タロット占い講座


[ 第18回 ]

クレセント ムーン スプレッド

今回ご紹介するのは、「クレセント ムーン スプレッド (The Crescent Moon Spread)」です。漢字で書くと、「三日月型展開法」となります。

内容的にはスリー カード リーディングなどと同じように過去、現在、未来といった時間の流れを見て行く占い方法なのですが、満ちたり欠けたりと常に変化し続ける月のイメージの中に現実の出来事を映し出すかのように、魔術的な効果も期待できる占い方です。月をイメージすることで占い結果に神秘的な影響も増すことになるでしょう。

展開法

カードを良くシャッフルしたら6枚のカードをめくり、下から順番に三日月型に並べます。

展開図

解釈のしかた

Card1: 遠い過去の出来事
Card2: 近い過去の出来事
Card3: 昨日の出来事
Card4: 今日の出来事
Card5: 明日の出来事
Card6: 最終結果

*応用例

他にも、時間の対応を必要に応じて変えながら自由に活用してみてください。ただし、どのような時間の対応を用いるかは、カードをめくる前に決めておきます。下記はその一例です。

Card1: 1年前の出来事
Card2: 半年前の出来事
Card3: 先月の出来事
Card4: 今月の出来事
Card5: 来月の出来事
Card6: 最終結果・年末

どのような内容を占うのに適しているか

しばらく続いていた状況や関係が今後どうなって行くのかという問いに答えます。特に、最近になって変化が現れてきた場合などに、次に起る変化などを予測するにはちょうど良い展開法だと思います。単に未来を予言するだけでなく、過去からの関係を見極めることもポイントになっています。恋や仕事に行き詰まりを感じた時にこの展開法を使ってみてはいかがでしょうか。

同じような内容を占う展開法は「スリーカードリーディング」のように、他にもいろいろとありますが、好みや気分で好きなものを選んでもいいと思います。シンプルな展開法ですが、月の持つ神秘的な雰囲気がとても良い感じですよね。「ホースシュースプレッド」の日常的な雰囲気とは対照的です。たかが展開法といわずに、そうしたイメージも大切にしたいですね。

占いの実例


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