タロット占い講座


[ 第22回 ]

逆位置が出ると混乱してしまう

逆位置のカードが出たときわけがわからなくなってしまいます。

そういう人もいます。ならば、逆位置を見なければいいのです。私は、逆位置については占い結果の中ではほとんど触れません。場合によっては、正位置であろうと逆位置の意味で解釈するときもあります。

占いをするときに犯しやすい大きな過ちとして、占い方法やカードの意味などにとらわれすぎて、対象となる「人間」や「問題自体」を見ることを忘れてしまうことです。逆位置などに気を取られて混乱してしまうのも、そういった悪いケースのひとつでしょう。カードが示す意味などはあくまでヒントに過ぎません。そして、答えを導き出すのは、占い師の知識や思考ではないのです。カードの示すヒントから、この大宇宙の巨大な知識の泉のデータベースにアクセスし、そこから必要な情報を引き出してくるだけなのです。

むずかしいことを言っているようですが、これは日常生活で極当たり前に行われていることに過ぎません。ヒントを導き出すのはカードでなくても、目の前の机やコーヒーカップ、鉛筆やナイフなど、身の回りにあるものすべてを利用することが出来ます。むしろ、それらすべてのものが、常に何らかのメッセージを、われわれに与えてくれているとさえ考えることも出来ます。

ふと目にとまった絵葉書の写真を見て、旅行に出かけたいと思うこともあるでしょう。それが、絵葉書の示した「旅行に出かけなさい」というメッセージです。そういうことは、誰でも経験があるでしょう。占い師の役目は、そういった、普段は見過ごしてしまいがちなメッセージを、見過ごさずに、きちんと言葉にして相談者に伝えることです。

人との出会いも、1枚のめくられたカードや、目の前にあった絵葉書のように、必ず何かのメッセージを持っています。そういったメッセージの中でも、人との出会いは特に重要なメッセージをわれわれに与えてくれるものです。久しぶりに友人からかかってきた電話や、間違って送られてきたメールなどにも注意してみましょう。

どんな小さな出会いであっても、そこにはあなたにとって必要なメッセージが必ず隠されています。人との出会いは、大切にしたいですね。


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