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15/10/28  不如帰(ホトトギス) No910

【絵 手 紙】
「鳴かぬなら ○○○ ホトトギス」と云う歌がありますね。
これは、戦国時代の武将の信長、秀吉、家康さんが、もしも、○○○部分を詠んだとしたら、それぞれ、どう詠むのだろうか?
家康さんなら、〈鳴くまで待とう〉。秀吉さんは、〈鳴かせてみせよう〉。信長さんの場合は〈殺してしまえ〉ではないかと、後世の人が、三人の武将の性格に合わせ、詠んだものだそうです。

その「ホトトギス」って、どんな鳥なのでしょうかね?
ネットで調べて見ますと、ウグイスなどに「託卵」する事で有名な鳥だそうです。
この育児放棄にも近い習性のホトトギスに対し、過激な性格!?の信長さんなら、どんなコメントをされるのでしょうか。少々怖いですが、、聞いて見たい気もします!
そんな「ホトトギス」の名前がつきました花が、この秋も、わが家の庭先で咲きました。
鳥のホトトギスにも負けず、個性的な花で、特に、サイケデリックな花柄、形状が面白く、絵手紙にして見ました。

「 ホトトギス」

15/10/19  土壁の蔵のある街道 No909

快晴に恵まれた秋の日の一日、伊那市髙遠町のJAのすぐ側にあります土壁の蔵が連なる街道にて、スケツチ会があり、参加させて頂ました。
南信州で、これだけ、沢山の土壁の蔵のある通りは、珍しいのではないでしょうか!

街道沿いにお住まいの髙遠町の住民の方々の、蔵を始めてとする景観に対する思い入れが、こんな、どこか懐かしい風景を、今に残しているのでしょうね。
これも、信州髙遠の魅力の一つかな!


スケッチ会の途中に立ち寄った信州髙遠美術館。
喫茶室より秋の髙遠湖を望む。

15/10/17  下条村の向こうを張って? No908


弓道場の安土(あづち)の屋根を、
ローラーやハケを使って、ペンキ塗り。


最近、長野県下條村で行われています村民総出の『道普請』(みちぶしん)が、全国的に注目を浴びているそうです。(下條村は、俳優・峰竜太さんの出身地です)

道普請の内容は、村民が勤労奉仕として、身の回りの生活道路に生コンを打ったり、採石を敷いたりする整備作業をし、村は、その事業に必要な材料を提供します。その結果、村は、財政的な支出が少なくてすみ、大きな効果が得られているというのです。

私の住んでいます駒ヶ根市でも、一年に一度、住民による河川清掃が行われていますが、奉仕の充実度が大分違うようです。

まっ、そんな中、下條村の『道普請』の向こうを張ってではありませんが、 私の所属しています『志峰館弓友会塩澤道場』でも、会員による安土(あづち)の整備作業が行われました。
内容は、安土のトタン屋根のペンキ塗り作業です。

この弓道場は、公立の弓道場ではありませんので、自分たちで出来る事は、自分たちで・・・をモットーに管理されています。
今回のペンキ塗り作業も、足場の組み立て、サンダーでの錆び落とし、ハケやローラーを使っての塗装作業は、全て会員の手によって行われました。

私も微力ながらお手伝いさせて頂ましたが、「にっぽん縦断 こころ旅」の 俳優・「火野正平さん」ではありませんが、高い所が苦手の私。。。
少々腰が引け気味でしたが、何とかお役に立てたかな!?

それにしても、下条村の住民の方々は偉い!!


高い足場の上での作業は気をつけて・・・


「志峰館弓友会塩澤道場」の射場


安土(あづち)の屋根の上に枝を張った柿の木 秋だな~

15/10/14  珍しくなった「ワラボッチ」 No907

今週は、メタボ解消のため通っています近所のトレーニングジムが、リフォームの為臨時休業中。
家でゴロゴロしていてもと、久しぶりに家の周辺を散歩致しました。

秋の田は、稲の収穫時期と云う事で、あちこちで、稲の刈り取りをする「コンバイン」が忙しく動き回っているのが見受けられます。

このコンバインが導入されましてから、秋の田の風景が、以前とは劇的に変わったようです。

一つは、一家総出で稲刈りの作業をしていたものが、コンバイン一台で、刈り取りから脱穀までの全ての作業を行ってしまうのです。
さらに、脱穀されました「稲ワラ」は、跡形もなくコナゴナに粉砕され、稲ワラを干す姿は、めったに、お目にかかれなくなりました。。

そんな時代、散歩途中で、写真のような「ワラボッチ」を発見!
何んだか懐かしく、また、嬉しくなってしまいました。
この稲ワラは、野菜や庭木の防寒や、正月飾りなどのワラ細工に利用されるのでしょうかね?!
ジムでの筋肉トレーニングも良いけれど、天気の良い日には、外に出よう!!と思った楽しい散歩でありました。


ワラボッチと秋空  駒ヶ根市南割にて

15/1011  信州伊那高遠の四季展
-信州伊那アルプス街道を描こう-
No906


ただいま、伊那市にて『信州伊那高遠の四季展』が開催されています。
上は、私の出品致しました
坂のある街(展示場・カンテンパパホール)
雪降り後の髙遠町の青空が、とても印象的でした・・・


15/10/4  松茸 大豊作! No905

今年は、松茸が、近年まれにみる大豊作なのだそうです。
県内の下伊那郡喬木村では、学校給食に松茸ご飯が登場したとか・・・
そんな状況下、私も、高嶺の花の 松茸を、ゲットしたのです!
場所は、松林の中ではなく、水彩画の勉強会で訪れたカルチャーセンターの受付なのです。
日頃、パンフレットなどが置かれているカウンターの上に、立派な松茸が入ったパックがズラリと並べられているのです。
地元の松茸生産者からの委託販売なのか、水彩画仲間のご婦人のお話では、市価の半額ぐらいのお値段のようなのです。。
「お値打ちだ!」「お値打ちだ!」と云う熱気につられてか、つい、私も大小二本入りの松茸パックを購入したのであります。
でっ、その日の水彩画の勉強会はと云いますと、松茸が気になり、集中力欠如の私でした。
それにしても、どうしてこんなに、松茸は、人を熱くするのでしょうね。。。
エノキだって、シイタケだって、同じキノコなのに・・・




【今日の一枚】

初秋の伊那街道 伊那部宿 F6号

15/10/1  ご飯の友 しその実 No904

今年も、庭の片隅の『しそ』に、ギッシリと実が付きました。
早速、茎から小さな実をはがし、奥さんが、『しその実の醤油煮』を作る。
温か~いご飯に乗せて頂きますと、口の中に『しそ』の香りが広がり、また、独特のコリコリ、プチプチ感がたまりません!
わが家にとっては、秋には無くてはならない『ご飯の友』です。

この『しそ』は、もう、二十数年前から、わが家の庭に、毎年、植えもしないのに、自然と生えて来るのです。
秋に、こぼれ落ちた『しそ』の種が、翌年の春、新たな芽を出す。そんな繰り返しが、わが家の小さな庭で行われているのかと思いますと、自然の不思議さを、感ぜざるを得ません。


『しそ』の実を収穫するのは、
私のお仕事!

ご飯の友 「しその実の醤油煮」
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