|
「さすがに一人じゃ辛いかな・・・」
青年を空へ還した光景を見つめていた他のモノ達がイチハへ助けを求める。
学生会室から続いた廊下に佇むモノ達の最後の一人を空へ還した瞬間、イチハは何かの気配を感じ
取った。
今までとは全く異なる気配。
ゾクリとする今まで感じたことのない不気味に冷たい気配にイチハは立ち止まる。
そして、廊下の先に蠢くモノを見つめる。
廊下の闇よりも深い闇色の影。
暗黒の影。
その気配に引きずられるように白い影がポツリポツリと現れる。
「・・・校内に沢山の霊が集まるのはアレが元凶か」
イチハはその黒い影の姿を追った。
|