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イチハはゆっくりと瞳を開く。
そこは太陽の光が差し込む学生会室。
「・・・あ・・れ?」
優しい日差しが差し込み、学生会室の会長席を照らす。
白いカーテンが柔らかな風を受けてゆっくりと揺れる。
「・・・先輩っ、どう・・・し・・て」
イチハはその言葉に声のする方へ振り向いた。
そこには、副会長のヒカリが寂しそうに佇んでいた。
普段の活発な表情はなく、瞳には涙をためて今にも泣き出しそう表情をしている。
「・・・どうして・・・こんな事に」
その言葉は呟くと、ヒカリの瞳から一筋の涙が零れた。
「ヒカリくん? どうしたの?」
イチハはゆっくりとヒカリに近づいた。
「・・・壱羽先輩・・・死んでしまうなんて」
イチハはヒカリの言葉に凍り付く。
「・・・・死・・んだ?」
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