□ scene1 □


日本、東京都渋谷にレンガを積み上げたヨーロッパ風の建築物があった。
-GOD EYES-ユリアス達の占いの館である。
初夏の青空の下、ユリアスは両開きの窓ガラスを開き大きく深呼吸した。
初夏のさわやかな風が吹き、ユリアスの長い髪を揺らす。
ユリアスは日差しのに黒と紫の瞳を細めた。
「気持ちいい。今日は占いをおやすみにして、どこかへ行きたいね」
「時には気分を変えるのも必要かも知れませんね」
そう言いながらシキはユリアスに淡い青と緑の瞳で微笑んだ。

-----ゴトッ------

何かが倒れる音と共に、ドアベルの音が鳴り玄関の扉が開いた。
ユリアス達が駆けつけてみると、そこには黄金の髪の17.8歳の青年が倒れている。
ユリアスはシキに向かい頷くと、シキは何も言わずにぐったりとしている青年を抱き上げ、部屋へ歩き出した。

 

-scene2-

-prologue-

-back-