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「・・・変な奴ら」

イチハは新しく学生会室に現れた二人を見ながら呟く。

今まで見てきた学生会長達とは明らかに異なる二人。

独裁者の様な態度ながらも学生達を惹きつける力を持つ会長、白倉陽一
常に冷静沈着な態度で会長を補佐する副会長、弓木隆峰

学生達には慕われ絶大な人気を誇り、教員達に信頼がある。
学生会室には毎日のように一般の学生や教員達が現れ、楽しそうに会話をしていく。

イチハの前を通り過ぎていく穏やかな日常の風景。
季節はあの時と同じ季節に変わっていた。

穏やかな秋の太陽が足早に去っていく。
空は茜色に染まり、校舎の影が大きな影を作る。
誰もいなくなった校舎。
ただ、学生会室を除いて。

学生会室には退屈そうにしている白倉と本を片手に読んでいる弓木。
そして、その光景を見つめるイチハ。

「さて、時間だな」

その白倉の言葉に弓木は本を閉じ、腕時計を見つめた。

「あぁ、そろそろだ。この時間帯に目撃情報が集中しているからな」

二人は立ち上がり、学生会室の扉を大きく開いた。

 

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