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聴耳日記SPECIAL(井上和彦さんの出演作感想記)     聴耳日記SPECIAL・目次 
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 第3弾の2
 '01.12.23 「チグハグのそんなあこぎなクリスマス」 夕方の部
         at Space元氣(渋谷区)
CONTENTS

前フリいろいろ
注意事項いろいろ
しゃんしゃんしゃん
前座のお仕事
チグハグ登場
クリスマスの思い出
チグハグからのプレゼント
解散の危機?!

メリークリスマスおおかみさん
突貫工事
スーパーカスタネッター
格好いいだけでは居たくないの?
プレゼントは何だろう
短い会話いろいろ
美しき言葉
チグハグラー

前略
基本形は昼の部と同じ。ですので、そちらを先にご一読いただければと思います。
開場時間も早められ、開演時間も早かった。
ホワイトボードのメッセージも有って、ちゃんと書き換えてあったのだけれど、
わたしがそれに気付いたのは帰る直前で、書き写す余裕が無かった…。
ネタ的に美味しかっただけに、悔しいわ。

前フリいろいろ
井上さんは素人の客に対しても、お約束ネタを仕込みたがる傾向があると思う。
井上さん:「声優グランプリさんが取材に来てます。みんなで頭に名前を付けて、全体カメラ目線でいこう(笑)」
と言いながら、客にまでカメラ目線のときの練習をさせるし。
良い声が聴きたいファンに向かって、井上さん:「まだいい声出さない」と言い切る。
アンリ君:「出し惜しみ。勿体ない、勿体ない。(笑)」商売道具は本番まで取っておかないとね。
井上さん:「ぼくたちチグハグの前座のアンバランスです。えっと…」と、アンリ君と自分をそれぞれ示しながら、
担当分け。井上さん:「アン・バランス? アンバ・ランス?」昔の漫才師じゃないんだから、わざわざ分けんでも。

注意事項いろいろ
井上さん:「注意事項その1。大きな声を出して笑う」
アンリ君:「ケータイ、腕時計」 井上さん:「目覚まし」 アンリ君:「ポケットベル、たまごっち、どこでもいっしょ」と、
前回のネタを踏襲しつつ、アンリ君:「音の出るもの、ダメです。電源を切ってください」 ま、常識の範疇よね。
目覚まし時計をこんなところにまで携帯しているっていうのも、常識の問題だけどね。(笑)。
井上さん:「TV、ビデオカメラ、録音、録画…」と挙げているときにファンの動きを見て、
井上さん:「あ、目を逸らしたの前科があるな!」って。前科って言うな!
アンリ君:「スタンディングしない」 井上さん:「ダイブしない」って、それはアーティスト側が注意してね。
井上さん:「餌与えない。投げるのは、現金なら良いけど」 巡業舞台かここは。
すると、ファン:「レシートは?」 井上さん:「レシートは現金かっ!」 確かに。(笑)。

しゃんしゃんしゃん
今回も客席参加の、鈴。前の方2ヶ所と真ん中あたりの1ヶ所に、計3個が井上さんから投げられました。
自分ネタになっちゃうんですが、わたしも鈴をキャッチいたしました。手が痛いくらいの勢いで投げてくださいまして、
かろうじてでも手で直キャッチ出来て良かったわ。顔で取るなんてボケかませるような場所じゃないからね。
このとき、わたしが鈴を受け取って喜んでいるのに、MさんとかHさんってば、「メモ書けなくなるよ?」と。
わたしにも普通に楽しませてくれ。Hさんは後にはわたしの鈴を奪い取るし(T−T)。(笑)。
鈴が無事に渡ったところで、井上さん:「ジャングルジム!」と曲紹介、じゃなかった、ボケ披露。
井上さん:「次、ジングルベル。鈴は責任重大だ」 そんなプレッシャーをかけられて、ファン:「鈴が重い…」と。
アンリ君:「心霊現象が!? こなきじじいみたいだ(笑)」
元気の良い曲なのでみんなで歌おうって事だったのだけれど、終わってみたら、
井上さん:「みんな歌ってない。あっけに取られてる。“歌ってるわぁー”って。(笑)」
言いながら口を開けてファンのマネをしながら、井上さん:「あんぐりされてもなぁ」 …気を付けよう。

前座のお仕事
前座というのを思い出したように、井上さん:「チグハグはデリケート。女の人の“きゃー”が好き。練習しよう」
と乗せようとしたのに、ファン:「いや…」と言われてしまい、井上さん:「いいよ、俺、飲みに行っちゃう」と拗ねる。
アンリ君:「おれも行きたい!」って、おい、止めろよ。井上さんはどうしても盛り上げたいらしく、更に、
井上さん:「1、2、3で羞恥を捨てる」と言って、何と表現したら良いのか分からない崩れを演じてくださったのだけれど…
これは、アンリ君:「ナマハゲだ(笑)」が一番的確な表現かもしれない。いや、ほんと、そんな感じだった。

チグハグ登場
前座のアンバランスがハケてから瞬間後、本日の主役チグハグ登場。
先に言っておきますが、場所が地下なので分かりにくいけれど、今は、夜です。
井上さん:「こんにちは!…」誤りに気付いて帰る身振りをしてから、井上さん:「こんばんは」と言い直し。
チグハグの銘々の由来を話した後で、井上さん:「普段は話さないから不思議」と。
アンリ君:「いつもは仲良くないんです。(笑)」 先生と生徒ですもんね。

クリスマスの思い出
井上さん:「ところで。クリスマスの話を。一部では雪の話をしただけだから」と真面目に話を振りながら、
井上さん:「ぼくの初夢は…」 アンリ君:「ちがうじゃん!」(笑)。井上さん:「靴下置いた?」と展開すると、
アンリ君:「家に大きなツリーがあって、その根本にプレゼントが置いてあったんですよ。
よくあるビール樽みたいなのにツリーが立ってて、一週間前くらいから親戚がプレゼントを置いてくれて、
一週間前からプレゼントを開けたいのを焦らされるんです」と。結構おぼっちゃまなんね、アンリ君。
それに対し、井上さん:「子供の頃クリスマスに交換プレゼントとかあって、
駄菓子屋で売っているようなイカのミリン干しを、くるんでくるんで、マトリョーシカみたいにして大きくしたら、
当たった奴が大喜びして、それを観て“してやったり”って」悪い奴だなぁ。(笑)。
井上さん:「クリスマスでドキドキした思い出っていうのが」と、子供会みたいなののクリスマス会の話を。
余興で、こよりをくわえて輪ゴムを隣りに渡していくゲームをしたときに、井上さん:「顔が近付いてドキドキしたよ。
あれが初恋。きっと」 なんてかわいいお話なのかしら、なんて騙されてはいけない。
井上さん:「世話してくれるお姉さんがいたんだけれど、クリスマスに子供と一緒にいるしかなくて、
欲求不満だったんだよ。だからあんなゲームをしたんだ」 って、なんてこと言うかなぁ、もう。

チグハグからのプレゼント
井上さん:「酒を飲まないとパーティーじゃない気がするけど、でも飲ませない」 ファン:「えー」
アンリ君:「ぼくらも飲んでない」 井上さん:「まだね…」 今日は終わったら飲みに行くぞ、ってことか?(笑)。
いろいろ話をしているうちに、井上さん:「譜面がない…(探す)…有りましたがな」何故訛る、と突っ込む間もなく、
井上さん:「ふめんね」て。 文字では分かりにくいと思いますが、“ごめんね”に掛けたボケです。っとに。
無事に譜面も見付かったところで、ライヴらしく歌う。
井上さん:「ぼくたちから最初のクリスマスプレゼントです」 と“オー マイ リトル ガール”を。
その後も“上を向いて歩こう”等を歌って、井上さん:「続けて三つも」 アンリ君:「もう三つもプレゼントが」
井上さん:「もういいよね」 あとはしゃべり倒すんか? それはそれで面白いとは思うけれど、もちろん不満だ。
ファン:「えーっ!」 井上さん:「欲張り。(笑)」 ええ、ええ。貰えるものは貰い尽くさないと!(笑)。

解散の危機?!
アンリ君:「夢かなぁ…」 と話をしているのに井上さんは聞いていず、聴き直してから、
井上さん:「いつも見るよ。朝起きてぐったり」 どんな夢を観ているんだ、それも、いつも。
アンリ君:「不吉な夢ですか?」 井上さん:「駅を二つ乗り越したり、靴を忘れたり、鍵をなくしたり…」
指折り数えるように語る井上さんの脇で、アンリ君がこけていく。そう、これはみんな、
アンリ君が現実にやったミスなんだな(昼の部参照)。 まだ続ける井上さんに、
井上さん:「手帳を…」 アンリ君:「それ以上言ったら終わりますよ!」とキレる。強気だ、アンリ君。(笑)。

メリークリスマスおおかみさん
井上さん:「これを聴いて心が綺麗にならない人は国に帰れ!」 国って何処だよ。
…あ、こういうつっこみがイカンのか…(^^;)。
いや、ほんと、この絵本は是非読んで欲しいと思う。優しい話。
2回目であっても、本当に好きなものは感動できるもので、やはり第一声が良かった。
声が好きだからというだけじゃなく。心安らぐ時間をありがとうございました。
キャラの台詞を全て担当したアンリ君:「難しいです」 井上さん:「5〜6人は居たかな」
実際の登場キャラは13匹なので、アンリ君:「あと6人(ガッツポーズ)」
一回目は3人とか言われていた気がするので、数時間で進歩してますね。

突貫工事
ここでCD告知。井上さん:「突貫工事で作りました。12月入ってから本当に大変で、何日徹夜したか」
大変だったんですね。…にしても工事? ま、細かいところは放っておこう。
井上さん:「その分、ライヴの準備がおしたんだよ。でもCDが無いことには、ねぇ」
物販で儲けないと上がりが無いとかって意味じゃないんだよね?(笑)。
井上さん:「いろいろ入ってます。アンリ君のかわいい台詞とか。…顔に似合わず…」と言われ、
アンリ君:「大丈夫。怖くはないよ」と件の台詞でかわいく反撃。井上さん:「こわっ!(笑)」と悶えるはめに。
井上さん的にツボなのか、アンリくんのソロ曲についてはどうしても突っ込みたいらしく、曲名を言うときに、
アンリ君:「ウィークリー」 井上さん:「マンション」と言っては笑う。怒れないアンリ君は困り顔。
改めて曲名を言おうとしたときに、アンリ君:「ウィークリー…」と後ろに居る井上さんを見る。
でも動かないので、アンリ君:「…ドリームです」とちゃんと言うことができた。とはいえ、
“マンション”と言わない井上さんに意外そうで、かえって落ち着かなさそうだったけれど。
井上さん:「うちのCDは繰り返し聴かないように。すり減るから」 おお、特別仕様だね。(笑)。

スーパーカスタネッター
アンリ君:「和彦さんのカスタネットはすごいよ」 カスタネットを叩く振りをする井上さん。おかしいじゃないか。
アンリ君:「16ビートを刻めますから」 井上さん:「…手が痛い」 だろうな、16ビートじゃ。(笑)。
井上さん:「カスタネットなら、どんな音でも再現できるんだよ」と豪語。井上さん:「汽車の音とか…」
で、いきなり思い出したらしく、井上さん:「999にも出てるよ。2話目だったかな。結構かっこよい役」
ファン:「ゼロニモ!」 うん、影のある色男だった。最後は死んでしまうけれど。
井上さん:「999がすごいんだよ」と言いながら、宇宙戦艦ヤマトのテーマを歌って落とし、
ゲスト出演したのは何時かという話で、井上さん:「20年前、3歳の時」 …ふ〜ん…じゃ、今23歳? ふ〜ん。
アンリ君:「すごい子役じゃないですか。天才ですよ。天才子役」 あら、そっちに突っ込むんだ、アンリ君。

格好いいだけでは居たくないの?
眠り姫だったかな?うっとり系の歌を歌った後で、井上さん:「応援するより酔わせる歌だから」と言うので、
アンリ君:「酔った、酔った」と返したら、井上さん:「うえっ」と吐く振りを。…あうううう(T−T)。
今年はどうだったかという話になって、井上さん:「僕は映画の吹き替えに恵まれました。
でもファンは友雅が良いみたいで。さっきの歌が現代版友雅って感じですかね。こう、普段から、あらゆる女に…」
とこのあたりで突っ込んで欲しかったらしいのだけれど、アンリ君に放っておかれてしまい、仕方なく自分に突っ込む井上さん。
それをアンリ君:「独りつっこみだ」と笑われると、井上さん:「僕には分かる!」と、
先出のCDに収録されているアンリ君の台詞をかっこつけて言い仕返し。アンリ君:「リベンジだ」(笑)。

プレゼントは何だろう
アンリ君:「小学校4年生のとき、聖闘士星矢のゴールドクロスが欲しくて、それ貰ったときは嬉しかった」
懐かしい…って女で思うのはアニオタの30代…ごほごほ。ファン:「誰の聖衣(クロス)?」 アンリ君:「サジタウルスです」
ファン:「おおっ」と、井上さんをさておいて盛り上がっていると、井上さん:「ついていけない。知らない。」といじける。
でもそこで逆に、ファン:「王虎!」と突っ込みが。そうよ。第33、34話で王虎役されたらしいじゃないですか。
思い出せないらしく井上さん:「だって僕らのは赤胴鈴之助時代だから」と、言い訳なのか何なのか。
井上さん:「小2のときに、枕元に自転車が置いてあって、嬉しかったなぁ」と思い出に浸りつつ、
井上さん:「今はあげることの方が多いよ。僕がサンタ」と言いながら爺さん声で語り出す。
スーザン(byすごいよ!マサルさん)かと思いきや、井上さん:「お仕置きだべぇ〜」と言って、
タイムボカンシリーズの決まり文句をいくつか披露。アンリ君:「一人タイムボカン・シリーズだ!(笑)。」
井上さん:「今のプレゼントが253弾!」 また末尾3だ(笑)。井上さん:「さっきの“お仕置きだべぇ〜”は252弾」
言い切る井上さんに対し、ファンからは疑いの声が上がる。アンリ君:「心当たりあるでしょ?」とフォローする横で
ギターの弦をギーギーと鳴らし、井上さん:「254!」って、アンリ君:「いらねーっ!」 そのとおりだ!(笑)。

短い会話いろいろ
話の流れを忘れてしまっているので、メモのまま記載します。
・井上さん:「始まって10分くらいかな」 アンリ君:「それはない。僕はそんな時間感覚してない」
・井上さん:「眼鏡かけると、若く美しい…」 ファン:「え〜?」 井上さん:「…もう言わない」
・井上さん:「笑い者にされると嬉しい。そういう趣味なの」

美しき言葉
井上さん:「あっという間におわりが…」 ファン:「え〜〜〜〜〜〜っ?!」当然の如くわく不満の声に、
ちょっと笑顔で応えてから、井上さん:「同じ時間、同じ空間に生きられるのって、すごいなぁって」
うん、確かに。時空論で考えたら4次元では取り戻せる時空も、我々三次元の生き物はどうしようもなくて、
だからこそ、何モノであったとしても出会えたことはすごいことなんだよね。良かれ悪しかれ。
井上さん:「47億年(地球の発生から?)の、たった一瞬、こうして一緒に居られるんだよ」 大切な、一瞬だね。

チグハグラー
アンコールは『chiguhagu party!』から。やっぱ好きぃ〜、この曲。
井上さん:「折角だから覚えて帰ってね」 アンリ君:「もう一回歌いたかった」 でノリノリ。
井上さん:「これでみんなもチグハグラー!」 って、嫌だよ。(笑)。
アンリ君:「中畑、前川、氷川…」 ファン:「キヨシと言えば」 アンリ君:「キヨシと言えば」
ファン:「この夜!」 アンリ君:「ツーカーだ(笑)」 見事なコール&レスポンスだわ。
わたし的にはマツキヨと行きたかったけれどね。このコミュニケーションに割ってはいるのは、この人しかいない。
井上さん:「セイントセイヤー!!」 アンリ君:「何、その振り…」 脈絡の無さはすごいわ。(笑)。
そうして、会場みんなで『きよしこの夜』を。前振りの落ち着きの無さと相反して、
アンリ君の先歌いに続けてゆったりと歌って、井上さん:「何か良いねぇ」 アンリ君:「酔っちゃった」
心癒されるようない気持ちの良い一曲でした。

さようなら。
最後はチグハグのお二人がファン一人ひとりを出口でお見送りくださいました。
2公演をこなしてお疲れでしたでしょうに、さすがのサービス精神で、笑顔。
わたしは「お疲れさまでした。ありがとうございました」とだけ言うのが精一杯。
普通のクリスマスソングと、チグハグのオリジナル曲と、ポップス曲と、
全部で何曲あったのかもちゃんと覚えていないけれど、満足のライヴでした。
単に面白いというだけでなく、心に残る言葉や雰囲気が、心に残って。
…そういえば、どこがアコギだったんだろう?(笑)。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
次のレポはもう少しちゃんと書きたいと反省しております。
楽しかったことが伝えられないのなら書く意味無いのになぁ…うう。

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