「大気に眠る大いなる力よ、全てを打ち倒す嵐となれ・・・」
マーシャは苦しそうに顔をゆがめながら最後のコトバを口にした。
「ウィンドストーム!!」

ゴゴゴゴゴツ!!!

大きな音をたてながら洞窟の中にうねる様な強い風が通りすぎる。
風は4人を覆う闇の煙を取り除いた。

しかし、モンスターの闇の煙は取り除く事が出来ない。
モンスターは赤い瞳をギラつかせながら、風の魔法で消えた煙を体から発生し始めている。

「本体の煙は取り除く事が出来ないようだな」
カズイは苦しそうにゆっくりと呟く。
「煙じゃ、オレ達の剣は通用しない。・・・なにか他の手を・・・」
リョウはモンスターを睨み付けながら、ある事を思いついた。





もう一度、風の魔法を使ってみよう

光の魔法を使ってみよう

ダークスモーク


ヤメル