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聴耳日記SPECIAL(井上和彦さんの出演作感想記)     聴耳日記SPECIAL・目次 
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 第11弾の1
 '03.04.27 「怪盗アプリコット(PS版) 販促イベント」 第1部
        start 11:00  at 秋葉原 マークインタースペースビル3階

CONTENTS

ポスターは消耗品
気分は花道

一之瀬は記者
アプリコットはアンズ
ネタは質問
花粉は無害
配慮は大切

役は演技
B.G.M.は大切
脈絡は不明
告知は余所ネタ
サインは手書き

脳はウニ
今回は若かりし20代前半のころを思い出しまして、イベント中はメモを取らず、全部が終わってから記憶をメモに起こすという手法を取ってみました。
結果は…順番メタメタ…内容ぶっつん…。イベントに集中しようと思ってメモしなかったのに、かえって覚えなければという意識で緊張してしまいました。
何故そこでレポすること自体を諦めないのかというツッコミはわたしが自分でしておきますのでお許しくださいませ。(笑)。

ポスターは消耗品
イベントの参加条件は6月発売予定の「怪盗アプリコット・PS版」をソフマップメッセサンオーで予約した方。
最初のネット予約をまったく知らずに機を逃したわたしは、某ヤ○オクでチケを入手しました。ああ邪道…。
そうして入手したチケットは、ちょっと加工すれば偽造できそうだと思ったことは内緒。(笑)。
狭く、暗く、傍に雑巾が干してあるような(ホント)階段を登って入ったイベント会場は、その相対からか、かなり明るい一室。天井も高い。
広さを表現するのは不得手なのだけれど、40畳くらい?(訊くな!) クリーム系色の壁にはアプリコットのポスターが貼りまくられていて、
それは、このイベントが終わったら、あのポスターたちは裏紙扱いになるか捨てられるんだろうなぁと思わせるくらいの枚数でした。
段差の無いステージの向かって左にTVが置いてあり、DCが接続。CDを回してB.G.M.用に使われていましたが、PS版の販促でDCって。(笑)。

気分は花道
井上さんの登場は会場の左脇のエレベーターホールから。
客席から丸見えのところだったのに、スタンバっていらしただろうことに気付けなかったのが悔しかったり。
そこから壁沿いにステージ側に歩いていく間の歓声と嬌声に最近の人気っぷりを感じました。
本日のお衣装。濃黒緑と薄い抹茶クリーム色の、妙なウネウネ柄の長Tの上に、茶系の半そでTシャツを重ね着。下は紺ジーンズ。
残念ながら眼鏡はかけていらっしゃらず。今日はアイドル・モードか。
黄色い歓声を浴びて、井上さん:「なんか女子大に来たみたい(笑)」と言いながら、司会者さん:「いいですねぇ」
井上さん:「良いかなぁ…」と。いつもだったら素直に喜んでませんでした? 何かあったかと疑っちゃうじゃん!(笑)。

一之瀬は記者
トークの相方は発売元の方だったかしら。いかにも文科系といった感じの男性。
その司会者さんが中央に立つ井上さんから離れたステージ隅で控えめにしていると、
井上さん:「そんなに遠くに居ないで寄ってよ」 司会者さん:「お言葉にお甘えして…させていただきます」 おや?
井上さん:「なんか言葉が変じゃない?」 司会者さん:「井上さんに緊張しちゃって」 君はファンじゃないだろうが。(笑)。
司会者さん:「一之瀬は記者という役柄なわけですが、井上さんは記者になったらどんな記者になりたいですか?」
井上さん:「ひかりかな」 その汽車じゃないし、ひかりは汽車じゃないし。このボケ瞬間で予測したよ。(笑)。
井上さん:「事件があったら追っかけている…人の助手。美味しいとこ取りっ!」 自分で追わんのかい。井上さん:「芸能関係は嫌だなぁ。
誰がどうなろうとどうでもいいっていうか」などと言っていたのに、子供の頃のことで、井上さん:「小学生の頃、壁新聞とか作ったよ」
司会者さん:「どんなのでしたか?」 井上さん:「あの先生とこの先生が付き合って…って、芸能ネタじゃん!」 好きなんじゃん!(笑)。
真面目なところ。井上さん:「記者は、戦争のもそうだけど、思ったまま感情のまま伝えちゃいけないから、役者と逆だよね。
役者は感情をリアルに出す仕事だから」と、しばし黙考。井上さん:「…できないっ!(笑)。ムリ!!」

アプリコットはアンズ
井上さん:「アプリコットって何?(貼られたポスターを指しながら)この女の子の名前? 日本語で言ったらアンズ?」 ファンに訊いておいて。
井上さん:「アプリコット。アンズ。おれは知ってるよ」 知ってるじゃなくて知ったでは?(笑)。
英語のネタでは、井上さん:「一之瀬を英語で言ったら…」 司会者さん:「ワン…」 井上さん:「ワン・バック!」と、
我が意を得たりとばかりにクルリと回って背を見せる。セ、違いじゃろ!と裏手ツッコミしたかった。(笑)。
井上さん:「そんな感じで」 司会者さん:「そんな感じで」 どんな感じで?

ネタは質問
司会者さん:「一之瀬のことはこれくらいで良いでしょう」って、いいのか主催側! 発売元!(笑)。
トークのネタは事前に募集されたファンから井上さんへの質問でした。司会者さん:「では早速質問コーナーに」
井上さん:「隠し子は居ますか、とかないよね?」 いきなり、ディープな(^^;)。
司会者さん:「セクシーボイスはどうやって保っているんですか?」 井上さん:「別に(即答)」 早っっ。
井上さん:「何? 滝で、こう打たれたりとか? 手作りヨーグルトを食べてますとか?」 どっちも何とも。(笑)。
すると、井上さん:「いい声かな?」 これだけのファンを前にして言いますかい。
井上さん:「単なる鼻声なのにー」と言ってマイクを鼻に押し付けて、井上さん:「え゛ー」って。そりゃ鼻声にもなりますがな。(笑)。
井上さん:「スーザンをセクシーという人居ないよねー」 え、そんな。そうなの? スーザンはセクシーコマンドーなのに?!
最近は二枚目以外の役も演るということで。井上さん:「今回のゲームでは隠れキャラ演ってるから。おれの声だって分かって欲しいなぁ」
まだ確認できてませんが、まず間違いなく分かるという自負あり。あ、もしかして特典CDでのあの役かしらん?
井上さん:「気付いた?」 司会者さん:「いえ、まだ…」 井上さん:「発売前? ざまーみろ!!」 なんでだよっ!(笑)。

花粉は無害
いきなりですが。司会者さん:「花粉は得意ですか?」 井上さん:「え? どういう意味? 花粉の役とか?(笑)」
あるかい、そんなの。有ってもアンパンマン界かデコ・ボコ・フレンズ界か…(笑)。
井上さん:「得意って人居ないでしょ?」 いや、果樹農家さんは受粉期は花粉のプロよ。
畜産サイドでも、養蜂業者さんは花粉生産してるし。…あちゃぁ、この花粉って、何に使われてるか知らないや…。
時節柄、花粉症とのことで、井上さん:「今年から花粉症です。杉子さんはねー」 杉子さんって(笑)。
井上さん:「人間が勝手に杉ばっかり植えて、あれがいけなかったんだよね」 
いらん薀蓄。杉は成長が早く、材木目的で植樹したのだそうで。ただ、結果的には枝が張りすぎて雪害を食らったりして、
有効利用できるほど大きくするのは大変で…やっぱり花粉を撒き散らすためなのか、杉子さん…(T T)。
井上さん:「都会は特に駄目らしいね。アスファルトもいけないって」 花粉が地面吸着しないので。
井上さん:「そうだ。道路とかみんな土になればいいんだ。車もスピードが出せなくて、危なくなくなって一石二鳥!」
なんだかこう、妙に現実離れした先進思考の政治家のような…
ゲホゲホ
井上さん:「ファースト・アタックって知ってる?」 どんなでしょう? 井上さん:「医者が言ったから間違いない!」と前置きをして。
井上さん:「朝起きて最初に来るクシャミ3回、ハックション、ハックション、ハックション、がファーストアタック!」 分かり易いご説明でした。
井上さん:「でも、なんで花粉症ってなるの?」 医者に訊かなかったん? 会場から回答が。ファン:「花粉が体内に入ると粘膜なんかの…」
井上さん:「え? 何?」 ファン:「花粉が粘膜の水分を吸うと、細胞膜が膨張して破れて…」 井上さん:「普通に答えるな!」 怒るなよ。(笑)。
しかし、ご自身でツッコミつつ同じファンに、井上さん:「で、なんでなるんだって?」と再び訊く。ネタだ。 ファン:「花粉が、粘膜の水分を吸うと…」
井上さん:「だから、普通に答えるなって!」 ファン:「ボケれません!」 ファンは素人なんだから、ボケ・ツッコミの相方にしようとするなっての。(笑)。

配慮は大切
司会者さん:「今までの役で一番印象に残っているのは何ですか?」 井上さん:「やっぱり009とか。
009の前にギンガイザーっていうのをやっていたけど…」 ぷっ。あ、失礼。この作品については『いままでの聴耳日記VOL..4』参照で。
井上さん:「あと、オイ、シンボ! とか」 は? 井上さん:「オイ、シンボ!」 は?? ファンの反応が鈍いため、
痺れを切らしたように、井上さん:「美味しんぼだよっ!」と。 ああ!(ポン。) このメーカー配慮は本気で分からなかったです。
井上さん:「009では石ノ森先生に仕込まれました。最近もキカイダーの音響、アフレコ監督やって、その後にいろいろやるようになって。
(仕事面の)切り替えのときはいつも石ノ森先生なんだよね」 しみじみ。 石ノ森先生とのことについては『サイボーグ009コンプリートブック』がお勧め。

役は演技
司会者さん:「このアプリコットの一之瀬みたいな、そのときだけ演じるのと、TVアニメみたいにずっと演じていくのと、心構えとか違いますか?」
井上さん:「そんなのはないよ。役に成りきるってとこは、みんな一緒だから。アニメでも、25話目に死ぬ役だからって、特に印象付けようとかしないよ」 
司会者さん:「役作りって、どうされるんですか?」 井上さん:「細胞分裂して役に成りきる」と、膝のあたりから手を上にあげていきながら、
井上さん:「グーッと細胞を変えていくの。(笑)」 井上さん:「そうやってかっこ良い役とかになって、マイクの前で役のときはビシッとやって、
待っているときはダラダラしてる。…信じないでね(笑)」 ってことは、マイクから離れてもかっこ良いまま?(笑)。
井上さん:「でも3分かな」 何が? 井上さん:「かっこ良い役は3分が限度」 短かっ。制限時間付き二枚目なのね。
井上さん:「ウルトラマンみたいに、ピコーン、ピコーンって(笑)」 長台詞ダメじゃん(笑)。井上さん:「3分は大袈裟だけど、3時間くらいしか持たなくて、
4時間とか5時間になってくると、キャラが変わってきちゃったり…」 冗談だというのは、その半笑いの表情で分かりますけどね。(笑)。
井上さん:「山岡士郎は最初はなかなか掴めなくて大変だったよ」 これはちょっと意外。当時、井上さんってまんま山岡だって…。
井上さん:「監督さんから普段の自分を出すように言われて、でも、嫌じゃない? 自分を表に出すのって」 ああ、それは確かに。
井上さん:「自分の持っている役のイメージと監督さんに求められているものと合わなくて、かっこ良すぎるって言われて。
4話目くらいまで馴染まなかったよ」 演じるってことの難しさでしょうか。少しばかり真面目な流れだなぁと思っていたら、
井上さん:「今日、なんか真面目だなぁ。真面目だと思われなくないんだけど。掴みどころの無いヤツ、常に予想外でいたい」と、ニヤリ。
かなりの確立で成功していると思われますです。はい。井上さんのトークは謎が多いですから。

B.G.M.は大切
話が微妙に切れたときに、丁度B.G.M.が寂しげなものになってきて、井上さん:「曲に合わせて滅入っちゃった…」
司会者さん:「曲、変えましょう」と、接続されたDCを操作したら、意に反して曲が止まってしまった(^^;)。

今年は30周年
いきなり間違える。井上さん:「今年はデビュー80周年…」 最長齢っすねっ。(笑)。井上さん:「ナチュラルにボケてる(笑)」 ああ、まあ、ほのぼのと。
年もそこまいったら、井上さん:「かわいいって言われたいな。それしか残ってないから。(笑)」 可愛いらしいじいちゃん、いいじゃないっすか。

脈絡は不明
話の起承転結が不明なものをいくつか。
井上さん:「勝負パンツは毎日じゃダメでしょ? 『使い古しの勝負パンツだけど』って(笑)」 …これ、役に成りきるどうこうの話の中だった気がする。
お次。井上さんのお友達の話。 井上さん:「知り合いで、常にノーネクタイのやつが居るんだけど、結婚式でもミッキーマウスのトレーナー着てるような」 
その方が何かでネクタイをしてらしたのだとか。井上さん:「ネクタイって首が窮屈で。男にしか分からないと思うけど、
ネクタイってのは咽喉仏に当たるんだよ。蝶ネクタイだとなおさら」 想像して苦しくなってみたり。(笑)。
もういっちょ。井上さん:「最近ときめくこと多くて。片想いだけどね。手を出すと問題になってしまうから」 これ一番前後不明だわ。

告知は余所ネタ
司会者さん:「これからのご予定などは?」 井上さん:「NARUTO、そろそろ出番です。まだ録ってないけど、もう少しで出るから」 わーいっvv。
井上さん:「そこまでは観なくてもいいから(笑)」 こらこら。 井上さん:「6月の7日から8日に、某関係のイベントやります。
今までもいろいろやってるけど、おれがやるんだから、サプライズをね」 この言葉に嘘が無いことは実証済み。ま、そのあたりはまたそちらで。

サインは手書き
そろそろ締めに。司会者さん:「それではそろそろトークの方は終わりまして。井上さん、最後に何か」
井上さん:「井上和彦を、井上和彦を!井上和彦を!! よろしくお願いします」 選挙カーのアナウンスのやう。
サインはその場で書いてくださるのかと思っていたら、井上さんの掲げた色紙を見たら、既に書いてあり、
井上さん:「サインは印刷じゃないからね。さっき一所懸命書いたから」と。念押ししとかないとね。疑われちゃうから。
前方の席のファンから順番に前に出て、サインが書かれた色紙を受け取り握手をしてもらえるとのこと。
このときにプレゼントも手渡しできるため、それらは渡される色紙が置いてある机に積まれていくんですが、その山の中に気になるものが…。
わたしは自分の番を待って並んでいるときにそれが目に入ってきて、思わず、わし:「飲みかけ茶…?」こんなの贈ったファンが居るの?!と。
いや、それは勘違いで。井上さんがトーク中に飲んでいたのだと気付いたときには時既に遅し。声のでかいわたしのこと、しっかりと聞き取られてしまい、井上さんから『んな訳あるかい』な視線をいただきました。…何故、普通のファンでいられないんだ、わし…(--;)。
ま、そんなこんなで。いただいた色紙には一之瀬のバストショットのイラスト付き。
先に井上さんがおっしゃっていたので、ちゃんと手書きかどうか確認するのはお約束ってことで。(笑)。

そうして一旦会場から離れ、次の回までの空きに昼食を取ることに。午後の部はまた改めて。

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