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次の日の放課後
空は暗く厚い雲が覆い隠していた。
遠くで雷鳴が響く。
沢村は学校の資料室へ足を運んでいた。
資料室には沢山の学校に関する資料が並び、この清陽学院高等学校で学んだ全学生達の資料も並んでいる。
沢村は学生達の資料の中から、歴代の学生会役員名簿に目を通していた。
「学生会室に入れるのは学生会役員の学生達。・・・学生会役員名簿を調べれば、きっと何かが・・・・!!」
沢山の名前が並ぶ名簿の中に一人の名前を見つけ、ゆっくりと呟く。
「1982年度学生会会長・・・大堂寺壱羽」
沢村は学生会役員資料の隣にある卒業文集を見つめる。
「・・・1982年度・・卒業文集・・・見つけた」
1982年度の卒業文集をパラパラと捲る。
そして、そこに書かれていた一行の短な文章を見つめる。
「『学生会会長、大堂寺壱羽に・・・祈りを込めて・・・』・・・これって・・・」
「彼、大堂寺壱羽は在校中に校舎内のある事故で亡くなっています」
その言葉に沢村は声のする方へ振り向いた。
「・・・みんな」
そこには日下部他、清瀬、夕凪の姿があった。
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