「この・・・ひと」 白だけがある部屋のベットに女性は座っていた。 ただ一つある窓からは歩道を歩く人々の賑やかな笑い声が聞こえる。 その窓から心地よい風が、揺れるカーテンの隙間から入りベットの上に座り雑誌を見ている女性の長いしなやかな黒髪を揺らした。 「この人は・・・」