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ミカエル達は馬を見事に操り暗闇の森の中を駆けていく。
暗闇の中を疾走する二頭の馬は暫く森の中を走り、ある場所で足を止めた。
「・・・ソフィアさん」
ミカエルが見つめるその先に、ソフィアは意識を失ったまま横たわっていた。
その側にはソフィアの馬が佇んでいる。
サタンとミカエルは馬から降りてソフィアに近づく。
ソフィアの馬はソフィアを守る様に二人の前へ歩み出るが、二人の姿を見つめ道を開けるように横へ移動する。
サタンはそっとソフィアを抱きかかえた。
ミカエルはソフィアの馬を優しく撫でながら呟く。
「主人を守っていてくれたのですね。ありがとう」
馬は抱きかかえられながらサタンの馬へ乗せられたソフィアを心配そうに見つめている。
「心配はいりません。ソフィアさんは大丈夫ですよ」
ミカエルは蒼い瞳を細め優しく微笑んだ。
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