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5/27「西洋骨董洋菓子店」(CD4枚) 小早川千影
BL系ではあるけれど、井上さんのキャラはHシーンなどが無いので、平気。
元々原作が好きで買っていた作品なだけに、CD化&キャスト発表で“ちぃ”こと小早川を演られると聞いて、驚喜。
ああ、でも、井上さんがキャスティングされなかった場合には買わなかったかも、このシリーズ。
原作が好きとはいえ、CD化されたら買うかどうかというのは、キャストに左右されることを実感したなぁ。
どちらかというと井上さんの演じるキャラって格好良くて隙のない様なタイプが多い(気がする)のだけれど、
これほどまでに無防備で純真なキャラって言うのは、それだけでかなり新鮮だったわ。
1
雨の中黒塗りベンツで登場するのに、背ぇ高くて美形で格好良いのに、何もできないちぃ。
なんて、なんて可愛いのっ! いや、現実に居たら後ろから蹴りたくなるタイプだけど、仮想界ではOKだ!(笑)。
橘を「若!」と呼んで仕える者的なのも、わたし的にはポイント高いのよ。いや、実際は面倒かけてるだけだけど。
ちょっとちょっとの台詞がかなり好き。真声の「影です」とか「おいてけぼりにされました!」とか。あう可愛い。
「餃子ライスにしよう…」この台詞を聴いて、昨年末のイベントでの
井上さん:「餃子ライス。ラー油多めで」の出所が分かった気が…。(ホントにそうだったら笑える。笑)
このCDの一番のキメ台詞はエプロンを着けたときの「出来た!」かな。(笑)。その後の役立たずっぷりも良いしね。
初回おまけ盤 1
妄想全開っ! わたしはこういう洒落でっていうのは好きだわ。絡みモノでも。
いつも苦手って言ってるのとやってることは一緒なのに。(笑)。どうもイマジネーションの置き所がかなり問題なんだな。
にしても抱くときにこんなに不器用なのを想像されるちぃって…ぷっ。…にしてもバナナ…。
2
「若って老人っぽいところありますよね」と無邪気に言うあたりが好き。にしても子どもだよなぁ、ちぃ。
このCDの一番は、やっぱり「男夫婦みたいですよね」かな。(笑)。真声っちゅうのがポイント高い。
残念なのは、この収録話数で原作にあった、ちぃが客のコンタクトレンズを探すシーンが無かったこと。聴きたかったなぁ。
初回おまけ盤 2
これまた妄想全開だわな。このおまけはメイン4人の役の声優さん方の演技力が堪能できるのが美味しいし。
妄想パターンの中では、任侠はさておき、ピロコちゃん(CV田口宏子さん)の和服への萌えには賛同票をひとつ。和服好き。
あ、でも、これ、橘(CV山寺宏一さん)受けか…。ちぃが酸っぱくなるのにも同情票ひとつ。(笑)。
「若がどうしてもと言うなら〜死ぬ気で頑張れば」って、ちぃ、そんなことで頑張っちゃダメだって。
小野(CV郷田ほづみさん)に代表される生々しい感想を、勉強になると思って聴いちゃったあたり、既に道を外してるわ、わし。
3
recipe3。初っぱなから役立たずじゃんか、ちぃ。
通訳の解説への追従「いただきます」ってば、思わずキュンっとしちゃったけど。(笑)。
橘やジャンの会話が外国語であることを気付くまでの「何を言っているのか分からない…」の、ボケっぷりと、
「ああっ! なんかみんな外国語で喋ってるっ!!」と叫んで、橘に「気付くのが遅せぇんだよ、おまえはっ!」と
突っ込まれているあたり、大好きだわ。会話のテンポも掴めないんだろうな、このタイプは。
個人的に突っ込みしたくなったのは、橘に無能ぶりを指摘されたときの「だってぇ〜」。
…実生活ではこんな口調で話す男なんて、後ろから蹴りたくなるんだが、井上さんの声ってだけで可愛いと思っちゃう。
にしても、小野を、不器用ながらも真剣に想っているちぃがいたたまれない…。
このCDではこのシリーズで一番聴きたかったシーン&台詞がカットされていて寂しかった。
セックスとは何かという話の中での、「お花畑v」。ああ、今原作が出払ってて巻数なんかが確認できん(-_-;)。
この台詞を井上さんの声で聴きたかったのよ、ホント、かなり真剣に。ほんわ〜とできそうでさぁ。
初回おまけ盤 3
台詞はそんなに多くはないのだけれど、ある意味主役でしょ、これ。
デコちゃん(CV折笠富美子さん)を「かっわいい〜v」と言った神田くん(CV関智一さん)に
「だろっ、だろっ」という親バカっぷりが素敵っvv。(笑)。台詞では「気持ちよかったぁ」でしょ、やっぱ。(笑)。
でも、顔も頭の中身もそっくりなデコちゃん…女の子だと心配になっちゃうよねぇ…。
4
クリスマスケーキの試食をしたときの恍惚とした感じが色っぽくない? …ないか。
ま、実際、クリスマス・イブ当日のお留守番のときの、「わわわ、若っ。助けてください」の方がときめくけどね、わし。
若の言葉を思い出していきなり立ち直ったときのちぃはめっちゃ格好良いんだよな。…騙されてる…?
でも、「申し訳ありません。少々お待ちください」の連呼は好きなんだもん、いいじゃん。(誰も文句言ってないって。笑)
橘にお留守番ができたかどうか訊かれて、「いいえ、全然使えてません!」って言いきっちゃうちぃってば、素直で可愛い。
Track4。試練に泣いちゃうあたりが…生身の男だったらどついちゃる!(笑)。ちぃだから許せるだけだ。
このあたりでは素直に「召し上がっていただければ分かります」でときめいておこう。(素直にときめけ!笑)
でもやっぱ、デパ地下へ行くのを橘に譲りたがらなくて、
「そんな嫌です〜。だってお客様がすごく優しくしてくれてるのに〜」って言っちゃう、情けなさ目のちぃは捨て難い。
初回おまけ盤 4
これは、ちぃってば、出てるだけってレベルだね…最後なだけに寂しい(-_-;)。
でも、井上さんの出演はなくとも、内容はわたしはかなり好きだわ。
4はさておき、おまけ盤が結構イカスので、これからの入手をお考えの方でも、初回盤を狙いましょう。
原作と合わせた方が状況が分かりやすいので、お勧めです。でもBL系が平気な方だけね。淡白だけど一応BLだから。
内容には関係ないけど、このタイプのCDジャケ。わたしは嫌いだ。扱いにくくて。安価になるからなのか?
共演 |
山寺宏一 郷田ほづみ 関智一 小杉十郎太 折笠富美子 柳沢真由美 ほか |
…ううむ、4枚のCDを一緒に書くのは無理があったか…(^^;)。
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5/17(6/1改)「NARUTO 忍術全開!最強忍者大結集」(GBA) はたけカカシ
いやあ、久しぶりだわ。久しぶり過ぎて勘が掴めないので、だらだらといきます。(宣言するな、そんなこと。)
カカシ先生、今、表的にも裏的にも旬なんだよねぇ。たぶん一番観聴きしているキャラだ。
最初に使えるプレイヤーキャラ(PC)はナルト(CV竹内順子さん)とサスケ(CV杉山紀彰さん)の2人。
PCはプレイ中にちょっとした一言や掛け声が聴かれたから、カカシ先生にも期待が高まるってもので。
とはいえカカシ先生はPCじゃないから、ゲーム中に出てきて喋ってくれるものと思ってスタート。
おお、早速カカシ先生は操作説明で登場。わーい!…と思ったのは一瞬。
この説明のための登場は文字表示のみで、声は全く無し。あうぅ、寂しいよう。
最初は慣れないために早々にゲームオーバーになったら、今度はイルカ先生が登場。
おおっ! ここのイルカ先生はちゃんと喋ってくれるじゃないか!
よし、イルカ先生が声つきならば、カカシ先生だって絶対に声つきのところが有るはずだ!
とにかく喋るカカシ先生を求めてプレイする。ひたすら戦う。Bボタンを押しまくる。
ストーリーモードで「里の裏山・ステージ」まで行ったら大蛇丸が出てきて、どうやらラスボスの気配。
ちなみに、ここまでカカシ先生はステージ毎に登場はしてくれても声は全くなし。
きっとラスボスを倒せばカカシ先生が来て褒めてくれるはずだ! と期待してナルトでなんとかクリアしたら、
EDを教えてくれたのは火影のじいちゃんだった。…喋るカカシ先生は何処〜っ?!(T−T)。
すると、EDスタッフロールが画面の中で上がっていく中に、ちゃんとキャストに『井上和彦』の文字が。
んなこと言ったって、カカシ先生は一言も喋ってないってばよー!
嘆きつつスタート画面に戻ったら新たにビジュアルモードが増えていて、まだ20%程が“?”表示に。
ってことは。ここで、ナルトでラスボスクリアしただけではまだ攻略完了ってわけではないのだと気付く。
今度はサスケで木の葉マーク集めを意識しながら再びストーリーモードでトライ。
2度目とはいえ元々得意ではないアクション系。悪戦苦闘をしながら今度もなんとかラスボス・クリア。
木の葉マークは96/100個までGETして。やっぱり2回目もカカシ先生の声は聴かれなかった。
どうせいっちゅんじゃい!と思いつつ、なんの気なしにストーリーモードを再度選択したら…きゃーいっvv
やっとここでカカシ先生がPCとして参戦っ! 勿論選択するわいなっ!! すると…「いきますか」って。
苦節数日数時間。やっとこ喋るカカシ先生に出会えたわっ!(笑)。
早速プレイをしてみたら、カカシ先生はさすが上忍。ナルトたちの倍近い能力値。
ナルトたちの動きに慣れていたわたしは、ジャンプさせ過ぎたり動きが早すぎたりで早速ゲームオーバーに(^^;)。
すると、ここでイルカ先生の「カカシ先生、がんばって もういちどやりますか?」という文字台詞。
声では「負けたらあいつらに笑われちまう」って言ってるけど…ごめん、ちょっと嬉しかったよ、この文字。(^^;)。
カカシ先生の能力も上がれば敵キャラの能力も上がっていて、3度目なのに、クリアまでが一番大変だった。
でも、それでも、終始カカシ先生の気合いや掛け声やうめきや、声が聴かれるってだけでプレイに張りが出るったら。
特殊攻撃“イチャイチャパラダイス”のときの、技の間抜けさと相反する「甘いな!」の声が格好良くて、
イチャパラはHP回復技なのに、ダメージ0で必要ない場面でも多発してしまった。(笑)。
何度もゲームオーバーになってはイルカ先生の台詞に励まされ、カカシ先生でも大蛇丸を倒してゲームクリア。
これでコンプかしらとスタート画面に行ってみれば、新たにサウンドモードが! 木の葉マーク100個集めたからのようだ。
サウンドモードでは内蔵されている効果音、音楽、台詞は全部聴かれるみたい。
この音声データってパソコンに落とせないかなぁ…エラー音「甘いなっ!」にしたいんだけど。(笑)。
で、ビジュアルモードを確認したら、まだ開いていないbェ。もう一度ストーリーモードのラスボスを倒さなければならないらしい。
んで、今、カカシ先生で4度目の挑戦をしている最中なのだけれど、難易度がすんげぇ上がってて、勝てんのだわ。
今以上の音声特典はないかもしれないと思いつつ、それでもコンプしたくなるのってやっぱりゲーマーの血?(笑)。
(03.06.01既にコンプしました。しましたが、それにより開いた絵は、ちょっぴり期待はずれだった…。)
携帯ゲームなので何処でも遊べるのが良い。でも公共の場では音声は出せないから意味がないんだな、残念ながら(^^;)。
同じ携帯ゲームでもWS版の方は声は無いようだ…(-_-;)。
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3/1「フルーツバスケット」(DVD7枚) 草摩はとり
保健室の先生繋がりで…って、はとりは医者なだけで保健室の先生じゃなかった(笑)。
にしても、同じ白衣のキャラでも弘兄とはえらい違うなぁ。弘兄だって不幸な生い立ちなんだが。
このアニメは好きです。話の優しさとか。はとりがかっこいいからっていうのもポイント高いしね。
花ちゃんとか、紫呉とか、あーやとか、脇キャラも結構好きよ。
はとり初登場、第八話
勝手に付けた称号は“ミステリアスはとり”。無表情で「質問に答えろ。1たす1は?」って。
よっぽどのおちゃらけでもなければそんなんで写真を撮らんだろ、ふつう。
紅葉(CV齋藤彩夏さん)がはとりを呼ぶときの「はりー」は結構好きだ。自分は「はーさん」って呼ぶけど。(笑)。
実質の主人公、第九話
切ないよ。切なすぎる。幸せを感じて泣いたときの涙はいいのよ、夢の終わりの涙が切ない。
嗚咽するでもなくただ涙を流しているのが、心が凍っていく様のようで辛いよ。はい、泣きました、わたし。
大切な人が居なくなってしまう形というのは色々あるけれど、手が届くところに在りながら…なんて、
よっぽど理性がしっかりしてるんだろうね。草摩の運命がそうさせているのかな。
変な呪いは背負っちゃっているけれど、普通の男の人なのにね。ああ、はとりの雪が融けるエピソードが欲しい。
わたしは可能な限り原作を読むようにしているのだけれど、第九話のエピソードが切なすぎて手が出せなかったり。
モノローグを含めて台詞が多くて、低く落ち着いた声をじっくり聴けるのは良いかな。
出番はないが、第十話
実ははとりの出番はない。だがしかし。普通はどうでもいいひっかかりが、ひとつ。
本棚が倒れそうなシーンでの、紫呉(CV置鮎龍太郎さん)の「たーおれーるぞー」って、かつて、
井上さんの台詞で聴いたことが有る気がするんだよ。…どなたか教えて、気になるの。
(BBSでお教えいただきました。世紀末☆ダーリンのダーリン5スペシャルでの井上さんの台詞でした。ああ、すっきり。笑)
たった一言、第十一話っていうか、DVD4巻全体で一言…(T−T)。
「…ばか」だけ。わたしの所有品の中で、今まで最高の台詞の短ささ。
なのに、予告編にも出ているってあたり、井上さんファンは狙われてるのか?!(笑)。
続けてワンポイント登場、第十三話
しっかりと透(CV堀江由衣さん)のことを認めてくれている台詞が優しいね。
ワンポイント×2だけどキーマンじゃん、十四話
高校生のはとりってば、やっぱりクールだったんだ。綾女(CV宮本充さん)と紫呉との花のマブダチトリオ、好きだわ。
っつーか、あれだけ壊れたあーやがはとり大好きっていうのが可愛い。キャラ的にあーやが好みよ、わし。
やっぱワンポイント、十五話
井上さんの主演よりも、関俊彦さんの出演が嬉しかったのって裏切りかしら…(^^;)。
この話、このアニメの中で一番泣きました。親に抱きしめてもらえない子供って、悲しいよね。
嬉しい、十六話
とにかくはとりの出番が多いのが嬉しい。眼鏡をかけたはとりが観られたのも眼鏡好きとしては堪らん。
わたしは煙草の煙は嫌いだけど煙草の臭いは好きだったりするので、煙草をくわえたはとりも好きだ。
Yシャツのボタンを3つ目くらいまで開けている首筋とか…って、やばいか?(笑)。
ううむ、なんだろ、外見の好みが優先してるぞ、この回。(笑)。いや、ちゃんと台詞も好きよ。当然。
で、一番好きなシーンは、うたた寝のはとり。 はとりの色気と井上さんの演技の色気がっっ!!
音を大きくして聴くと分かりますが、アップのときに、深い息遣いがかすかに聞こえるのよ。
思わずつられて「はふ〜」となるし、顔はにやけるし。って、みんなとっくに気付いてたか。(笑)。
花のマブダチトリオが揃ってるのも嬉しい。アダルト3人、やっぱ良いわぁ。
…最後の、元恋人の結婚を静かに受け容れた後のはとりの笑顔も嬉しい。
本職(医者業)、第十九話
子供二人を従えたはとりって、良いお父さん…。杞紗(CV名塚佳織さん)のおじちゃん発言には“うっ”ときたけど。(笑)。
「病人は動かんでいい」の格好良さから始まって、笑顔の台詞や心配する優しさまで、いい男じゃないか、はとり。
一人二役、第二十一話
やっぱ、はとりがって言うよりも、今回はアニメ内アニメの敵役・悪の大魔王でしょう、井上さんってば。
「カカァ殿下だぁ〜っ!」はイロモノ好きには堪らんです。(笑)。そのまんまアイキャッチにまで進出してるし。
燈路(CV渕崎ゆり子さん)って、ダメだ。わたしはこういうこまっしゃくれた子供はリアルでも避けちゃうくらいだし…。
子供は子供なりの考えとかあるのは分かるんだけどね、なんか自分に似てる気がして余計に苦手なんだ。
本職再び、第二十三話
台所シーンが好き。味見をしに行っているあたり、紫呉ではないが、新婚の旦那さんみたいで。(笑)。
利津(CV冨永みーなさん)が牛乳皿を持ってパニクっているときに流しに持たれている絵が好き。(細かっ。)
最後の、第二十六話
重い、ね。健康に生きているわたしには死に見えた人の気持ちなんて分かろうはずもないけれど。
透が慊人(CV若葉紫さん)に髪を掴まれたときに、遠かったせいかもしれないけれど、
走り寄ることができなかったはとり、でも、腰を浮かすことだけはできたはとりが、印象に残った。
「おれ達がだめでも次がある」ネガティブな中にポジティブな意味のある台詞が最後なのが救いかな。
さて。と、とりあえず、井上さんの出演回は全部拾ったはずだが。いやあ、長かった。
頑張ったね、わし(自分で褒めちゃう)。いや、でも読んでくださった方こそすごいかも…。ありがとうございました。
共演 |
堀江由衣 久川綾 関智一 置鮎龍太郎 今井由香 安藤麗子 齋藤彩夏 寺田はるひ 若葉紫
宮本充 岡村明美 名塚佳織 渕崎ゆり子 冨永みーな |
…にしても、あまり言いたくないが何人かの声優さん、下手すぎる…(-_-;)。
File:84
2/2「ここはグリーン・ウッド放送局 CDシネマ3」(CD) 蓮川一弘
2月2日は良い夫婦の日なのだそうだ。日本人って語呂合わせ好きだよな。
んで、ふと、夫婦モノって有ったっけ? で思い出したのが蓮川家。
こなだイラストを描いたというタイミングも有るので、聴き直ししてみました。
このシリーズも何だかんだで結構枚数が出ているけれど、その中でもこの一枚が一番良いよ。
だって、弘兄(ひろにい)の出番が多い。多いどころではなく、Trackのひとつは主役だ(主観)。
Track2「ここはチェリー・ウッド」
性別ひっくりがえりパターン。男性キャラの声優さんは男性であっても全員がオネエ台詞という美味しい(?)話だ。
弘兄…いや、このドラマでは弘姉(ひろねえ)だった(笑)…の出番もちゃんと有る。少ないけどね。
オネエ言葉は良いぞぉ〜。(笑)。心なしか楽しそうなトーンが聴いていて楽しい。
Track3「蓮川家の一族」(前編)
わたしは原作のすみれちゃん(CV島本須美さん)の“出来ちゃった宣言”前のエピソードが聴きたかったんだけどね。
台詞的にも聴きたかったのが多かったし、そうでなくても雰囲気が好きだし。ブラコン同志のこの兄弟、可愛いよ。
原作コミックス6巻P148の「おれの使命は“一也を泣かせないこと”だったんだぞ!」あたり、聴きたかった。
弘兄が好きなのは兄バカと言われても開き直れるくらいスカちゃんを大切にしているからだもんなぁ。
とはいえ。収録されている内容だけでも十分良い。好きだよ。
すみれちゃんを家庭教師として連れてこようとして、言いにくそうな感じに笑みを誘われてしまった。
にしても、井上さんの声で「女慣れしていないから」って言われると説得力有る気がする。(笑)。
Track4「蓮川家の一族」(後編)
弘兄の話。主役よね。CDを聴くだけでも弘兄の気持ちはよく分かるけれど、原作片手に聴くのがお勧め。
可愛くて仕方がないけど手が掛かって気苦労も多い弟の面倒を見ている反動で、結婚相手の理想を
「年上で経済的にも精神的にも自立した、丈夫で、手のかからない女にしよう!」と力説しつつ、
でも結局弟に似ているすみれちゃんに惹かれちゃうあたり、なんかやっぱり可愛い気がするよ、弘兄。
すみれちゃんに、スカちゃんのことを語って諦めてくれと伝えるときのシリアスな台詞が一番格好良いかな。
Track5「緑林パラレル放送局」
ビデオの反省会でいきなりすみれちゃんを伴って登場。どんな不満を訴えるかと思ったら「ラブシーンが無い!」って。(笑)。
その前の夫婦の日常が垣間見えるお台所風景とかもそうだけれど、すみれちゃんとのラブラブっぷりが、
こっぱずかしいくらいでへろっと笑ってしまった。悩み無く「お幸せv」な感じって滅多にないから力が抜けるんだよ。(笑)。
好きな台詞は「ベストカップル・オブ・ザ・イヤーなんだぞ!」。妙なテンション、やっぱり好き。へへ。
共演 |
佐々木望 岩田光央 関俊彦 坂本千夏 島本須美 緑川光 伊藤将生 五十嵐麗 豊島まさみ 石井直子 |
このシリーズ、他のCDもそうだけれど、脚本が面白いと思うよ。
File:83
12/31「ダブル・タップ」(DVD) リック(レスリ・ーチャン)吹替
観始めたのは温泉旅行に行く前だから、もう半月以上前か。今日観たのは何回目だろう。
映像付きの作品であっても、他のこと、サイトの更新作業をしたり本を読んだり絵を描いたりしながら横目で観るので、
話の大筋すら分からなかったりする。なので、ほぼエンドレスで何度も繰り返して観るはめになる。映画なんかは特に。
普通にのべ十回は観るかな。かえって集中して観た方が作品数もこなせるとは思うのだけれど、
同時にいくつものことをしていないと落ち着かない性分なのだから、もうしょうがないんだ。
そんなこんなして観ている間に、オフィシャルFCからの会報が。
おっと、井上和彦さんの今年の十大ニュースに入っているじゃないか、この作品。これは心して観ねば。
…ストーリー的にはかなりむかつくぞ、これ。わたしは勧善懲悪派だけれど、リックに肩入れしちゃってしょうがない。
そりゃあ声が井上和彦さんだからってこともあるとは思うけれど、なんせ警察の捜査の仕方が卑怯。
リックを有罪とした見込み捜査で証拠はでっち上げるし、身代わりにリックの彼女を逮捕しちゃうし。法に則れよ!
捜査だけじゃなく警察側の人間がみんなやたらと陰険にリックをいじめるのも、すごく気持ちが悪かった。
こういういじめがなかったらリックだって狂気の道には行かなかったと思うよ、わたし。ほんと、むかつくったら。
後々みんなリックに撃ち殺されたときには「ざまあみろ!」と思っちゃったさ。ふん。(…危ないヤツだな、わし。^^;)
一応常識派らしい適役のミウ刑事ですら、感情に任せてめちゃくちゃなことをするし、救われない。ああ、もう。
リックは主役ではあるけれど、最後には殺人魔になってしまう悪役で、元々根暗な性格ということで言葉数が少ない気がする。
レスリー・チャンって恋戦OKINAWAのイメージが強かったから、こういう暗めの雰囲気はちょっと意外だった。でも好き。
序盤から前半は精神状態も普通で、普通に普通のちょっと地味目な青年なのだけれど、
3年経過後の中盤から狂気が見え隠れしてきて、その焦燥感ややるせなさや、いろいろが胸に来る。
尋問室で殺人の依頼主と体面させられた所のラスト、拍手をして皮肉っぽく笑う声あたりから、特に。
リックは一人っきりのシーンが多くて、台詞でなく息遣いだけの演技が多い。これはヘッドフォンで聴くのがお勧め。
切なげな苦しげなところが結構色っぽいよ。…この台本を見てみたい…どうやって書いてあるんだろ?
一番好きなのは、この後はうめき声しかないので最後のセンテンス、ラストシーンの「Are
you ready?」の声。
けっして綺麗な声じゃない。きっちり汚れた声なのだけれど、でもすごく色気があると思う。この声、すっっっごく、好き。
アニメではなかなか聴かれない声がふんだんに聴かれるのが外国映画の吹替え作品の美味しいところだよね。
幸せなときの少ない役の吹替えなので、元々映画が好きとか、悲劇モノが好きな方でないとちょっと辛いかな。
共演 |
田中正彦 本田貴子 遠藤純一 山崎美貴 ほか |
中盤の射撃場で追跡者らを一掃する勢いでの銃撃戦のシーンは、台詞は全くないけれど、リックが格好良いから好き。
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File:82
12/1「指先の恋」(CD) 山下一
推測。BL系といえども、井上さんが絡まなきゃ全然平気さっ…っていうよりも、原作を先に知っていたかどうかが鍵らしい。
このCDはそのどちらの条件もクリアしているので、かなり楽しみにして聴いてみた。
……………い、良いじゃん!! キャスティングを知ったときから楽しみにしていたとおり、しっかりオヤジ声じゃんっ!(笑)。
酔わす綺麗な声質ではなく、どちらかというと汚した感じなのだけれど、それがわたしにはに気持ちよい。ツボだツボ。
32歳で警部っていうのは一応キャリアかな? ドアを開けた相手をいきなり殴っちゃったりする乱暴者だけれど、
親友の主人公:元彌(CV松本保典さん)は触っただけで感情を読んでしまう超能力者なのに、全然平気で触っちゃえるほどの正直者。
元彌のトラウマを知ってて、ちゃんとフォローしてくれるあたり、気持ちは優しいし。親友だけに優しいのかも知れないけど。(笑)。
元彌が那珂川(CV小西克幸さん)を紹介したときの「ふ〜ん、助手、ね」という言い方が、いかにも値踏みしているふうで、
那珂川が元彌に「俺達パートナーでしょう?」と詰め寄っているのに「お前はただの雑用だろ」って言って元彌を連れ去っちゃったり。
しっかり那珂川に嫉妬させまくる振る舞いが何とも言えないわ。なんか意識して那珂川をいじめている気がするんだもの。
Track5は元々の猟奇殺人系好きからするとストーリーも好きなうえに、山下の台詞でも好きなのが多くて嬉しい。
漫画のCD化の場合はふきだしの中の台詞だけじゃなくて、コマ隅のちょっとした書き文字なんかも台詞になったりするのだけれど、
今回一番聴きたかった台詞はそういう書き文字で、でも不適切用語だから諦めるしかなかった。実際台詞になってなかったし。
ちなみに、原作で言うとコミックス82P上段左端のコマの。…あ、原作でも伏せ字になってた。そりゃ尚更無理だよな(-_-;)。
でも、そこの「ちっ!」っていう舌打ちはかなり好きだ。ああ、でも、やっぱり後に“キ○ガイが…”って付けて欲しかった。マニアックすぎ?
犯人:倉木に銃を突きつけたときの「ったくしまんねー登場だな、オイ」「動いても良いぞ」とか、柄の悪さが堪んない。あう、好き〜。
Track7の、元彌に那珂川を「お前があいつを捨てろ」なんて言い放っておきながら「覚悟を決めろよ」とアドバイスするシーンは、
原作で山下が元彌の前髪をくしゃっとしているのを知っているから、なんか、すっごく優しくて、思わずにやけてしまった。はずいかも(^^;)。
もう一つ特筆して好きな台詞は、ラストTrackの「人前に出れねー体の時はどうしてたんだ?」 …な、何てこと訊くんだっ。
これは話の流れを知らないと何だかわからないとは思うけれど、いくら親友とはいえ、こういうことが訊けるっていうのは、
ある意味さすがだと思うよ、わし。あ、そっか、正直者だから思ったまま口にしちゃうんだったな、この人。
山下は脇役とは言え、モノローグでじっくりと台詞が聴かれるのも嬉しい。全編通して台詞は全部好きかも。
でもあくまでも、わたしはオヤジ声が好きだから燃えるんであって、王子様声が好きな人には勧めないよ、これ。(^^;)。
共演 |
松本保典 小西克幸 沢梅陽子 伊崎寿克 渡辺美佐 くればやしたくみ 竹本英史 前田剛 |
わたしは原作の直野儚羅さんの絵が好きなのです。この指先〜シリーズでは犯人の倉木が好みなのが何とも…。(笑)。
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11/7「アヌビス ZONE OF THE ENDERS プロモーションムービー」(DVD) DINGO EGRET
今回はかなりイレギュラー。作品自体じゃなく、単なる宣伝用ムービーだもの。
わたしは元々プロモーション系のものが好きなのよ。非売品という付加価値が無くても結構好き。
何ヶ月か前にこのプロモ映像がWebで観られるという情報を得たときにも、
PCのハード空き容量の余裕が少ないのを、ファイル削除等で極限まで増やし、無理矢理観ようとしたり。
でも、結局データが重すぎて自分のPCではちゃんと観られなくて悔しかったんだよなぁ…。
そうしたら、なんと。市販のDVD誌で観られるって言うじゃないの。喜び勇んで本屋に急げ。
う、980円……悩んだのは2秒。(笑)。家に帰って早速観てみたら、はまった!
音楽と画面の持つイメージが好き。こういう系の音楽は血が沸くんだ。
ムービーのほとんどはメカの戦闘シーンで、これが見事なCG画像で格好良い。
その合間にアニメーションシーンが組み込まれていて、ストーリーの一端が垣間見える。
そこで井上和彦さんの台詞が聴かれるのだけれど、残念ながらそんなに台詞の数はない。
5分間程のムービーの中で、「うがーっ!」という叫び声を入れても、う〜ん、10ヶ所もないかも。
とはいえ、それが、めっちゃ格好良かったり、闘う叫びだったり、苦しげな呻きだったり、わたし好みなのだ。
ちなみに、DINGOってば髭面なのよ。かなりワイルドなイメージのキャラだこと。ま、名前からして“野犬”だしな。
第一声の「動けーっ!」も好きだけれど、一番好きなのは殴られた後、お姉ちゃんの顎をおさえながらの台詞。
「カリストの連中に何かあったら許さねぇ」「信用できねぇな」 このシーンが観られるのだったらゲームやるぞ、わたし。
でも自称ゲーマーとはいえ、シューティングやバトル系のような反射神経の負荷が大きいゲームは苦手だった…(-_-;)。
買ってもEDが観られないゲームになりそうだけれど、でもきっと買う。OPムービーだけでもきっと格好良いはずだし。
あ、そうか、ゲームが出来ないだろう分を、このプロモで楽しめば良いんだ!(笑)。
だからっていうのじゃないけど、リピートで既に50回くらい観たかも、わたし。
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11/3「ギリシャ・ローマ神話9 アルゴー遠征隊」(CD) イアーソン
サイト2周年記念に何かやってみようと思いついたのがイラストクイズ。その選ばれし作品が、これ。
出典はギリシャ神話かな? 西洋の神話とかって、元からしてかなり突っ込めるものが多いと思っていたら、
この話もいろいろと突っ込みどころが満載だった。いや、シリアスな話なんだけどね。
イアーソンはどっかの国の王子様で、美貌で強くて知恵も有り、奪われた王座を取り返すお話。
女神ヘラとかが協力してくれるのだけれど、それがどうしたって邪魔でしかなかったりもして、大変なんだ。
イアーソンの第一声は「先生!」。これ、なんかすごく好き。やはり誰かに仕える感じが良いわぁ。
難題を突きつけられたときの、明るく「分かりました」と答える声の爽やかさも堪らんのよ。
よく言えば剛胆だけれど、ちょっと見は“ホントに分かってるのか?”と思われていそうなのは怖いけど。(笑)。
しかし、イアーソンは女癖は良くないようだ。船旅の途中で女だけの島に着いたら、
冒険の最中だっていうのに、そこの女王と「早速ねんごろになった」(NA沢木郁也さん)とかやってしまう。
連日の宴会をヘラクレス(CV玄田哲章さん)に怒られて、「嵐の後でついみんな羽目を外してしまった」って、
あんた、自分が隊長なんだからさぁ。ちゃんとやろうよ。だがしかし。問題はそこじゃない。
イアーソンはそのねんごろになった女王に求婚されて「約束しよう」と言ったのに、この約束は守らない。
だってその後でまた別の女性メディアに同じように「妃に迎えることを約束しよう」とか言っちゃって、
結婚しちゃうんだもの。そのメディアも後に捨てようとするし。経緯が経緯だからだけど。
メディアのお陰で命がかかった難題を乗り越えたとはいえ、メディアはホント怖い性格していて、
なんか結婚させられたって感じ。メディアがイアーソンの仲間が裏切ったといきり立ったときになだめる台詞、
「それは思い過ごしだ、皆それを案じているのだ」なんかは、中間管理職のような悲哀が滲む。
NAに「苦しい言い訳になってしまった」って突っ込み食らうし。(笑)。
自分の国に帰ってからメディアが問題を起こして一般民から追い出されそうになって戸惑っているときに、
オリンポスの王が自分の娘との再婚をイアーソンに勧めるのだけれど、このシ−ンがわたしは大好き。
「メディアにはずっと世話になっているから」と断ったところに、「それは感謝であって、愛ではないっ」と
オリンポス王に指摘されておののくイアーソン…って、このシーンはビシッと、安永航一郎氏の漫画で観たい!
あの安永氏の絵で想像出来ちゃうもんだから笑ってしまうんだな、これが。(笑)。
最後に、困った嫁の暴走に対し「メディアーっ!」の叫び。これは冗談はさておき結構色気があると思うわ。
でも、この一声で急に話が終わってしまうので、イアーソンはその後どうなったのか心配が残ったりする…。
しかし、メディアとのことはお節介な女神達をどうにかしてくれ。
キューピッドの力でメディアをイアーソンに惚れさせるのだけれど、いざ惚れて結婚して問題が起きたら、
そのあたりからは全然手を出さないんだよ。最後まできちっと面倒をみてやれよ。神様なんだからさ。
イアーソンは全編を通して真面目で男臭い。台詞のひとつひとつが重々しいし。
でもやっぱり突っ込みたくなる展開の多さに、神話ってお笑いじゃないかとも思えちゃうんだよな(^^;)。
共演 |
玄田哲章 中野りか 野本礼三 飛田展男 緒方賢一 沢木郁也 ほか |
冒険の仲間の紹介で、「九里の先を見分ける」というのが、どうしても「胡瓜の先〜」と聞こえてしまう。(笑)。
File:79
10/13「世紀末☆ダーリン 二人の幸せ温泉編」(CD) 高杉洋一郎
言い過ぎて、かえって疑われるくらい何度も言うようだが、わたしはBL系はあんまり好きじゃない。
とはいえ、「BL系って何のこと?」っていう純真な方とは全く違って、漫画も小説も読む。かなりな冊数持ってるし。
わたしが苦手なのは、井上和彦さんの声でBL系ネタ(特にえっちシーン)を聴くことであって、
そう、さしずめ、“観ると聴くとは大違い”ってやつ。(笑)。注:用法が間違っているので本気にしないでね(^^;)。
しかしBL系の中には苦手どころか大好きな作品も。それのうちのひとつがこのシリーズ。
過去の聴耳日記でも語ったけど、わたしが井上和彦さん出演作コレクターとなるに至った作品のひとつでもある。
CDは第一作目から順番に聴くのがお勧めなのだけれど、このCDに収録されているエピソードは、
タカ×オガを語るには絶対に外せないところだし、当時の掲載誌がぽしゃってしまったときに、
中途だった原作の続きが気になるのと同じくらい、『あのエピソードはCD化されないの?!』と気になったところ。
めでたく原作の方は新雑誌へ掲載が決まったものの、前雑誌分は権利外みたいでCD化は半ば諦めていたら、
原作者様の自主制作CDの情報が! (これが一作前の「トド×タケ・北海道編」。) かなり嬉しかったなぁ。
そうして、『いつかは聴けるかも』と期待していたシーンも収録されているということで、気に入っている一枚。
…状況説明長すぎましたね(^^;)。すみません。久しぶりに語り屋の血が騒いだらしい…。
始めのところで嬉しいのがタイトルコール。それもこのときの声のトーンが非常に好みだから尚更嬉しい。
高杉さんは、やっぱり緒方くん(CV松本保典さん)と話をしているときの声が一番好きだわ。
台詞は普通でも声が甘々なんだもの。「それじゃ行こうか、耕ちゃん」なんて、KOされたよ、わたしゃ。(笑)。
会話のノリからしたら、トドくん(CV関俊彦さん)とのやりとりが楽しくて好きだけどね。個人的に好きなコンビだし。
このCDで、タカ×オガはやっと…ということになるのだけれど、最近のBL系とは一線を画したかのような、
爽やかというか優しいというか全然しつこくない感じが好み。でも色気はちゃんと有るので照れるけど。(^^;)。
そうそう、高杉の焦りとかもやもやしたところの独白も、なまじっかのえっちシーンよりもよっぽど色っぽいと思うぞ。
そんなん思うのは、きっと…言われる前に言っておこう…そうさ、わたしがスケベだからさ!(笑)。こんな宣言してどうする(^^;)。
演技で感動したのが、「景気はいつ回復するのか…」という空っ惚けた声のぎこちなさとか、
緒方くんが飲みに行くと電話をしたときの「え?誰と?!」という焦った感じとか。
声だけで感情が見えるっていうのは、やはり声優さんなのだなぁ、と。…なんか失礼な感想かも、これ(^^;)。
ううむ、困った。ほとんどの台詞がそれぞれに声のトーンが好きだったり、言い回しが好きだったりで、
これが!というのが選べない。…あ、そうだ! 蛾のシーン!!
ブックレットに載っているアフレコレポで、井上さんは蛾のシーンを楽しげに演じられていたとか。
聴いてみると確かに楽しそう。こういう笑いが混じったような声は、聴いていて幸せになれるわぁ。
以下余談。原作者様の同人誌「世紀末☆ハニー」シリーズは、今までのCDのアフレコレポが載っているので、
CDを聴くときに手元に置いておくと数倍楽しいですよ。(ちなみに、MIX、5、8、9、11、12に載ってます。)
共演 |
松本保典 堀秀行 岩永哲哉 関俊彦 菊池正美 置鮎龍太郎 山口勝平 関智一 ほか |
にしても、わたしはこのCDの出演者の皆様全員、とても好きだわ。それぞれの方についても、
上で書いた井上さんの分とおなじくらい語れるぞ。特に松本さんと置鮎さんはネタがいっぱいだ。
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File:78
9/27「テイルズリングアーカイブ EPIC ONE 〜英雄の帰還〜」(CD) クラース・F・レスター
はい、明日発売のCDです。(←たった一日しか通用しなかったな、この出だし…。)
発売日前に入手したので、珍しいこと大好きなわたしとしましては、ネタにせずにはいられません。
ってことで。 『楽しみにしているのにネタばらさないで!』って方はご購入以降にご覧いただければ。
テイルズシリーズ3作のメインキャスト達それぞれが主役となるオムニバス。
わたしは元ゲームはファンタジアしかプレイしていないため、他キャラの話は分からないので、
該当Trackについてだけ語ることにします。元より井上さんの出番は1話目だけだし。(笑)。
OPは、寝る前に本を読んでとせがむ子供と母親の会話。母親がページを繰ることで始まる物語…。
“どこかで有った英雄のストーリー”として語られるというこの構成、結構好き。ファンタジアもそうだったよね。
第一声は、森の中でミラルドと隠遁生活を送っているクラースのところに来た客が、語っているのを遮るように、
「で? 山のきこりのおじさんに〜」と話をはぐらかすのだけれど、このときの声に、『うわぁ〜クラースだぁっ』と。
勢いで、ファンタジアの物語の記憶がぶわ〜っっと甦ってきて、第一声で一気に世界に引き込まれた。
わたしはやっぱり、“テイルズ オブ ファンタジア”という作品がすごく好きなんだなぁと改めて思ったり。
話の中盤では召喚術を使えないクラースは、骨を折られるほどのダメージをくらってしまって、
このときの声が辛い。すっごく痛いんだよ。骨折の記憶はないけど、痛そうなんだよ。あう〜〜〜。
と、眉間にしわを寄せながら聴いていたら、なんと、精霊王・オリジン登場。
ってオリジンって男性声だったっけ? いや、そんなことはどうでも良いんだ。
かつて契約していた精霊達が全てクラースのところに戻ってくるシーンは、人としてのクラースの価値を認め、
契約ではなく友として精霊が力を貸すことを申し出てくれたということに、『うお〜っ!』と喜んでしまった。
直後の精霊召喚呪文は、馴染んでいた契約のものとは違っているけれど、これが、すごく良い。
「わが友、忠誠に鳴謝し〜」でわくわくしていると「御身と、力と、栄えあり!」といつものキメ台詞。
クラースが格好良いなんて、イメージを修正しないといけないじゃないか。(今までどう思っていたんだ?笑)
ラストで隠遁生活の終わりを決意してくれるので、まだまだ話が続いていく感じがして、
ファンの心をくすぐってくれるわ、この脚本。でも構成を考えると下巻には出演が無さそうな気が…。
クラースの出番が有ることを祈りつつ、でも“世界の柱”を知りたいからきっと買っちゃうんだろうな、下巻。
今回一番好きな台詞は「価値を。自分の価値を証明しようとしたんだ。〜自分自身にだ。」の一節。
声が好きというのではなく、その台詞の持つ意味が好き。
でもやっぱり、この直後の「お帰りは、あちら」は声が好きだったりもして、やはり声ファンだわ、わたし。(笑)。
「テイルズリング アーカイブ」というTrackタイトルの読み上げも井上さんが担当で、
セルフキャストコールと同じで、こういう無機質なところの声も非常に好き。
さぁ、明日買う? っていうか、もう買った?
初版限定ボーナストラックは、井上さんがMCで、内容も食べ物ネタじゃないという珍しいもの。
終始妙なテンションの井上さんの語りや、石田さんの後ろにきこえる素の笑い声が良い感じだわ。
File:77
9/23「ファースト&ファイナルシリーズ 超合体魔術ロボ ギンガイザー」(VT) 白銀ゴロー
思わず涙が……笑いすぎで。(笑)。悪いとは思いつつ、作品の出来が泣けるくらい、笑えてしまうのだ。
正直なところ、今回はオールツッコミ褒め所無しだから、そういうのが嫌いな方はここまでで。すみません。
この作品については、↓こちらの感想以上のことは書けないので、まずはこちらをご参照いただくことにして、と。
(山本弘のSF秘密基地→トンデモの部屋→トンデモTVの世界→超合体魔術ロボ ギンガイザー)
ファースト&ファイナルシリーズというのがイカした企画で、アニメの第一回と最終回だけが収録されている。
ちょっとだけ観てみたいかも…というファンの期待にしっかりと応えてくれるのが嬉しいじゃないか。
まずは第一回から。井上さん演じるゴローは白いロングスカーフ(?)も爽やかな坊主頭の主役。
遊園地内の森の中でハンモックで寝ているんだけど、なんでそんなとこで昼寝してるんだ、君。
期待の第一声は目覚まし時計が頭に当たって「っだー、痛あーっ」の悲鳴。
うわあ、声、若〜い。最近ゲームで10年以上前のキャラを録ったりしていらっしゃって、
その声も若いなぁとは思っていても、素で若いときの声とは全然違っていることがよく分かる。
声の艶がね、違うのよ。昔の声はあんまり艶がない。わたしは今の声の方が断然好きだ。
でも、この声がああなるのか…と思うと、最近の若い声優さんも10年後が楽しみかなって思ったり。
にしても。「俺、この番組の主人公!」って、画面に向かっての自己紹介はやめれ。(^^;)。
とにかくこのゴローってば緊張感が足りないキャラで、大雨で子供達が洪水にまきこまれても、
ゴードー博士(CV小林清志さん)に地球の敵と戦えと言われても、かなりのほほん。大丈夫か、主役。
超能力者らしいんだけれど、テレポートするときの格好が何とも泣ける。「レッツ、テレポート!」と、
二人で向かい合って空気椅子スタイルで、胸の前で両手を合わせるんだ。なんてマヌケな(T−T)。
わたしだったらその体勢では絶対に集中できんけどな。超能力者じゃないから気持ちが分からんだけか?
とりあえずロボットで戦って勝つ。だが、人型のロボットが合体してわけの分からんものになるのだけれど、
なんでこの作品がスパロボに登場しないのか、すっっっっごく、よく分かる。格好良くないんだよ(^^;)。
ゴローはきっちりラストも画面に向かって「頑張るぜ!」とピース。だから画面に向かって話すなってば。
最終回になると、なにがどうなったのかは全く分からないが、ピンチだギンガイザー。
合体後のギンガイザーに刺さった時限爆弾処理が間に合わなくなったときに、
勝手に自分だけで死を覚悟し、事後承諾で仲間を道連れにして飛び立つゴロー。危ない奴だ。
最後に、ゴード博士の指示で繰り出した新超常スマッシュたらいう技が、また危ない。
乗組員達が焼け死ぬんじゃないかという情景に哀切なBGMで妙なムード。
それを見た敵の帝王カインダーク(CV森巧至さん)が呆然と、
「ギンガイザーがいる限り、地球をこの手にするのは無理だ」と。あの、脈略が無いんすけど…?
その後も派手な、しかし無意味な爆発シーンが連続して終わってしまう。あれ?
第一回は'77.04.09。最終回は'77.10.22。全26話か。半端な。………う、打ち切り…?
ま、いいや。いろいろ考えんでおこう。十分楽しめたんだから。
いつもは好きな台詞とか選ぶんだけど、この作品はそういう基準は適用できないわ(^^;)。
OPもEDもテーマ曲は佐々木功氏だし、キャストも豪華なんだが、なんとも時代を感じる逸品。
共演 |
古賀ひとみ 丸山裕子 西村知道 小林清志 森巧至 緒方賢一 徳丸完 有馬端子 田中崇 ほか |
ちなみに、ご紹介させていただいた山本弘のSF秘密基地のトンデモ映画の世界で取り上げられている
「ミラクル・サイキッカー セイザン」も2巻からは井上さんが主人公。
どっちもこちらのサイトさんを拝見したらどうしても入手したくなってしまったのよ。
他にも銀英伝のこととかも検証しているページが面白かったので、お勧め。
FILE:76
9/8「妖刀伝」(VT3本) 左近
イラストを描き、アイコンをつくり、それだけじゃイカンでしょう。描くときにビデオ観てたんだし。
15年前のOVA3部作。制作の南町奉行所は、結構井上さんを起用してくれているような気がする。
「紅いハヤテ」がそうだし「武神」でも制作協力しているし。キャラとか動画が好きなので嬉しいのよ。
井上さんの役は忍び三流の一派、加賀日向影忍の左近。なのに山賊の頭領として登場。
このときの左近の外見イメージがルパンV世の五右衛門に似てるって言ったら怒られる?(^^;)。
日向一族が信長に滅ばされてしまったからみたいだけれど、何でそんな生活しているのか、
思いっきり世捨て人してるじゃないかと思ってしまった。他に生きる術はなかったのかしらん?
戦いのシーンは格好良いのだけれど、着物で走るから思いっきり太股丸出しで、なんか照れる。
やはりチラリズムに勝る色気は無いぜ!(笑)。…褌も見えるのはご愛敬。(爆)。
話的に好きなのは2巻目。最初に見たのは10余年前で、当時は同人感性真っ直中だったから、
「左近様!」と懐く陣平(CV菊池正美さん)との関係をしっかり勘ぐった。今?今は内緒。(笑)。
陣平との別れのシーンが好き。「行くのか」「そうか、辛いところだな…」の囁き声がすっごく良くて。
仲間の無駄死にで、己の戦いの意味までも考え始めてしまう左近は、かなりネガティブだよなぁ。
ああ、でも関係する人達がことごとく死んでいくとなれば、そうなっても仕方は無いか。
最終巻では、悩みを引きずって洞窟にこっもってしまったために髭面で登場。結構髭濃いな、左近。
わたしは無精髭のときが妙に好き。丁度綾女に迫ったりして、色っぽいシーンでもあるからだけれど、
単なる美形ではない男らしさが目に見えるから、色気が有るように思えるんだよね。たぶん。
最終決戦には仮面で登場。髭はない。(笑)。(…この仮面遥か〜のアクラムのに似ている気がする…)
衣装も忍びらしいものに替わっていて、褌はもう見られない。いや、見たい訳じゃないが。(笑)。
とにかく戦う、戦って傷付いて、倒れて。「綾女ーっ!!」の叫びは絶品。
最後の対戦相手は蘭丸(CV塩沢兼人さん)。定番とも言える共演に引き込まれて観てしまった。
左近は立っているのが精一杯なくらいなのに、綾女を守って戦っちゃうんだ。男だねぇ。
無理が祟って、悲しいことに死んでしまうらしい。話の流れ的には死んだ感じなのだけれど、
断言しないのは、万に一つでも生きていて欲しいという願望の現れだったりする。(^^;)
ご都合主義と言われても、生き残って綾女を幸せにしてあげて欲しかったよ、わたしは。
ラストの台詞「月が真ん丸だぜ…」はかなり印象的で、満月を見ると思い出す。
道を歩きながら↑って言ってみたりとかね(笑)。…聞かれたら恥ずかしいかも。
男っぽくて、真面目臭くて、苦悩系キャラの色気では最たる作品のひとつだと思うので、
恋愛系の甘々がちょっと苦手という方にお勧めの作品。
劇場版も出ているけれど、あまり出来が良くないと聞いたので、わたしは観ていなかったりする(^^;)。
共演 |
戸田恵子 矢尾一樹 渡辺猛 峠恵研 富山敬 ほか |
全編シリアスのギャグ一切無しの作品なのだけれど、アフレコ現場の井上さんは相変わらず(?)
ボケ倒していらしたご様子。さすがだわ。(アニメビジョンスペシャル VOL.5参照)
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File:75
8/30「SPT 蒼き流星レイズナー」(LD13枚orDVD−BOX2個) アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
どうやって書こうかということで、頭を悩ませてしまった。
TV放映当時、うちの地方のTV局はアニメを時間調整枠として使っていたらしく、
レイズナーは決まった時間に放映してくれなかったような記憶が…。かなり曖昧な記憶だけれど。
20年くらい前は戦争モノというのはアニメでは普通に取り上げられてられていたテーマで、
すごく当たり前な感覚が有ったのだけれど、大人になった今観ると、かなりくる。
根が同じ種族が固定観念で他方を下等とし、侵略していく様は、現代世界情勢に似ていたりもして…。
今回のイベント(H14.08.25)でも井上和彦さんが「日本は平和だよねぇ」とおっしゃったのが、
実に重い言葉だと気付かされ、ジレンマを感じたりもするけれど、でも、平和な日本もまた現実だ。
ううむ、やはり話が作品の感想だけに納まらなくなるな。気を取り直して、と。
エイジは主役なので、毎回出番は豊富。とはいえ、口数が少ないので表情だけのカットも多いけど。(笑)。
初期は誰にも信じてもらえないのに一人戦う姿が健気。元同胞とも戦わなければいけなくて、
姉の婚約者・ゲイル先輩との戦いは切なすぎる。嫌いだ、ゴステロ。
インパクトで言うと第20話の全裸シーンでしょうな。レイズナーを語ると必ず話題になるから、かなり有名。
わたしも観たときには「おおっ?!」と画面に寄りました。(嘘です。)
全体を通して好きなのはレイズナー搭載コンピュータ・レイへ命令する声。色気はないけど硬質感が好き。
第一部と第二部でいきなり3年経過が入り、かなりの変化が有ったのもかなりインパクトが有るけれど、
成長してからの再登場のエイジの行動は、ショッキング。エイジ、演技派すぎだっちゅうの。
靴を舐めるシーンはなんとも言い難い衝撃が・・・。こういう井上和彦さんの声は初めて聴いたわ。
でもちゃんとすぐに本領発揮のヒーローな場面が有るので良かった。にしてもトンファーとは、またコアな。
戦いがメインではあっても、一応恋愛ネタも有って、ちゃっかり女の子と両想いなエイジ。
でもね、なんでアンナを選んだのか、わたしには良く分からん。第一部のヒナギクが利いたのか?(笑)。
いや、でも、TV放映版ラストのヘルメット越しのキスは、子供ながらにドキドキしたけどね。
それに、OVAでの完結版を観たら、エイジは生還してくれて、ちゃんとしたキスシーンで一応の大団円。
正義は生き残るんだって信じられて、勧善懲悪派のわたしはほっとしたりして。
余談1:第二部の敵役は塩沢兼人さん演じるル・カイン。いつもながら完璧な支配者っぷりがさすが。
余談2:OPは昔からソラで歌える。この歌聴きたさにサントラCD買ったからなぁ。
昔はイベントで井上和彦さんが台詞付で歌ってくださっていたらしいので、是非また歌って欲しい。
余談3:LD-BOX・VOLUME2の付録ブックレットには、高橋良輔監督と井上和彦さんの対談が載っていて、
この内容がとにかく良い。井上さんの写真も可愛い(笑)。DVD-BOXを買ったのに、手放せられないのよ。
共演 |
江森浩子 梅津秀行 鹿股祐司 鳥海勝美 平野文 戸田恵子 掘秀行 藤城裕士 原えりこ 広瀬正志
佐々木るん 三ツ矢雄二 渡部猛 塩沢兼人 横尾まり ほか |
そういや、これってロボットアニメになるの?
サンライズ英雄譚R(PS2)にも登場してくれるんだけれど、見事な繊細っぷりで使えないんだな、これが(^^;)。
File:74
8/14「百鬼夜行抄〜凍える影が夢みるもの〜」(CD) 青嵐
買ってすぐに聴くジャンルのCDが久しぶりで、買って真っ先に聴いた。
最近BL系が多かったし、そうでなくても恋愛系もわたしはちょっと苦手なので、
そのどちらでもないこの作品はとても楽しみだったから。CDのために原作も買い、予習もして。
ストーリーはちょっとホロリと来る切なさと、人間の優しさとが有って、いい感じ。
さて聴いてみたら、結構良い。だって、「化けモノ」「オヤジ」「性格悪い」の三拍子が揃っているんだもの。
それが良いと言うのは多分にイロモノ好きの血が騒ぐからなんだけど。(笑)。
出番はあまり無いけれど、ちゃんと印象の残る役なので、充分に楽しめる。
CDタイトルも井上さんが担当。妖しげな雰囲気の「百鬼夜行抄〜」はかなり好みだ。
演技面で印象深いのは、律にご飯を持ってこいと言うシーンでの台詞。
ここで「おかあさん」と言うのだけれど、それが、普通に言う意味を持ったお母さんではなく、
いかにも単なる固有名詞として言っている感じがして、設定どおりの役どころを感じるのよ。
その後の「仕方ないだろ〜」以下の妖怪喋りは、わたしにはツボだしな。
言い回しで好きなのは、律が「(赤間は)おじいちゃんの友達なんて思えないよ」と言うのに答えた、
「そうとも言い切れんとも思うがなぁ」。オヤジ声なのに台詞が軽妙というアンバランスさが妙に来るわ。
「どこぞで妖魔がお前の噂をしてるんだろう」は語尾の流れ方が好きだし、
SCENE9−生きるの「なあんだ、生き返ったのか」が微妙に残念そうなのが好きだし。
シーン的に一番好きなのはSCENE5−予感。律が「おじいちゃんは何を考えていたんだろう」に
「まったくだ」と言ったのに、「お前が言うなよ」とつっこまれる所。素直に笑えたから。
最近のやたらと格好良い系だけが好きという方にはあまりお勧めしないけれど、
井上さんの演技を聴くという点ではかなり楽しめるので、多くの人に聴いて欲しい作品ではあるかな。
ともあれ、わたしは好きなので、是非シリーズ化して欲しいな、この作品。
ラストTrackはおまけの出演者トーク「ちょっと怖い話」。井上さんは当然と言おうか、食べ物ネタ。
その前段でちゃんと笑いを取っているのも、やはり当然って言って良いかもね。(笑)。
共演 |
石田彰 冬馬由美 松田洋治 雪乃五月 藤原啓治 野田順子 藤原満 川浪葉子
上村典子 中井和哉 馬場圭介 佐藤朱 梶原彰 |
このCDは全体に出来がよいと思う。キャストが皆さんとても上手いから。
特に美咲役の雪乃さんは今まで知らなかった声優さんなので感心してしまった。
個人的には美咲の不倫相手・原田役が中井和哉さんなのがちょびっと寂しかったなぁ。
わりに好きな声優さんなだけに、ああいう根性の悪い役なのが切ないなぁ、と。
File:73
7/29「ジャングルはいつもはれのちグゥ」(DVD7枚) レジィ
夏に相応しく、爽やかにジャングル。いや、ジャングルは湿度が高いから爽やかじゃないが。
でもキャラの衣装が半袖だったり上半身裸だったりするので、夏向きでしょう?
軽快なOPが結構好みで、そのノリで本編を観ていたら、話も軽快で好み。意味不明なのがグー!
レジィは学校の先生。深夜放送が好きで毎日寝不足なためにすぐに寝てしまう困ったちゃん。
常に眠そうで、ほとんどの台詞はボケボケ状態。ぼんやりした感じは素に近い気がするわ。(失礼な。)
先生なのにちょっとばかり言葉遣いが悪いのが気になるものの、
そういう台詞の方が好きだったりもして、常識派のわたしにとってはジレンマが…。(笑)。
初登場は第1巻収録の第2話。この回は出番も多く、ツボに入るシーンもあれこれ。
職員室でグゥに飲まれそうになるシーンは、ちゃんと段階が有ってリアル。(リアルぅ?笑)
頭をんぐんぐされているのに全く気付かないレジィ、おっとこ前やん!(笑)。
グゥの社交辞令顔&声に「おっ、かっわいいなぁ」という声とか、その直後に欠伸したところで
ハレに「寝るなぁ!」と言われたときの「寝ねぇよ」の声とか、かなり好き。
授業が始まったときに最前列のグゥの眼力に負けていくときの滝汗シーンの呻りも好みだわ。
「俺が眠いからだ。それ以上の理由はない」と言い切ってしまうところとかは格好良いしね。
にしてもレジィ、お手洗いから出てきた後にズボンのファスナー上げるなよ。(-_-;)。
作品自体のテンポが良いので、レジィ目当てでなくて楽しんでしまった。
でも、他の回でもいろいろと好きな台詞&シーンが有るので、登場密度にバラつきはあるものの、
レジィ目当てで観ても楽しいと思うよ。そういえば今度出るOVAには出番が有るのかしら?
共演 |
愛河里花子 渡辺菜生子 茂呂田かおる 岩永哲哉 保志総一郎 白鳥由里 前田このみ ほか |
とにかく早口台詞の多いのが、ハレ。感動的なほど。特に予告編では愛河里花子さんに拍手!
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File:72
7/18「アイアン・ジャイアント」(DVD) ディーン・マッコーピン
個人的好みの話になるのですが、わたしはアメリカのアニメはあまり好きではありません。
かの有名なディズニーも含めて、苦手。キャラデザとか動作のデフォルメとかに馴染めない。
ですので、かなり以前から複数の方に「良い作品だよ」とお勧めいただいていたのにも関わらず、
観るまでの気合いタメがかなり長かったのが、この作品です。で、いざ観てみたら。
すごく、すっごく、すっっごく、良かったです。涙が出ると言う意味での感動作品でした。
冒険好きの少年にインプリンティングされたかのように無邪気に懐く巨大な鉄人が妙に可愛くて、
少年と一緒に遊んだり、森のなかで命というものを感じたりする様が、本当に微笑ましい。
スクラップ車のホーンを消そうとしたときとか、湖に飛び込むところとか、好きです。
常識科学では命を持たないとされる機械(ロボット)と心を通わせることができたら…という夢が
いっぱい詰まっていて、それだけでなくちゃんと伏線が絡み合ったストーリーも秀逸。
ラスト数十分はハラハラ・ドキドキし、涙し、未来と希望のあるEDでスッキリ。
さて、その中で井上和彦さんの役柄はというと。
主人公の少年を守り、少年と一緒に鉄人を守る、アーティスト。
変人のようでいて、でも本質的にはとても優しい大人の男といった感じです。
鉄人の目撃者が「鉄人を観たんだ」と言ったことで仲間にバカにされているのを横で聴いていて、
「俺もそいつを観たぜ」と言い、「誰かがかばってやらなけりゃあな」という優しさの持ち主。
良い事も言ってくれる。「他人がどう思おうとどうだっていいじゃないか。自分を決めるのは自分自身だ。
自分のなりたい、自分になりゃぁいいんだよ」って。こいう言葉を素直に子供に言える大人って憧れます。
ま、その後に大人らしい逃げ腰の様子も見受けられますが。(笑)。
鉄人の行動に芸術を見出して、一緒に芸術創作するような柔軟な精神も好ましく、
欲を言うと、もう少し美形だったら…というキャラとはいえ、行動はとにかく格好良くて素敵です。
良い作品ですので、井上和彦さんの出演作だからというのではなくお勧めの一本。
共演 |
日高のり子 郷里大輔 進藤一宏 大塚芳忠 ほか |
大塚さんの役、本気で嫌いになるよ、これ。
File:71
7/13「フレグランス・テイル」(DC) ソリュード/フィーレ先生
今更ですかね。いや、ちょっと別ネタ絡みも有って久しぶりにゲームデータを観たものだから。
久しぶりに聴いて真っ先に感じたのが、ソリュードって声が低いってこと。
笑い声までも低くて、こういう低めの声が好きなわたしにはたまらない。ちょっとばかり背中がゾクゾクする。
叫んだり喚いたりするキャラじゃないので、最初から最後まで落ち着いた語りで、すごく大人なんだけれど、
でも本質は外見や雰囲気ほど完璧な大人じゃないのが、またいい。
夢を追っているのに、自分に与えられた役目やルー様・ジーア様への忠誠なんかの柵から飛び立てない感じがね。
台詞ではルーEDで香水を取りに来てリアムに泣かれたときの「参ったな」とか、
クレイドルの言葉に同意したときの「そうだな」とか、力を抜いた感じが妙に好き。
ナーヴェリーEDで迎えに来たときの「お前を連れて行きたいんだよ」とかも好きだな。
あ、そうだ。大人って言えば、一番の大人、フィーレ先生を忘れてはいかんかった。(笑)。
フィーレ先生は爺さん喋り全開キャラ。自分称は「わし」だし。
あ、爺さんとは言ってもスーザン(すごいよ!マサルさん)とは全然違うよ。声、震えてないし。(笑)。
賢者らしく落ち着いていて、ゆったりと語り、バルタン(注:ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ)で笑う、品の良い爺さん。
とりあえず声をいっぱい聴きたいという方は賢者EDで延々と喋るのを聴いてくださいな。
さて。BOYS系の本質ネタに行こうかな。嫌いな方は以降はご遠慮くださいませ。
ソリュードのキャラも好きなのだけれど、えっちシーンが無ければBOYS系も大好きなわたしとしては、
天使×悪魔のカップリングもかなり好き。ラブシーンが有る訳では無いのだけれど、だからこそ、好き。
だって相手役のナデューは関俊彦さんだし、シトラは速水奨さんだし、クレイドルは三木眞一郎さんだし。
お三方とも元々好きな声なものだから、やたらと盛り上がってしまったわ。
グラウメリーEDのカップルでご挨拶シーンでは、それぞれから「ソリュード、行くぞ」と呼ばれるだけでも、
何だか仲の良さを見せつけられているみたいで照れてしまった。
ルーEDのクレイドルとの和解の会話も、深読みすると色っぽくて好きだけれど、
やっぱり一番好きなのはデート覗き見イベント。聴いていてかなり…と言うかめちゃめちゃ照れるけどね。
相手がナデューだと受身になってしまうのが、いつもの声イメージと逆なものだから聴いていてうひゃーとなる。
ナデューに迫られて素直に受け容れちゃうソリュードって…わたしは好きだが。(笑)。
クレイドルを積極的に口説くソリュードもなかなか。「お前となら、堕ちてみたいよ」の囁きなんて、もう。
それに答えるクレイドルの「……俺も連れて行け」もかなりくるんだよ。いや、照れる、照れる。
ソリュードを落とすのも楽しいけれど、好きなキャラをカップリングできるのもまた楽しいゲームだったわ。
どっちにしても恋愛SLなので口説き文句は聴き放題だからね。
共演 |
南央美 千葉進歩 伊藤美紀 関智一 関俊彦 速水奨 三木眞一郎 森久保祥太郎 坂口あや |
*ゲーム攻略については別ページで紹介しているのでそちらもどうぞ。 →我流ゲーム攻略法
*TAKUYOさんも公式サイトさんも情報提供を終了してしまっている状態なので、出しゃばりですが、
CGコンプリートを狙っているのに揃わないという方には、コンプ条件をお教えいたします。メールにて。
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