皇居、赤坂御苑 勤労奉仕団での話し


06/3 天皇陛下がお手植えされる水田を見学


皇居には、過去に、「はとバス」で二度ほど訪れ、島倉千代子の「東京だよおっ母さん」ではありませんが、二重橋の前で記念撮影をした記憶があります。
今回は、皇居、赤坂御苑の勤労奉仕団の一員として参りました。
奉仕は、四日間で、AM8:30〜PM3:30のほぼ一日、皇居、赤坂御苑の草取り、落ち葉の片づけ等が主な仕事です。
場所が場所だけに、前もって参加者の名前、生年月日、職業、住所等を宮内庁に申請して、許可を受けての奉仕となります。
入退場時には、皇宮警察官のチェツクもあり、奉仕中は、カメラはもちろんのこと、カメラ付き携帯電話も、持ち込み禁止になっています。
ですから、このページに掲載しましたスケツチも、休憩場所の窓明館等で描いたものです。
いろいろ規制はありましたが、そこは実年パワー、特に女性は元気いっぱい。。。(疲れをしらない女の方々には・・・脱帽)
赤坂御苑で女性群は、ラッキーにも、黒田清子様にお目にかかれ、少女のごとく大騒ぎでした。
京都御所での奉仕活動もそうなのですが、このような機会でないと、なかなか皇居の中など見学出来ません。
広大な皇居内の移動で、ちょつと疲れましたが、良い体験をさせて頂きました。
★写真は皇居での記念撮影と、
4泊5日の奉仕の旅でお世話になった信南観光バスです。




天皇陛下がお田植えをされる水田。
お田植え風景が、テレビで放映されますが、
広さは70坪ほどで、田の字に畦が作られています。




赤坂御苑の桑畑家とビニールハウス
女性は草取り、男性はビニールハウスの張り替え。
桑畑でつみ取られた桑は、皇居内の紅葉山の
ご養蚕所で利用されるそうです。




奉仕の最終日、皇宮警察音楽隊の演奏を
皇居内の窓明館(休憩所)にて鑑賞しました。

勤労奉仕では、女性は、頭には手ぬぐい、白い割烹着姿です。



窓明館の売店でお土産に求めた
菊のご紋入りチョコレート。
しっかりとした、堅い出来上がりですので、
くれぐれも、歯には気をつけてください・・・




06/3 『赤坂御苑』で、日本の原風景に出会う

桑畑の前に置かれたリヤカー。
日当たりの良い土手にはフキノトウ。
空き地には農機具をいれるビニールハウス。
こんな風景、ちょつと前まで、日本の農村では、どこにでも見られましたよね。
それが東京のど真ん中にあるのです。
場所は、皇居勤労奉仕で訪れた『赤坂御苑』。
まさに、日本の原風景といったものに遭遇したのです。

昨年、京都御所の松の木の根元で、キノコの群生を発見した時、とてもビックリしたのですが、『赤坂御苑』での、農村風景の発見?これも、大ビックリでした。。。
『赤坂御苑』の桑(上のスケッチ画)は、皇居内の紅葉山のご養蚕所で利用されるそうです。
皇后美智子様が、実際に、お蚕を お手に取られ、養蚕されておられると思うと、何んだか不思議な気持ちになります。
かって、全国一、二をあらそう養蚕県といわれた信州でも、養蚕農家は少なくなり、お蚕を見たり、触ったりすることも出来なくなりつつあります。
将来、日本で、養蚕風景を見られるのは皇居だけ・・・になってしまうのでしょうか。。。

★上記の文章中に、敬語の使い方等に、不行き届きの点がございましたら、謹んで深くお詫び申し上げます



赤坂御苑の日当たりの良い
土手には、フキノトウの群生が


06/3 皇居奉仕の帰りに『おばあちゃんの原宿』へ寄る

皇居での御奉仕の帰りに立ち寄った『巣鴨地蔵通り商店街』は、ちょうど、巣鴨の縁日と云うこともあり、
街中、「おばあちゃん」、「おばあちゃん」、「おばあちゃん」で満ちあふれておりました。
さすが、「おばあちゃんの原宿」と言われるだけの事はありますよね。。。
お上りさんが、ボーっと歩いていますと、「ちょつと、ちょつと、じゃまだよ!」と、「おばあちゃん」から、注意されそうな雰囲気の街です。(気をつけなくっちゃ・・・)

これからの日本、少子化で、若者の消費は当てにできません!!!
全国各地で、巣鴨地蔵通り商店街のように、「元気なおばあちゃん」の消費力をターゲットにした、商店街が増えてくるかもしれませんよ。

日本の将来の消費動向?・・・に想いを馳せながら、私は、地蔵通り名物の甘酒を片手に、「おばあちゃんの原宿」を後にしたのであります。


巣鴨地蔵通り商店街


名物の甘酒は、あっさりしたお味です。