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「・・・あれ?」
沢村の視線の先には、真っ白な天井。
微かに消毒の匂いもする。
沢村はゆっくりと起き上がった。
次の瞬間、背中に痛みが走る。
「・・・っう」
「先生、大丈夫ですか?」
その言葉に痛みを堪えながらも視線を向ける。
そこには、心配そうに見つめる3人の姿。
「・・・あぁ、大丈夫だよ。それよりも影はどうなったの?」
「とりあえずお帰り頂いた」
「・・・?それって日下部くんが出した剣で除霊したって事?」
その言葉に日下部は言葉を返す。
「いや、あの時は応急処置としてその場から散らしただけ」
「また明日になれば白い影達は同じ事を繰り返す」
夕凪が少し寂しげにポツリと呟いた。
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