□ scene8 □


「・・・・ソフィア・・さん?」

屋敷の部屋の中にいたミカエルは何かを感じたように小さく呟く。
サタンは陽が落ち暗くなり始めている窓の外を見つめている。

「・・・・何かが起きたようだな」
「・・・えぇ」

次の瞬間、部屋の扉をノックする音。

「・・・グラハムです」

その言葉にミカエルは部屋の扉を開ける。
目の前にいるグラハムは少し動揺し落ちつかない。

「ソフィアを・・・娘を知らないですか?」
「・・・どうかされたのですか?」
「・・・帰って来ないのです。遠乗りに出かけたまま・・・」

「ミカエル」

ミカエルはサタンの言葉に小さく頷く。

「グラハムさん。私達が外へ探しに行きます。貴方はここへ残っていて下さい。
 ソフィアさんが一人帰ってきても安心出来るように」
「ですが・・・」

ミカエルはグラハムに向かい、優しく微笑んだ。

「馬を二頭借りて行きます」

 

-scene9-

-scene7-

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