タロット占い講座


[ 第28回 ]

タロットは鏡像か実像か

もしタロットが自分を映し出す鏡なら、本人の意向が強ければ強いほど本人の望む結果を示すのではないか?

タロットが鏡であるなら、もしかしたら、実はその逆で、私たちがタロットを映し出す鏡でもあるかもしれない。そんなふうに思いませんか。

自分が鏡であるなら、「本人の意向が強ければ強いほど」カードが示した結果に自分を合わせてしまう。結果を見て後からそれを自分の中に「反映」したにもかかわらず、もうそのときには、既にずっと前からカードが示した結果が自分の中にあったように感じる。だから、自分の意向をカードが示してくれたのだと錯覚してしまう。

なぜこのような事が起きるのかというと、そもそも時間の概念というのは、人間の認識の問題であって、実際には、過去も現在も未来も、全て同じ世界の中に同時に存在している。だから、カードが示した結果が先で、自分がそれに合わせたのが後だと思っても、実は、自分の意向もカードによって示される前から既に存在していた、というわけです。

私たちは、常に時間を、過去から未来へと感じることしかできませんが、もしかしたら、時間の流れは未来から過去へと進んでいるという事もあるかもしれません。想像できますか?

はたしてこれは、単なる概念上の問題なのか。事実はどうであれ、いろんな可能性を想像してみるのは自由です。


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