しそうだなぁ、と思い、
その時点ではシリーズの2枚目までしか持っていなかったんで、残りをまとめて買っちゃえ、と通販依頼。
ビデオとCD3枚商品が届いたのが9月の半ばだったかな。
まずVを聴いて、高杉のブラックホールな愛にうっとり(誇張有り)し、ダーリン5で(良い意味で)コケて、
いよいよの体で聴いたのが、このヴォーカル集だったのよ。何だかんだで…9月末に近かったかな。
正直に言って、最初は何でもなかった。「ああ、井上さんの歌だぁ」くらいで。
なのに、通勤中にカーステで聴き続けること数日。いつの間にやら、
もっと井上和彦さんの声が聴きたいっ!!
になっていた。うーむ、井上和彦さんのヴォイスマジック。
前置きはこれくらいにして、と。(長すぎじゃい)
このシリーズは原作の漫画もほのぼのとしていて好きで、またキャスティングがわたし的にはツボ。
井上さんの出演されたBOYS系は数々あれど、その中でも一番好き。Hシーンがないから落ち着いて聴けるし。(笑)。
高杉は当然かっこよくて、松本保典さん演じる緒方くんが、しっかりとした男性なのにかわいくて。
わたしゃ高杉の気持ちがよく分かるぞ。緒方くんはかわいいよ、ホント。(また話が逸れた)
松本さんとのデュエット2曲、ソロ1曲。たった3曲と言う無かれ。結構良いんだから。
デュエット曲は聴いてるとなんだかこそばゆい感じがして、照れる。妙にお似合いなんだもの。
ソロ曲「めぐり逢えた奇跡を信じて」は、かなり難しそうなリズム&メロディ。実際口ずさみ難い。
わたしにはちょっと素人っぽく聴こえるのだけれど、それがまた高杉っぽくて、
歌でも役を感じられるというのに感動してしまった。
…なんか、わたしベタ褒めしてるな…(^^;)。
BOYS系が苦手な方には無理にお勧めはしませんが、歌だけなので抵抗感はそんなに無いのではないかしら。
ドラマ版の方も、いやらしくなくて、かわいくて楽しいし、高杉の台詞は結構“正統派(?)王子様”なので、
「うっひゃー」となれます。機会がありましたら、是非。
…今年最後だっちゅうに、まとまりの無い…(-_-;)。

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 12/20「央華封神 星の娘、目覚める」(CD) 銀蒲、巴の民B

お勧めモノはいいっ! BBSでご紹介いただいたので、期待して聴いてみたら、これが良い。
何たって、今のわたしのツボ・化け物系なのだもの。(笑)。
ガマガエルの変化した美青年なんだけど、かなりのバカキャラ。独りボケツッコミがたまらん。
ピアノをBGMに女の子に「食べちゃいたいくらいに可愛いってことさ」って。何言ってるんだ、こいつ(笑)。
女の子を舐めるときのちょっと変態な声良し、病気のフリをしているときの儚げなあえぎ良し、
実力行使だ!と、追っかけ回すときの野太い(?)声良し。とにかく楽しそう。
が、所詮は悪役。最後には皆によってたかってやられるという悲しい運命…(T−T)。
「グワーァー」とか「ギァー」とかのうめきというか叫びも、元は井上さんの声なのかしら?
ところで。
あのお声で「たらし込む」とか言われちゃうと、それだけで恥ずかしいっちゅうのはどんなもんでしょう?

続けて、「央華封神 星の娘、空を目指す(前後編)」(CD2枚) 藍蛇

前作を上回る化け物っぷり。今度は蛇。登場第一声は「ぬひょひょひょひょひょひょーほっほっ!」だ。
もう、「シャシャシャシャシャーッ!!」とか「うひょひょひょひょひょひょ」とか、た、たまらん(笑)。
妖しいBGMが流れていたり、台詞の合間に「シャーッ!」とか「ぬひょひょ」とか入っていたりして、おかしいったら。
独り言が多いのも妙さ加減を増している原因かな。その独り言の最中にも「シャー」と「ぬひょ」は忘れてないし。(笑)。
話が進むにつれてキレ具合も増して、妙な抑揚のついた喋りも変態度を上げていく。
壊れていくって言っても良いくらいだ。負けが見えて情けないのに、喋り方が「オレ様」、だけど壊れてる。(笑)。
後編のTrack4・ラストバトルは特に変だ。だから好きなんだけどさ(笑)。
分身の術みたいなののシーンでは、マヌケさも増幅されて、わたしは笑ったぞ。

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 12/18「倫敦魔魍街」(CT) ワトソン

久しぶりに聴いたわ。リアルタイムで買ってあったから…おお、およそ11年振り…(^^;)。
神谷明さんとのメインキャラ同志の共演っていうのは珍しい気がする。結構良いのに。
井上和彦さん演ずるワトソンはナレーション係でもあるから出番が多くて、お得な感じ。
傾向としては、ホントに痛そうな十字架で串刺しにされるシーンだとか、
血を飲まなければ生きていかれない己の性を忌み嫌って暗〜くなってるところとか、
井上和彦さんのすごく真面目な演技が堪能できる作品のひとつ。
でもね、ワトソンは真面目な性格のキャラなもんだから、
台詞の掛け合いとかはギャグっぽいところも有るんだけど、ずうっと真面目でね、それがちょい寂しい。
ほら、わたし変なキャラ好きだからさ(笑)。あ、でもこれも化け物系だな…。
もうひとつ残念だったのは、原作ではワトソンがホームズの血をもらうシーンが有って、
ここはホームズの優しさとかワトソンの苦悩とかが分かるし、画面的にも色っぽかったところだから、
間延びしちゃうかもしれないけれど、入れて欲しかったなぁ。
とはいえ、原作も好きなわたしには、とても嬉しい作品なのよね。

余談。
ここで書いてるネタって「吸血鬼」関係が多い。
悪魔と踊れ、美夕、お涼、ラブリーブラッド、と倫敦。
実は今読んでる本も漫画は「月齢15」で小説は「ウラドテェペッシュの肖像」という本だったりする…。
密かなマイブームなのか? いや偶然なんだけどね。(笑)。

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 12/13「ゆうきまさみ文化学院 ラブリー・ブラッド」(CD) 原田恭平

いやーん、もう、ホント、ラブリ〜ぃっ!!
恭平のおじさん・出門博士(大塚周夫さん)が、かわいくて、
かわいくて、かわいくてっ!
はっ。いかんいかん。持病のおっさん好きが…(笑)。理性を取り戻して、っと。
恭平のキャラはかなりおマヌケ。あほなことばかり言ったり、ボケまくりだったり。
で、そんな甥に向かって出門博士が「恭平〜ぃ」とか、恭平に「アホーッ」とか言う、その言い方がかわいい。
とにかくかわいい。だから二人の会話が楽しくてたまらん。
あ、書き忘れていたけど、恭平もぼけっぷりが可愛いよ(←取って付けたようだ 笑)。
これ、全編の台本もついていて、アドリブ箇所がよく分かる。
井上和彦さんはかなりの箇所でちまちまとアドリブをかましまくってます。
台本の注意書き「録音の都合により、一部台本と違っている箇所があります。」は、
井上さんと大塚さんの二人のためのものだね。9割くらい。(笑)。
バカネタでというよりは、キャラの面白さでお薦めの一枚。

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 12/5「アルスラーン戦記−妖雲群行−」(CD) ダリューン

このところ王道から外れ気味だったから、いきなり真面目なのにいってみよう。
ま、原作は台詞の妙なんかが結構楽しい話だから、真面目なだけの話ではないけれどね。
元々原作が好きだったのだけれど、最初のカセットブックシリーズは井上和彦さんが出演されてなかったので
手を出さずにいたところが、アニメ映画化されるという話の中で、
原作でも一番好きだったダリューン卿を井上和彦さんが演られることになり、驚喜!!
地元には上映館が無くて、片道2時間かけて上映館まで行ったくらいですもの。
そして、何年かぶりに新刊が出たと思ったら、CDも出た。早いぞ、どうしたんだ、カ●カワ。あ、違った(笑)。
ううう、久しぶりに「正統派」の格好いい声だよぅ〜。それも自分称が「俺」なの、「俺」。
このところ「わたし」とか「アタシ」とか「わし」とか、ちょっと違った(?)モノばっかり聴いていたから、
抑えたような低めの声で「俺は…」と言うのを聴いたときに、なんだかとても新鮮な喜びが有ったわ。
「井上さんの声ってめちゃくちゃ格好いいんじゃん!」って。…今更か。(笑)。
それに、誰よりも強い黒衣の騎士らしい語り口の合間の、軽く笑う声が何とも色っぽいのよ。
あまり出番は多くないけれど、わたしは話(原作)もキャラも好きなので、お薦めしちゃう一品。

独り言。映画では親友・ナルサスが塩沢兼人さんで、わたしにっとってはこれ以外無しのコンビだっただけに、
「もっと早く出ていれば…」と思ってしまった。飛田さんも嫌いではないのだけれどね。

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 12/4「宇宙海賊ミトの大冒険 ざ・む〜び〜?」(CD) 光圀蔭朗・マコ爺

モトネタのアニメは全く知らないのに、薦めていただいたことで買ってしまったCD。
いやあ、良いっすね。笑った、笑った。あ、いや、その前には「ホロリ」と来たけどね。
寂しげに語る病弱な男っていうのは新鮮だったわ。落ち着いた語りがなんとも素敵。
咳き込むのとかを聴くいて切なくなっちゃうんだから困るのよ。井上さんの声の威力は絶大だわ。
今まで井上さんの役って「格好良い」のが当たり前で、「強く」て「美味しいとこ取り」だと思ってて、
自分はそういう声が好きなのだと思っていたのが、最近いろいろな出演作を聴く(観る)ようになって、
「変態」とか「病弱」とか今までのイメージから離れた役を聴いたら、これが結構、良いんだな。
特に↑ね。(笑)。このCDでも、爺さん声を聴かせてくださって、驚かせていただきました。
と、真面目(?)な考察はさておき。やはりこのCDではTrack13が必聴。
可愛い女の子に押し倒されて、あばちゃばしちゃってるのが、もう、照れし恥ずかしで。ぷぷ。
井上さんの役自体が全然おちゃらけてないのに笑えて、思わず相手役の川上とも子さんに拍手!(笑)。

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 11/30「東京ナイトメア」(CD2枚組) 泉田準一郎

なんだろ、「はまった!」って感じなのよ。何回聴いても楽しいんだもの。
ノンキャリアなのにキャリアの美女2人に好意を持たれてる感じの、かっこいい(?)警部補さんで、
そのとおりかっこいい台詞も有るのだけれど、ミノタウルスを見たときの「やっぱ、おっき〜ぃ」とか、
エキドナを撃つときの「その手を話しなさ〜い」とかの間抜けな声が好きで、好きで。
上司への丁寧な言葉も卑屈な感じが無くて気持ちよいし。
Disc2が好き。その中でもドラマのラスト、Track4が特に好き。
涼子の「あたためてくれるの」の後とか、“椅子”にされてしまったときとかの、
狼狽える感じがまたなんとも言えん…色っぽいって言ったらいいのかな。好きなんだよ。ふん、どうせわたしゃスケベさ。
これは、原作を読みながら聴くのがお薦め。
わたし的には「芸能山城組」チックなメイン曲も好き。
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 11/26「巴がゆく!」(LD2枚) 東條伊織/義仲

漫画(原作)を知らなかったんで後回しにしていたのを、読み終わったところでやっと観た。
もし死んじゃうような役だったら辛いから、原作付きの場合は先に確認しておかないとね。
申し訳ないことに、井上さん目当てで買った作品って大概がそうなってしまうんだが、
井上さんキャラの出番がない最初の数分は流して観てしまった。さすがに早送りはしないけど。
伊織さんは黒い長髪&和服。このところ歌舞伎などを観て喜んでいるわたしには嬉しいキャラ。
口調が設定・19歳とは思えない落ち着きぶりで、「あぁ、大人な声」ってうっとりできるし。(笑)。
久しぶりの画像付きのラブシーン(キスだけだが)に、久しぶりに真っ当な理由で照れたわ(^_^;)。
義仲は…漫画ではおちゃらけてても格好良かったんだが…。ちょっと軽すぎるかな。
でも、ラストでちょっとだけ出た「伊織の外見に義仲の口調」っていうのが一番好きだ。
要はキャラ的に“素”になったのが良いってことで、そんなところまで井上さんにハメられた気がして、
ファンなのに「何でだよう!」と、負けん気を起こしそうになってしまった(笑)。
敵方・上総は広中雅志さんなのだけれど、誠実なお声で、どうしても冷血漢に思えなかったわ。
作品としては、原作から話はあまり変えられてないし、原作ファンの方には面白いのではないかしら。
その代わり、原作を知らないと分からないキャラが居たりするので、OAVとしてはイマイチかも。

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 11/25「新撰組異聞 蒼き狼たちの神話 2.浅葱色の夜明け」「同 音楽スペシャル 誠」(CD) 坂本竜馬

オークション入手の2枚。「誠」は元値何倍かのプレミア商品でした。
安くなるのを待つよりも、高くてもいいから買っちゃえ、で落札しちゃたんですわ。せっかちだ、わたし。
んで、やっぱり笑っちゃったんだよなぁ。
シリアスなはずの「2」でさえ、相変わらずの「はっはっ
はっはっはっ...」と去っていくところは勿論、内容がどうこうじゃなくて、
井上さんの土佐弁が聴き慣れなくて…いや、何度聴いても慣れないって事は、馴染まないって言った方が良いのかも。
本物の土佐弁を聴いたことがないのに「なんかおかしいのではなくて?」と思ってしまうんだよ(^^;)。
「誠」は、坂本竜馬の朗読&イメージソング「在野」はお声を堪能の感。歌詞が好き。
配役に「坂本竜馬/井上和彦」とは別に「竜馬に似た男/井上和彦」と書いてあったことでも予測が付く、
初回特典トラックのDJスペシャルは、これはファンサービスでしかない!
それも、井上さんファンと塩沢さんファンのためのっ!!
もちろん普通にシリアスな場面も有ったうえで、お二人のオカマ言葉対決、ボケる塩沢さんへの井上さんのツッコミ、etc.
狙ったバカネタなのが少々物足りないけれど、わたしのようなファンのためのネタ満載♪(笑)。
そんな中、今回のわたしのお気に入りは、酔っぱらいの「優しいよぉ、おじさんんはははぁ」だ。
ええ、ええ。もう、皆さんの予測に違わないはずです。(笑)。
そうそう。草尾さんの「オタクと言えば〜声優ファンとかぁ」にびくついてしまったってことは、
わたし自身に後ろ暗いところがあるってことなのかしら?(笑)。
もう一つの特典トラック「星に捨てたサドル」では、塩沢兼人さん・井上喜久子さんとのトリオも聴けるのが嬉しい。

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 11/24「声優コレクションVol.2 FOR YOU」(CD) 歌&疾風の和彦

BBSの方で話題になったので、改めて聴いてます。クリスマスアルバム。
ジャケットもブックレットも、笑顔爽やかな写真ですね。
10年にほぼリアルタイムで買ってあったのだけれど、その頃はまだ若かったのね、わたし。
あんまり良いとは思わなかったのよ。既にレイガで井上さんは格好良いばかりではないと知っていたのに、
やたらとおちゃらけているノリが好きになれなかったんだよねぇ…。
あんまり回数聴かずにしまい込んでしまって、今日まで何年も聴かなかったもの。
が。年月を経ると人間は丸くなる(ちょっと違う)。今聴けば結構好き。
「南の島からメリークリスマス」はご自身で作詞もなさってて、歌声が優しい一曲。
ドラマは主役なので、よく喋ること。喋ること。シリアスからボケまで。
ネタの古さが、ちょうど自分に合ってるのも嬉しかったりして(笑)。
最後の速水さんとの台詞&デュエットは、ほのぼのして可愛くて「くうぅぅっ」って。(笑)。
共演の古川登志夫さんが井上さんのことを「和彦!」と、速水奨さんは「和彦さん」と呼んでいるのが分かるのも、
何だか嬉しい。そういえば「ここはグリーウッド」では関俊彦さんも「和彦さん」と呼んでらしたわ。
声優さん仲間の中ではファーストネームで呼ばれていらっしゃるのかしら?

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 11/21
ユメミと銀のバラ騎士団月光のピアス(CD) 鈴影 聖樹

少女の夢、コバルトの御大(?)藤本ひとみさんの原作による、ロマンチックサスペンス。
…って、これは、この歳(20代後半)になってから聴くと、かなり、来るものが…(^^;)。
“王子様”だの“お姫様”だの“バラの騎士”だの…こっぱずかしいったらありゃしない。
「それを言ったらイカン!」と相方にも言われたが、ストーリー展開はご都合主義満載だ!
井上さんの役は、主人公の憧れているサッカー部の先輩で、ドイツの貴族の血を引いていて、
バラの騎士団の団長で、性格も良くてハンサム。…当然の配役ってことで(笑)。
そうそう、いちいち状況説明をしてくれるリスナーに優しいキャラでもあったわ。(笑)。
近頃わたしが聴いている中では、久しぶりの茶目っ気ゼロの王子様なわけで、
ある意味、おかしくて堪らんかった。「なんでそこまで真面目なんだ?!」って。
メインキャストのわりには出番が少ない気もするので、少々物足りない感が有るかな。

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 11/19「新 吸血鬼 美夕 西洋神魔編」(CD)全6巻(井上さんが参加しているのは2〜6巻) パズス

OVAやらCDやら、やたらと出ているんで人気が有るのか? わたしは女の子アニメは好きではないから、範疇外だったよ。
と、前置きはさておき。
こいつぁ、すっげえや! ってくらいに、キャスティングが豪華。
塩沢兼人さん、納谷悟朗さん、三ツ矢雄二さん、若本規夫さん、梁田清之さん、佐々木望さん、中尾隆聖さん、速水奨さん、
玄田哲章さん、堀川亮さん、古谷徹さん、山口勝平さん、鈴置洋孝さん、関俊彦さん、中原茂さん、置鮎龍太郎さん、と。
わたしが他作品でも知っている方が(ご出演が1枚だけの場合も含めて)、16人。
あ、女性が数に入っていないのは、わたしが女性声の聞き分けが出来ないからです。(^^;)。
とても贅沢な作品だと思っちゃいましたよ。ホント。
井上さんの役は敵のマスター。悪役だけど良い人なのよ。
「みんなのパパ」(原作者談)ということで、場を仕切ったり諫めたり、一家の主の苦悩が…(笑)。
出番はあまり多くはないのだけれど、オイシイトコを持ってってるのは、井上和彦さんキャラのお約束。
わたしの好きな低めのお声が何度も聴けるのも、
これまたわたしの好きなキャスティングクレジット「パズス、井上和彦」が毎回聴けるのも、嬉しい。
ドラマ的には、予備知識が無くても音だけで楽しめる作品。
ただ、わたしは美夕の性格が好きではないので、思いっきり敵側の味方で聴いていた。だって、
塩沢さんキャラのラヴァを所有物のように言ったり、敵とはいえ人を見下すようなことばっかり言ったり、可愛くないんだもん。
間を置かず、一気に聴いた方が、緊迫感があって良いかも。…長いけど(^^;)。

File:15
 11/18「ぼよえーん!! THE MEGATRACKS OF ぷよぷよCD」(CD) シェゾ・ウィグィィ

ぷよぷよはアーケードでしかやったことがないからPC-Engine版は全く知らない。
シェゾがどんな見てくれなのかも分からない程なのに、買ってしまった。音楽CD。
それも、井上さんが出演されているのかどうかを確認しないままに、である。
今まで何回もこのパターン(内容確認しない)で失敗していて、更に、金がないのにどうして冒険をするかな、わたし(^^;)。
とはいえ。
大当たりーぃ!!井上さんはしっかりと喋りまくってます。
「わぁ、きゃあ、恥ずかしいぃ、わたしったら、やぁ〜」の、オネエ言葉良し。
いきなりの“マグロになる”の解説者ぶり良し。主役を順番で決めたらどうかと申し出るときのシリアス声良し。
女の子のシャワーを覗きに行くときのスケベ声&スケベ笑い(これは特に好きだ 笑)良し。
「おまえが欲しい」の台詞を練習している時には、あらゆる喋り方が楽しめるし。
台本を完全に無視していそうな好演であります。もしかしたら素?(笑)。
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File:14
 11/14「サンバdaバッチグー C/W薔薇の部屋」(SCD) コレクション伯爵

シュラトのレイガが好きと言ったときに、「絶対に良い!」とお薦めいただいておりました、
コレクション伯爵のお歌を、やっと聴きました。
ちくしょう! ごっつ、好きや!!
 −理性欠落のため、お見苦しい表現が有りましたことをお詫びします。−
オネエ言葉が好きなんじゃないはずなのに、井上さんのお声は少々低めの方が好きなはずなのに、
お子ちゃま向けアニメのキャラは苦手のはずなのに、えっと、えっと…、ま、とにかく条件的には好きになるはずないのに…。
“アタシ”という自分称がなぁ、なんかはまっちゃうんだもの。
「あぁ、良いわぁ」って台詞に「ひ〜〜〜ぃ」となるのは、やっぱマニアか?(笑)。

File:13
 11/13「悪魔と踊れ」(CD) サンジェルマン伯

原作を全く知らないまま聴くというのは、世界観を掴みにくいのであまり好きではないのだけれど、
原作本を探すのが面倒なのとCD1枚の作品という気安さで、いきなり聴いてみた。
キャスト表は後ろの方に載っていたので、出演「量」についてはあまり期待してなかったのだけれど、
ラストトラックは、井上さんキャラがメインのお話で、結構じっくりと聴けて嬉しい。
不死身のヴァンパイアのハーフ。影のあるキャラ。きっと美形のはず。(声が井上さんだし 笑。)
悪魔の魔界への誘いも毅然と断るところとかはかなり凛々しく、
「すまない…わたしは死ぬことも、傷を負うことも出来ないのだ…」と
自分の不死身性を憂うかのようなつぶやきは色っぽく、そうした丁寧な言葉遣いが伯爵らしい。
品のある格好良い役は、さすが、はまります。
が。
わたしが一番好きなのは、トラック2で吸血鬼化したパパだったりする…(笑)。
キャストに書かれていない役なので確信はないのだけれど、たぶん井上さんだと思うのよ、パパ。
「うえへへへへ」って笑い声がね、何か好きなのよ。…え? 変? そうかなぁ…。

File:12
 11/12「闇黒神伝承 武神」(LD3枚) 朱砂晃一

先出の鋼の鬼と同時期にレンタルで観た懐かしの作品。3部作だったとは。
今回の井上さんの役は高校生。それも、やたらと女の子にもてる爽やかさんだ。
第一幕の最初の頃は「ひゃっほーう!」って走り回ったり、元気良くって可愛いんだけどね、
テーマがかなり重くて、朱砂君は途中からずーっっと悩みっぱなし。暗いよ、おまえ。
わたしは「うじうじ、めそめそ君」は好きじゃないんだ。人間臭さが良いっちゃあ、良いが。
朱砂君のときは井上さんで、スサノオ変身後には若本さんに声が変わってしまって、
若本さんのお声も好きなので嬉しいのだけれど、半分以上井上さんの出番はナシ…(-_-;)。
ラストを含めイマイチの感が少々…とはいえ、作品としての完成度は高いとは思う。
「日本神話好き+シリアス(悲劇)好き+メカもの好き」の方にはお薦めかな。

File:11
 11/10「アニメイトカセットコレクション 天空戦記シュラト 1」「同 2」(CT) 迦楼羅王レイガ

井上さんがメインキャストで出演されていらっしゃった数あるTVアニメの中で、
唯一全話をリアルタイムに観ていたという思い出の作品が、天空戦記シュラト。
そのせいか、この作品ご出演の声優さん方々だけは、他作品でも聞き分けがしやすい。これは余談。
事前チェックなどはしていなくて、井上さんのご出演を放映を観て知ったか、直前に知ったかくらいで、
第一話を観て、レイガのあの台詞まわし…分かりやすく言おう、オネエ言葉には最初唖然としまして、
んで直後に爆笑しました(笑)。いまでもお気に入りのキャラの一人です。
「1」はシリアスストーリーなんで、バカネタ好きのわたしとしては、特にこれといった感想は…(笑)。
あ、でも、久しぶりに「オン・カルラ・ソワカ!」が聴けたから、妙に嬉しかった。
そうそう、ラストのセルフキャストコールの「ダビングすんなよ!」が好き。
「2」は全編バカネタ。肩が凝らなくて良いわぁ(笑)。
特に笑いが止まらなかったのは、レイガの身体にラクシュの魂が入ってしまったというネタ。
ただでさえオネエ言葉なのに、更にパワーアップした…おきゃんなギャル喋り(?)では、井上さん、何かを突き抜けてます(笑)。
すっっげぇ好き(笑)。
ところで。
レイガは見た目はあんなふうとはいえ台本は普通の台詞だったのを、
井上さんがアドリブだかでオネエ言葉にしてしまったという噂は本当なのでしょうか…?

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11/9「大魔獣激闘 鋼の鬼」(LD) ハルカ 
やっと手に入れた! 10年前にレンタルで観て、すっごく好きだったの!!
なんせ店頭発注が嫌いなわたしが、わざわざ小説版を取り寄せてまで買ったくらいだ。
え? 何故OVAを買わなかったのかって?
…当時、OVAは個人では買えないと思っていたから…。うぶだったのね(ちょっと違う)。
井上さんの悪役(?)ぶりにドキドキしたり、助けを求める声に胸を痛くしたり。
そうそう、古川登志夫さんの声がかっこいいと初めて思った作品でもある。
ラストの方(戦闘シーンを含めて)は、好きな台詞が聴きたいがために何度も観た。
そしてLDを入手した今日もまた、通しで観てからラストだけ繰り返し、繰り返し。
あのお声で「…タクヤ…また、一人で行っちまうつもりか……タクヤ…」とか言われちゃうとね、もう。
ハルカは美声年…あら、誤変換…でもないか(笑)、もとい、美青年で、 普段はお綺麗さんなのに、
シーンによってはかなり恐い顔になる。 メカ重視のアニメなので画に抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれないけれど、
井上さんの演技は凄いので、ファンならば一見の価値有かと。
だって、最後、死んでいく瞬間の「タクヤ…」のささやき声は絶品だと思うのよ。
ところで。
とてもシリアスな作品で、笑えるシーンは無いはずなのに、 思わす笑ってしまうところが一ヶ所だけあるのよ。言っていい?
何かに操られておかしくなってしまったハルカが軍に囲まれるシーンにて。
 ハルカ「破壊の意志が、俺の戦意をエネルギーとして、今こそ覚醒する!」
 兵 士「何だ貴様は。何をしゃべっているのだ?!」
ホント。“ナイスつっこみ、兵士!”って思いません?
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 11/8「Sincerely・・・」(CD) 崎義一(ギイ)
 タクミくんシリーズの…何作目? CD2枚組という長さはかなりなものだ。
原作は、あまりに切ない展開に一回しか読めなかった話。人が死ぬ話は苦手だよ。
でも、CD全体の出来上がりは良いと思ったわ。
話のテンポは厭きないし、何より、ギイのあらゆる口調が聴けるのが嬉しい。
おちゃらけたり怒ったり縋ったり命令したり迫ったり…etc.結構いろいろやってるよね、この話では。
あ、でも、「〜じゃん」の語尾に少々違和感を感じたりはした(^^;)。
高校生らいいといえばらしいのだけれど、そこだけ品の良さが無くなるのがね、ちょっと…。
三木眞一郎さん演ずるタケルが鳥海勝美さん演ずるタクミくんにちょっかいを出すところから、
井上さん演じるギイが登場してタケルが消えるまでのシーンがなんとなく好き。
昔の話を少々。
このシリーズはもちろんのこと、今では数え切れないくらいにBOYS系に出演されてますが、
井上和彦さんがこのシリーズの第一作目(カセットブック)に出演されたことを初めて知ったときの驚きは、
10年以上が経った今でも忘れられない…。 BOYS系は嫌いではなかったので、嫌だとは思わなかったけれど、
なんだろ、「まさか?!」っていうのが強すぎたっていう感じかな。
そうそう、聴くだけであんなに恥ずかしくなったのは、初めてだったわ(^_^*)。
文句というのではなくて、わたしは最初のカセットのキャストの方が好きだ。

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 11/6「新撰組異聞 蒼き狼たちの神話 1.『天動』」(CD) 坂本竜馬

昨日これの「2」をオークションで落札できたものだから。
幕末の、かの有名な新撰組を元ネタにした、オリジナルドラマCD。
珍しい(?)井上さんの方言モノ。「〜じゃあ」とか「〜きに」とか「〜ぜよ」って。
わたしの勝手なイメージでは、坂本竜馬って小汚い人(失礼)だったのに、
井上さんの声だと爽やかで格好良いんだもんなぁ。困るよ。(別に困るようなことではない。)
登場から謎だらけで、笑い声と共に去っていくという、妙なキャラというのもナイス。(笑)。
この中では、「心が、病なんじゃあ」って溜息混じりの台詞が良いなぁ。注意していないと聴き逃してしまうくらいの小さい声で。
そういう、ふっと余分な力の抜けた声に色気を感じてしまうのだな、何故か。

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 11/5「赤い光弾ジリオン WHITE NUTS」(CD) チャンプ

ジリオンは井上さんのおちゃらけ喋りに惚れた最初の作品。
TV放映は全然記憶にないのだけれど、レンタルビデオでOAVだと思って借りたのさ。
あれ、何だったんだろ? TV版じゃなかったのは確かなんだけどね。
だから実は本編を全く知らないのだな、これが(^^;)。LDはまだ観ていないし。なのに、
前から持っていた「お洒落倶楽部」(CD)を聴きまくっていたお陰で、 この1枚もなんだか懐かしさとともに聴いてしまいました。
関さんとの漫才のごとき掛け合いが、微笑ましくてにやけますわ。
声を揃えて「ねーっ!」なんて言われちゃうとね、もう、にやにやっと。
関さんとの共演もの、しばらくMYテーマにしようかしら?(笑)。

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 11/4「バイオ・ハンター」(LD) 越ヶ谷

最初っからお姉ちゃんの裸シーンで、「やべ、18禁!?」と思ったけれど、そうではないらしい。
細野不二夫さん原作の、ホラーアクション。共演が関俊彦さんで、わたしの好きなコンビ。
主役は関さんの役の、変身能力を持ってしまった男、飯田。
井上さんの役は飯田の変身能力を知っていて、裏稼業でのパートナーでもある、
口ひげを生やした遺伝工学の大学教授。で、少々女ったらし。…良い役じゃん。(笑)。
飯田をサンプルとして見つつ、それ以上に友人として見守っている感じ。いい人なのか?。
ラストも結構美味しいとこを取っていた。
最初っからシリアスな展開で、関さんの低めの声が好きなわたしはかなり嬉しい。
が、ささいな違和感が…。このお二人が共演された作品の中で、
井上さんキャラが関さんキャラよりも背が低いというのが初めてで、何処か落ち着かない。
ううむ。意外な落とし穴だ。アニメなんだからそういうことだってザラにあるだろうに。
余談。ツッコミを入れたワンシーン。
山寺に占い師の老人とその孫娘と一緒に隠れているところをヘリコプターで襲われたとき、
女の子が寺の中に居るのにも関わらず、外にいた越ヶ谷のところへ真っ先に駆けつけた飯田。
いいのか、それで。先に女の子を守れよ!(笑)。
 
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 11/3「王都妖奇譚〜妖星〜 後編」(CD) 安倍晴明

昨日に引き続いて。
キャストに広中雅志さんがいらっしゃったのだけれど、 某TV番組のナレーションのイメージから離れられなくて困ったわ。
キャストといえば。将之役が山寺宏一さんで、丁度ボーグマン系も聴いていたところだったから、
「ダスト・ジード…」と頭の中で独りボケをしてしまった。シリアスな話なのに…(笑)。
肝心の井上さんの演技は、全編シリアスで、もう、切ないったら。 悩する声に「くううううぅっ」となってしまうから、困ったものだ。
作品としては、効果音が大仰すぎるのが気になるけれど、 原作と合わせて聴くと、良い感じで好き。

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 11/2「王都妖奇譚〜妖星〜 前編」(CD) 安倍晴明

共演が故・塩沢兼人さん。 お二人のコンビが好きだっただけに少々切ない。

話もかなり暗いもので、余計に辛いモノが…。
原作が好きで先に読んでいて、CD一作目の時に井上さんのご出演を知り、喜んだものの、
いざ聴いたらイメージがうまく合わなくて、続編に手を出していなかったという曰く付き。
今聴くと、低めのお声がなんとも良い感じ。渋いっていうのかな。
呪文を唱える声はあまり聞き慣れない感じで、でも、 その雰囲気がかえって異質な世界感を醸し出してる気がする。
原作でもシリアスで辛い話とはいえ、晴明の苦悩とか将之への思いとか、
将之の晴明への思いとか、好きなところなので、後編も期待を維持して聴こう。


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 11/1「ジ・エンドレス・ボーグマン・ショウ」(CT) チャック・スェーガー

オークションで入札したのも、説明文に“全編冗談”と書いてあったから。
バカネタ好きとしては見過ごせなかったんだもの。(笑)。
元々のキャラが結構かっこ良い系(?)なんで、崩れ方に期待はしていなかったけど、
オカマ台詞はあるし、シリアス声でエロネタを言ってるし、で、満足満足。
松本保典さんとの掛け合いが、また嬉しかったりもして。(^^)。

そうそう。これを聴いていて気付いたことがひとつ。
キャストをそれぞれ自分で言うところがあったのだけれど、 「チャック、井上和彦」って聴いたときに、妙にドキドキしてしまった。
どうも、自己紹介モノに弱いらしいぞ、わたし。

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 10/31「扉を開けて」(VT) 斉木 杳

正確な発売年月は分からないまでも、15年以上前の作品であるらしい。
新井素子さん原作。でも小説は読んでなくて、 亜藤潤子(あもい潤)さん画による漫画の方で知っていた作品。
同名の花とゆめCOMICSで亜藤さんが「杳も ちゃめ でしたねー。」と書いてらしたので、
「それは見ねば」と意気込んでみたんだけど…。
井上さん演ずる杳ちゃん(笑)は、確かに ちゃめ。キメるところはキメてるし。
しかし最近の流れるような井上さんの話し方に慣れてしまってから観ると、 なんとも“若々しい”語り口で…。
ま、それはそれで「くぅ〜〜っ」ってな感じですが(笑)。
アニメ作品としては……うぅ…う? ってな一本。

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 10/30「ここはグリーンウッド〜緑林ミステリー“忍失踪事件!?”」(CD) 蓮川一弘

グリーンウッドは原作もほとんど読んだことが無く、CD出演も最近まで知らなかった。
わざわざ井上さんが出演されていらっしゃる盤だけを教えていただき、
中古屋で見付け次第買っているので、順番などバラバラ。
で、今日聴いたのが、↑。 ラストの「再会のシンデレラ」のナレーションっぷりも、かなり好きなんですが、
それよりも、この一枚のツボは、Track5「ウクレレな兄の愛」。
世紀末☆ダーリンのヴォーカルコレクション以来、求め続けている、歌声もの。
ちょっと低めのキーの歌声が、もう、ツボ。1曲リピートで何度も聴いてしまった(笑)。

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