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「・・・なっ!なん・・だよ。それ」
ミヅキの言葉にミキヤの言葉が止まる。
「おいおい、お前ら何こんな所で深刻そうな顔してんだよ?」
その言葉にヒサトとミキヤが振り向く。
そこには、優しく微笑んでいる神矢の姿があった。
「ナオ・・・いや、神矢。BLUE SPIRITは本日を以て解散する事にするよ」
「・・・え?・・・本気か?」
「あぁ。神矢がいなくなって、僕とヒサトが抜けるのに
BLUE SPIRITを存続しても意味がないでしょ」
「まぁ・・・そうだけど・・・」
ミヅキはミキヤの方へ振り向く。
「これ以上、BLUE SPIRITの名を汚されたくないからね」
「・・・勝手にしろっ」
ミヅキの言葉にミキヤは小さく呟くと、それ以上は何も言わず去っていった。
ヒサトはそのミキヤの姿を見ながら、呟く。
「結構あっけないな。人気バンドも崩壊は簡単だって事か。
・・・バンドってこんなものなのか」
「snow jewelはどう?」
突然の言葉にミヅキとヒサト、そして神矢までが振り向いた。
そこには、ユキの姿があった。
「今snow jewelはドラムとベース担当募集中」
その言葉にミヅキは嬉しそうに微笑んだ。
「・・・ありがとう。でも、少しだけ時間をくれないか?」
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